ハッチャンの不調
ハッチャン。
口よりもオナラが先に出る特異体質。
それも所かまわず。
イルカが呼吸するために水面に上がるよりも頻繁にオナラをブチかまします。
「だめだりゃ」
いかりや長介の心境です。
昨夜のこと、意外と早い時間にヒマになったので、車内でマッタリしてました。
こんなときこそ睡眠不足の解消に限ります。慌てて寝ようと思いました。
一瞬で落ちました。
・・・・ブッ・・・ブッ・
闇の中から何やら聞こえます。
黄泉の世界からのお誘いか?
それとも、ラップ現象か?
夢から覚めました。
どうやら助手席から聞こえてくる音のようです。
ブッ!ブッ!ブーーーーーーーッ!ブリッ。
「な、なに、なんの音?」オレ
ブッ!
「ま、まさかオナラ?」オレ
ブブッ!
「ハッチャン、オナラで返事しなくていいから!」オレ
・・・・・・ビチューーーーーーッ!
液漏れ警報発令!
当然、本人も予想外っ!
「た、たのむからコンビニに行って!!!」ハッチャンが市内に響くほどの悲鳴をあげました。
慌てるオレ!
ハミルトンばりのドライヴィングでコンビニに向かいました。
駐車場に付くや否や、無言のまま、そして内股のままトイレに駆け込むハッチャン。
車内にポツンと残されたオレ。
そのオレを、今度は液漏れが放った残り香が急襲!
バキュームカー30台分の致死量です。
一瞬にして目とノドをヤラれました。
ここで空ゲロを軽く2発!
オレ、吐き気を伴いながら、コンビニの駐車場で不覚にもふたたび深い闇に落ちていきました。
30分後、ノーパンのハッチャンが戻ってきました。
笑顔のハッチャン。
ひとり、爽快感に浸ってます。
相変わらず熱い刺激がこみ上げてくるオレ。
いつかハッチャンを殺めてしまうような気がしました。
さらに30分後、
「なんだか今夜は調子が悪いな」ハッチャン
ブ、ブ、ブ!
また始まりました。
ノーパンなのでバリトンの音色がクリアに聞こえます。
「ふんっ!」ハッチャン、気合一発!
ビビチューーーーーーーッ!
高濃縮リキッドが出たようです。
紅潮するハッチャン!!!
恐怖で声も出ないオレ!
ノーパンのハッチャン、無線で早退の連絡を入れ、超内股のままソーーッと自分のクルマに乗り込んで帰って行きました。




