凱旋した男
代行にやってまいりましたー。
早速、HDくんから報告がありました。
「今夜からMnさんが復活!」
「とうとう来たか」
そう思いました。
「何かが始まるな」
そう思いました。
Mn氏。
トラブルメーカーです。
陰口大明神。
カレの陰口は何故か5分後には本人の耳に入ります。
ドップラー効果?
しかも、陰口を発するときの口臭がヒドイ。
特に勢い余って欲情したときは何故かニオイも倍増です。
口臭欲情。
玉ねぎが腐って、馬糞と程よくブレンドしたニオイです。
幻の黄金比率。
マスターブレンダー。
ニオイが弱点のオレは、顔を見ただけで空ゲロ3発当たり前。
体調によっては5発も可能です。
オレの口臭ダイエット週間が始まりました。
仕事の帰りがけ。
わざわざオレを待ってました。Mn氏。
寒空の中、一生懸命オレの愛車の窓についている氷を削ってます。
お抱え運転手みたいです。
「いやあ、来ちゃった」Mn氏
「しばらく人間不信でねえー」Mn氏
来られなくなったのも、人間不信になったのもすべて自分の陰口が発端です。
「あのね、H氏なんだけど、無線でケイチーに怒られちゃって、気分が良かったなあー」Mn氏
早速始まりました。
核のスイッチが入りました。
「あの野郎、自分の運転する客車を乱暴に扱って発進してったからケイチーに怒られてたの。社長もね『あいつはクビだ』って言ってた」Mn氏
天敵のH氏をロックオンしてます。
こんな陰口をずーーーーーーーーっと話してます。
オレ、帰れないの。
マイナス気温の中、奥歯をガタガタいわせながら立ちんぼを食らってます。
(バディのHDくんはもう家に着いたんだろーーーなーーー)薄れゆく意識の中で回想するオレ
「み、Mnさん、お、オレ寒くて死んじゃいそう・・・・」オレ
「ああ、とりあえずそんなことで」Mn氏
かなり物足りなさそうのMn氏。
半年前にそうであったように、内股の小走りで待機場入り口にチェーンをかけに行きました。
震えながらクルマのドアを開けるオレ。
乗り込んだ愛車の中はすでに暖機完了で、ドバイのような熱気が立ち込めていました。
行ったことないけど。




