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こども銀行

代行ではクルマから降りる際には必ず売り上げを入れるサイフを持ち歩きます。コンビニとかでも。


サイフの金額が合わなかったら自分の責任だから。



昨日もコンビニに寄ったときはキチンとサイフを持って降りました。

トイレにも行きました。



あまり立ち寄らないコンビニです。


トイレに入りました。

いつもなら、サイフの置き場所がどこかにあります。


ない。



まあ、しゃーないから一時的にサイフを洋式トイレの水の出る皿の上に乗せました。


とりあえずシッコをしていつものモーションとして水を流しました。


サイフがビショビショになりました。

挿絵(By みてみん)


確実にサイフが視界に入ってたのに、いつもの習慣として水洗のコックをひねり、サイフが水浸しになるのを静かに眺めてました。



もう、しゃーないのでトイレットペーパーで軽く拭き、ジェットヒーターで軽く水滴を吹き飛ばしてクルマに戻りました。



車内でサイフの中を確認しました。


ビショビショです。

コインケースの中に水が溜まってました。



次のお客さんから、おつりは濡れて全面が透かしになった紙幣と、濡れ濡れで冷たくなった硬貨が手渡されました。


雨でもないのにビショビショに濡れたおつり。


無言で手渡すおつり。



気温2度の朝、


最後の客に濡れ濡れで冷え切った300円を手渡したところ、


「ウワッ!!!」といいながら、お金を地面に落としてました。


「ビックリした!」客


「オレも」オレ





待機場に帰りがけ、仕方ないので車内のヒーターで紙幣だけ乾かしました。



焼き海苔のように波をうって、5分の4の大きさになった紙幣たちが完成しました。子ども銀行。


なにごともなかったようにインチキに手渡して帰りました。

ATMでは弾かれるはずです。


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