アンラッキーDの被害
もう10年以上前、ある会合で運営統括をしました。
で、会場をチェックしてると、土門ちゃんが前席から3列目あたりのパイプ椅子に座ってるのが見えました。
様子がおかしい。
土門ちゃん、自分の前に座る女の子の頭に鼻が付くくらい接近してます。
女の子は気付いてないけど、土門ちゃんの横に座るおばさんたちは目をひん剥いて土門ちゃんの行動に釘付けです。
慌てて土門ちゃんに駆け寄りました。
「ど、土門ちゃん、ちょっと!」オレ、小声で呼びました。
「ん、ん、んっ」土門ちゃん、こっちに気付いて歩いてきました。
「土門ちゃん、『あんまり』前の人の頭の匂いを嗅いだらダメだよ」オレ
「ん、ん、ん、わかった」土門ちゃん、戻って行きました。
で、講演が始まりました。
ど、土門ちゃんの横に座っていたおばさんがこっちに向かって小さく手を振ってます。
オレを呼んでいる模様。
そっと向かいました。
ガーーーン!
土門ちゃん、こんどは女の子のケツの匂いに夢中です。鼻がお尻の割れ目に突き刺さってるようにも見えます。
「ど、土門ちゃん!土門ちゃん!こっちきて!」呼びつけました。
「ん、ん、どうしたのっ?」土門ちゃん
「だからケツもダメだって!」オレ
「ん」土門ちゃん
「な、なんかあるの?」オレ
「ん、ん、に、匂いがするのっ」土門ちゃん、超笑顔
「いい匂いでもするの?」オレ
「ん、ん、そうでもない」土門ちゃん、そう言うと静かに席に戻って無表情のまま気配を消しました。




