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ボビーの熱い夏の夜

忙しい夜でした。


繁華街は、いまにも支給されたばかりの給料を使い果たしそうな勢いで飲み歩き、もしくは違法薬物を求め歩くような若い世代が徘徊していました。


で、午前1時。


繁華街の交差点付近で待機していると、牛の鼻輪のようなピアスを小鼻に咲かせた女子2人が、彼氏待ちをしながらバカでかい声で彼氏自慢をしてました。


「あんたんとこのボビー、カッコいいしー」鼻輪


「さすがノリがいいんだよねー」鼻輪2


「筋肉がスゲーし」鼻輪



どうやら黒人の彼氏らしい。


市内では黒人がいまだ珍しく、特に若い世代のブラックは見た記憶がありません。


ましてや彼女たちの言うボビーを想像するに、自分たちがかつて熱狂したブラックミュージシャンのボビー・ブラウンをイメージしてしまいます。


カッコよくてノリがいいブラック!



「あ、来た来た! ハイ!ボビー!」鼻輪2


ガーーーン!


ボビーです。


でも、ブラウンではありません。




オロゴンでした。




それも、彼氏と言うべきなのか、ただ市内に合宿に来てる社会人ラガーマンです。ひと夏の滞在。



ボビー。

まあ、ゴツいこと山のごとし。

歩くことトンネルを抜けたばかりの機関車トーマスです。

静かなること四角いブラックニッカ!

もしくはサントリーオールドです。


ボビー・オロゴンと連れの武蔵丸、そして鼻輪たちはすぐにタクシーに乗り込みました。



たぶん、この合流のあと間もなく、鼻輪たちは郊外の涼しい3時間5000円の部屋で熱いタックル(合宿)をかましまくったはずです。



ボビーならブラウンでもオロゴンでもモテるんだなあ。

すごいなあ、黒人ブランド。



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