表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/298

口は禍の元

一週間ぶりの代行です。


仮のバディとして、やっぱりオニオン口臭のMn氏が乗ってきました。


オレ専属の広報担当。52歳。

一週間の流れをオレに報告します。


「クルマの売り上げが盗まれてさー」


「従業員同士のイザコザが絶えなくてさー」

Mn氏がマシンガンでまくしたてます。


「へーー」ケータイの画面に夢中になりながら生返事のオレ。

ほとんどの情報は知ってます。


「でね?」Mn氏

「ん?」オレ


「イザコザの件なんだけど、Uのヤツがオレに絡んできやがってさー」Mn氏


知ってます。Mn氏が言った悪口が、回りまわってUの耳に入ってしまい、インチキ社長が乗っている1号車から引きずり下ろされて胸倉をつかまれたまま、1号車にドンドン!ってカラダを打ち付けられたって話し。

ついでに、ビビったインチキ社長は知らん顔でクルマの中にいたって話し。



「アイツ(U)、オレに絡むのよ。オレもね、キレやすいほうなんだけどね、Mさんが仲裁に入ったことで気持ちを抑えたのよ。あのままいってたら、オレは何したか分かんないよ!」Mn氏

「いや、もう一言でケリが入ってたな」Mn氏



仲裁に入ったMさんの話しでは襟首つかまれたまま、宙に10センチくらい浮いていたらしい。

ついでにいうと、恐怖で顔が引きつっていて声も出なかったらしい。



「アイツも相手を選んで絡んだほうがいいな」Mn氏

「オレもおとなしくなったなあ」Mn氏

すでに世界を制覇した覇王の顔になってます。


そのとき、Uが歩いてオレたちの乗った5号車の前を横切りました。


一瞬にして固まるMn氏。

目がテリー伊藤(術前)になってます。

どこを見ているのかわからない。


Mn氏、命をかけて報告してます。

寿命を縮めながら話しを大きくしております。


「あのさ、社長のアニキなんだけどさー」Mn氏



魂の報告会は終わりそうにもありません。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ