インチキの人間性
大事件が起こりました。
代行で。
インチキ、オレ、KMくん改めロベルトくん、MZNくんの4人で客車の預かりに出ました。
最初にロベルトくん、そしてオレの順番で預かったクルマを駐車場に持ってきました。
ロベルトくん、オロオロしてます。駐車場で。
穏やかじゃない雰囲気です。
「どうしたの?」オレ
「クルマのキーがぜんぶ盗まれてます」ロベルトくん
「は?」オレ
「さっきまで預かった分のキーがぜんぶ盗まれてます」ロベルトくん、右往左往。
そこにインチキが戻ってきました。
「キーボックスが荒らされていて、キーが盗まれてる!」オレ、ロベルトくんの代わりに伝えました。
インチキもオロオロ。
仕方ないのでオレがケーサツに通報しました。
事情を説明すると、すぐにパトカーを向かわせるとの返事です。
ケーサツとインチキ駐車場まではクルマで1分。
20分たっても来ません。
オレね、ブチ切れて、110番に怒鳴ってしまいました。
「おまえらはアホかっ!」って。
「どこの星から来るんだ?」って。
「そ、そろそろ着くはずです」サツ
無言で切ってやりました。
気温8度。
パトカーが来ました。
っていうか、通り過ぎて見えなくなってしまいました。
しばらくしてまた来たと思ったら100メートルも先で止まって周囲を見てます。
走っていきました。
サツが気づいて窓を開けました。
「お前らは北見市の住所を知らんのか?バカじゃないのか?」オレ、マジギレしました。
ビビるロベルトくん、そして来たばかりのじいちゃん。
ごめんね。
とりあえず実況見分。
するとね、突然インチキがいなくなりました。
インチキ、ケーサツが苦手です。
犯罪者根性の持ち主です。
「ああ、客に連絡して事情を説明しにいったんだな」オレ&MZNくん
オレはケーサツに事情と状況を話しました。
さて、インチキ。
このあと仕事が入っても連絡がつきません。
いつまでたっても連絡がつきません。
困ったのでインチキとともにいなくなった1号車にはその日の女性バディが乗ってます。
バディと仲がいいMZNくんがバディに電話しました。
「はぁ?なに?アホじゃないの?」MZNくん
「なんでそんなとこにいるの?順序が違うじゃん!」MZNくん
「どうした?」オレ
「インチキ、アホだわ。どこにいると思う?」MZNくん
「ケーサツ?」オレ
「いや、インチキ霊媒師のところだって。キーがどこにあるか霊視してもらってるって」MZNくん
バカも通り越して銀河系を通り抜けました。
ためいきも出ねえー。
しばらくしてインチキからMZNくんに電話がきました。
MZNくん、インチキのいう言葉を聞いて無言で切りました。
「なんだって?」オレ
「白いクルマが怪しいって」水野くん
「アホー」オレ
そんなことしてる場合かっ!
っていうか、白いクルマなんて腐るほど走ってるだろうが!
オレでさえ、ケーサツ呼んで、事情を説明して指紋とかを検出してもらおうとしているのに、インチキは霊媒師に直行です。
実況見分が終わるころ、一仕事を終えてオレとサツが話してるところにロベルトくんが来ました。
「社長から電話がきて、すべてを一任されました」ロベルトくん。
一番の責任者が逃げました。
結局、その日、インチキは客に「謝罪」することもなく、客に直接会うこともなく、関係のないバディに愚痴をいうだけの夜で、事件と責任から逃げ回ってました。
とりあえず、後日、常連社長が乗るアウディA8のキーレス8万円はインチキがしぶしぶ弁償しました。
捕まらない犯人に対してネチネチ言ってました。
すべては日頃の行いです。
バカじゃないのか?オイ!




