吠えるドライバー
昨夜もけっこうなロングドライブをキメました。
相棒のアルバイトドライバーも日中はそれなりの立場で働いているからすっかりお疲れモード。客車の運転時以外は助手席で熟睡でした。
午前2時!
真っ暗い国道の直線を制限速度で疾走していたら
「止まってくれーーーーーーーーっ!!!」
助手席で寝ていた相棒の叫び声が炸裂!
右足でガンガン!って前方を蹴りまくって、妙にカラダが伸びきっている。
キキーーーーッ!!!
慌てて急ブレーキ!!!
「ふうふう・・・・・?????」相棒。
「どうした?」オレ。心臓ドキドキ!
「止まった?」相棒。
「止まったよ」オレ。
「いやぁ、ヤバかった」相棒。
滝のような汗。イグアスの滝。
「だから何が?」オレ。
冷たい汗。層雲峡銀河の滝。
「夢見てたんだよ、ハァ、ハァ・・・」
「このバイトの夢で、ドライバー席で若い兄ちゃんが運転してんだけど『ぼく眠たい』って言ったきり寝ちゃったの。ハンドル持ったまま。ハァ、ハァ・・・」
「オレ、慌てて起こしたんだけど、ぜんぜん起きなくて、おまけにアクセルだけは吹かしてるから、速度がドンドン上がってくの。ハァ、ハァ・・・」
「オレ慌ててサイドブレーキ引っ張ったんだけど、止まんなくて、エンジンキーを捻っても止まんなくて、仕方ないから助手席から右足伸ばしてブレーキ踏んだらやっと止まったの。ハァーーーッ」
「・・・マジかい」オレ。
「イタタタ、夢に連動してブレーキ踏んじゃったから右足攣っちゃった!」相棒。
先ほどのガンガンは夢の中で必死にブレーキを踏んでたってわけだな。
「はぁーーーーっ。止まって良かった。ホント」相棒。うっすらと涙。
「・・・それは良かった」オレ。
オレは、若干の不整脈を感じながら極力平常心でロングドライブにもどりました。




