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代行明けのお見舞い

代行明けの無駄にハイテンションの朝でした。

古くからの友達が入院してると電話がきました。



高額なパソコンを買った初日に海外エロサイトの餌食に遭い、見事壮絶な完全クラッシュ(廃品)を披露したツワモノです。



その友人が危険な状態だと言う。



で、これまた共通の友達であるエロMくんと見舞いにレッツゴーしました。

オレたちが行けば何とかなる!

そんな自信がありました。


病院に到着しました。


いきなりICUでした。

健常者から一番かけ離れた人たちがまったりと過ごすお部屋です。



ビビるオレたち。



一応、聞かされてはいたものの緊張感が走ります。 覚悟が必要です。


いました。


部屋の一番奥に。



麻原ショーコーみたいにヘッドギアを付けてベッドに横たわってました。


本人を前に看護師さんに詳細を聞きました。


何やら、脳に入った細菌を取り除く簡単な手術だったのが、医師のゴッドハンドに魔がさしたらしく大失敗。


あろうことか、意識と感情と一般的な反応が欠如した半植物人間になってしまったらしい。目も閉じたまま。



「お友達が来たなら反応してくれるかも」看護師さんが嬉しいことを言ってくれます。



気合いが入るオレたち。



「オレだよー、Mだよー」Mくんが耳元で叫びます。


無反応。



「オレだよー、わかる?金正日だよ」オレ


看護師さんがうつむきました。



「ほら!お友達だよ!来てくれたんだよ! 良かったねー。分かったら手を上げて!ほらっ」看護師さんがやさしく問いかけます。




・・・・・・・・・・・・。



・・・ピクッ!


おっ!カレの右手が反応しました。

そしてゆっくりと持ち上がりました。


看護婦さんもビックリの反応!!!


奇跡!イッツミラクル!

オレたちに起こせない奇跡はありません。 オレたちは常に奇跡を呼びます。



徐々に上がる彼の手。



さらに上がる奇跡の右手。


そしてとうとうその手は……



鼻をほじり始めました。


オレたちとはまるで無関係のようです。



ここでメゲるオレたちではありません。



「いい加減にしないとデリヘル呼んじゃうぞ!」Mくん (ICUなのに、かなりでかい声)



「ナースもののAVを持って来ようか?」オレ(病室にコダマするくらい)



ピクッ!


あろうことか隣のベッドのじいさんが激しく反応しました。

急速に早くなる心拍数の電子音!

慌てる看護師さん!


ナースステーションが騒がしくなりました。




「も、もうそろそろお時間ですから」看護師さん慌てながら、そう言い捨てました。



どうやらボクたちは邪魔者のようです。

顔に「早く帰れバカモノ!」と書いてます。



「お邪魔しました~」オレたち。


とりあえず、カレが元気になるまでいろいろなハッピーサプライズを計画しなければなりません。




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