どうにも受からない
代行の最年少Ⅰくん。
24歳にて肥満性糖尿病です。
血糖値がアベレージ300というツワモノで、つねにノドが渇くことから代行中も500のペットボトルで甘めの炭酸を6本いきます。
たまに急激に血糖値が下がるらしく、運転中に意識が遠のくらしい。
このⅠくん、最近2種免許を取りに自動車学校に通ってます。
まあ、前向きに生きてる証拠です。
ここは褒めなきゃならん。
しかーーーーし、最年少で仕事も半人前なのに陰で年長者の悪口を言いまくってます。
だから、仲間と呼べるのが一人いません。
残念。
せめて一人前の仕事ができるようになったら好きなだけ言えばいいのに、糖尿で記憶力や集中力が低下し、まともに仕事ができないうちに批判はよくありません。
で、
この後遺症というかバチが目に見えてきました。
なんと、2種免許の学科がまるで受からない。
学科なんて自動車学校のテキストさえ読めばほぼ受かります。
っていうか、普通自動車免許を持ってるんだから、基本的な部分はまるで同じです。
Ⅰくん、すでに8回落ちました。
「ありえない」
仲間がそう言います。
ヤクザ時代の覚せい剤が祟ったのか、脳がスポンジ状で記憶力がヘロヘロのじいちゃんドライバーでさえ泣く泣く5回で受かりました。
そこを24歳の若手がまるで受からない。
「もう、受かる気がしません」Ⅰくん
8回も落ちると何が正解で何が間違っていたのかが分からなくなっちゃいます。
学生のように答案が返ってきて、どこが間違っていたか分かれば対策や復習ができるんだけど、公安の試験はこれが分かりません。もしかしたら過去に正解した問題も「間違い」と思っちゃってるかもしれません。
もう、迷宮ラビリンス。
落ちれば落ちるほど深みにハマっていきます。
もう、青信号と赤信号の意味さえ分からなくなっちゃってます。
問題「横断歩道を渡っている80歳以上の人は轢いちゃっても構いません」
「いいんじゃないの?」Ⅰくん、○を付けてるはずです。
まあ、意識混濁の糖尿ドライバーが客車を送っていく恐怖を考えたら、試験が受からないっていうのは「天の采配」なのかもしれません。
とりあえず、緊急入院して血糖値を下げてから出直した方がいいと思うよ。オレは。




