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Mn氏と桃源郷と私

やっぱりバディは今夜もMn氏。


いつも以上に口が滑ります。滑らかに、且つクリーミーに。



「みんなオレを悪く言うの。オレは何も言わないのに」Mn氏


そう言ったそばから悪口の乱射です。ヘタこくと流れ弾に当たります。



ボーイズトークが佳境に入ったとき、無線が入りました。



「11号車!」インチキ



「はい、11号車!ゲフ~」Mn氏


ゲップをコキました。



車内に広がるオニオン風味の芳しい生ゴミのニオイ!


眉間に突き刺さる新鮮な刺激!


生汗が出てきました。



5分は消えない残留劇物。

知らず知らずのうちに意識が飛んでいました。


そして目の前に現れた景色。


桃源郷です。

なにやら天女の方々が手を振っているような幻覚が見えました。


「はっ!」

我に返るオレ。


気が付いたら歩道を歩く酔っ払いに向かってクルマを走らせていました。

このままでは酔っ払いが桃源郷に行くところでした。



40分後、


地方の仕事を終えて、1号車に空車を報告しなければなりません。



オレが無線を手に取りました。



「1ご…ぅ…」オレ


キました。

Mn氏の唾がへばりついた無線発信機から、ゲップの強烈な劇臭が束になって襲い掛かってきました。



秒で込み上げる熱い液体!

秒で溢れる涙!

秒で頭に浮かぶ「死」の文字!


ダメかと思いました。



やっぱり5分後には微熱が発生。

あわてて解熱剤を飲みました。


オレの健康はチベットの奥地ほど遠くに行ってしまいました。


オレに合掌。


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