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懲りないジジイ

夕べの代行。


巡りめぐって、前に書いた失禁&顔面強打じじいからの要請に当たりました。


懲りないでまた飲んでたんだな。


店から出てきたじじい、ベロンベロン。自分のクルマも判別できない!

っていうか、クルマ違うぢゃん!




横でじじいを支えてたマスター曰く


「前に来たとき、よっぱらって車庫入れに失敗したらしく、走行不能状態になったらしいね」


まあ、あの運転なら当然だな。

車庫の支柱に突っ込んでクルマの顔面がパグみたいになったらしい。


さて、じじい。今回は珍しく自宅までの送迎。代車まで壊すつもりはないらしい。


とりあえず無事到着。

クルマから降りるじじい。


ライトに照らされた股間。


ぐっしょり。

ああ、またまた失禁ですわ。


尿管のゆるくなる年頃。



不意になぜか小走りでオレの方にくるじじい。


「いやあ、どうもどうも」

ワケわからん。


差し出す右手。


握手をしたいらしい。



応えるオレの右手。


なぜかぐっしょりの右手。

気が遠くなるオレ。



雨空を見上げてしまいました。



去っていくじじい。


残されたオレの湿った右手。握ることも開くこともできないまま。


とりあえず、近くの水溜まりに右手を沈めてみました。


明日は雪の予報です。

水温もチルド状態。



あれから8時間。なおもオレの右手に吸着している微妙なアンモニア臭。


この涙は朝日のせいなのか、アンモニアのせいなのか。


心に響く諸行無常。

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