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働き者の真実

昨夜は平和でした。


バディがKくんのときはいつもそうです。


心安穏なまま時間が過ぎていきます。




午後11時、


インチキの声が無線から流れてきました。


「5号車!」インチキ


「はい」M氏


「駐車場にM田さんを呼んであるから」インチキ


「了解」M氏


意味のわからない無線です。



インチキに聞きました。

「Mがね、具合悪いから帰るっていうの。この忙しいときに」インチキ、怒ってます。


M氏、帰って行きました。


「最近は昼夜働いてるから仕方ないです」Kくん、カレをかばいます。


M氏、身の程知らずの薄汚れた恋に身を焦がしているうちに、金融危機に陥ったらしく、昼夜フルタイムで働くようになりました。


昼間は交通誘導で8時間


夜間は運転代行で7時間


その他の時間は大阪オンナに愛をささやき、ほかの出会い系オンナに愛を説いてます。

まあ、Kくんに免じて昼夜の働きについてはとやかくいうのを止めました。




午前2時半、

インチキからの指令。


「ユニオンビルのGooに行って! ○○のママが待ってるから」インチキ

「了解」オレ


ビルに到着し、迷路のような地下を進んでいきます。


松山千春の古い歌が聞こえてきます。

イヤな予感がしました。



店のドアを開けます。

正面のカウンターに見慣れた姿。


トリコカラーのジャージに身を包んだメタボリック!!!


M氏が歌ってます。

気持ちの悪い甘ったるい声で周囲に迷惑をかけています。


具合悪いって帰ったくせに、焼酎をあおりながら気持ちよく歌いまくってます。



当然、オレには気付かない。


代行を待ってた○○のママ、監禁から解放されたような笑顔で店を出てきました。


クルマに戻って、Kくんに伝えました。


「バカ以外、何者でもないです。死ねばいいのに」Kくん、吐き捨てました。




忙しさのピークで帰ったM氏、


帰ったつもりがスナックでカラオケに興じているM氏、

とうとう仲間にまで迷惑をかけるようになりました。



さっさと帰って寝ろ!


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