M氏のバディはシャクレ
代行です。
日曜日です。
日曜日は基本的にヒマなので従業員も最小限のメンバーでこなします。
ああ、それなのに。
来ちゃいました。
シャーーーーーック!
M氏の新しい彼女。シャクレた彼女。
もう、M氏専属の随伴車ドライバーに昇格しました。
M氏よりも待機場に来てました。
M氏は定時から10分も遅刻・・・。
オレはバディのHDくんと、ヒマな時間を見つけて弁当を食べてました。
すると、M氏とシャックの乗った2号車がスルスルと近づいてきました。
「あのさー」M氏
「ん?」オレ
「ヴィトンのバッグを安く買えるところ知らない?」M氏
どうやらシャックにタカられているようです。
稼ぎを根こそぎ奪われるようです。
「中古でもいいならヤフオクだね」オレ
シャックの目が輝いてます。
オレのことばに
「へーーーー」
「そうなんだーーー」とか反応してます。
「じゃあ、ヤフオクのアドレスを教えてーーー」M氏
「わかった」オレ
早速アドレスをメールに添付してあげました。
「12号車!」インチキ
「はい」オレ
「○○○に行って!」インチキ
「あのね、魔王さんは弁当食ってるからオレらが行くよ」M氏
妙にやさしい。
すすんで身代わりです。
「じゃあ、2号車が行って!」インチキ
「すみません」オレのバディのHDくん
「どういたしましてぇーーーーーーー」シャック
ち、違う・・・。
さっき、車内から聞こえてきたシャックの声とはぜんぜん違います。
KMくんの言った「あれは芝居の声ですよ」は本当だった!
無線から聞こえるアニメ声。
一方で車内から聞こえたアルコール焼けもしくはニコチン焼けの声。
お前は「はるな愛」かっ!
悪魔の本当の姿がここにいます。
無線から流れてくるアニメ声にHDくんが反応します。
「たまんないね」
とりあえず、少なくてもHDくんにだけは効果があるようです。
仕事の途中、2号車の前を通りました。
M氏が背中を丸めながらケータイでヤフオクを閲覧しております。
その隣ではシャックがニヤニヤしてます。
とうとう喉元に噛み付かれました。
これからシャックの快進撃が始まるようです。
M氏の収支は早くも赤字発進。




