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インチキ仕事と長老の旅

つい先日、仕事が終わった午前4時のこと。


帰宅を急ぐ長老(霊友会)の娘が駐車場で旦那のクルマを音速でバック発進しました。



バコーーーーーーーンっ!!!



真後ろに、その夜は珍しく使用しなかった7号車がありました。


長老の娘のクルマが炸裂した7号車、約1メートル横っ飛びして助手席のドアがメッコリと凹みました。



インチキ、だまって修理しました。


で、昨夜、


やーくんとY氏という極悪コンビが7号車を使用。



待機中にオレが運転手側、Y氏が助手席の窓を全開してどーーーでもいい会話に汗しました。


で、ここで7号車にインチキの無線配車が入りました。



「じゃあ、ザコ仕事にでも行ってきますわ!」Y氏


「うん」オレ


7号車が動き始め、併せて助手席側の窓ガラスがウィーーーーーン!って上がっていきます。


「ウィーーーーン!」上がっていきます。


「ウィーーーーン!」上がっていきます。


「グィーーーーン!!!」おーーーーーーっと!


ここで窓ガラスが一気に外枠を突き抜けます!

ガラス部分の後ろ側のエッジが「牙」のように外枠の外側を通過してクルマの屋根よりも高いところに上がっていきました。



ここで7号車がストップしました。



Y氏が7号車から降ります。

まるでランボルギーニ・カウンタックのようなドアになった7号車から降りてきました。



「ド、ドライバーある?」Y氏、オレのところまで戻ってきました。


「あるよ」オレ、手渡しました。



キコキコ!

キコキコ!


とりあえず、動きはしないものの7号車の窓ガラスが本来あるべきの位置にまで下がりました。



「1号車!」Y氏


「はい、どうぞ」インチキ


「7号車の窓が大変なことになってるんだけど、なんイジった?」Y氏


「はい、イジりました」インチキ



「これじゃ走れない!」Y氏


「はい、了解。3号車に乗り換えて!」インチキ



にわか整備士のインチキ、ドアの凹みは直したものの、窓ガラスを動かす部品の損傷は放置してました。



気温7度のなか、もし地方で窓ガラスがカウンタックになってたら、やーくんもろとも低体温症になってたところです。


インチキ代行、毎日毎日何かが起こります。




ああ、そうそう、忘れるところだった。


インチキの彼女になったインディオの長老なんだけど、最近はインチキのほうが熱を上げて「超ラブラブ」なんだって。インディオの長老にチューできるか?アホがっ!!!


でね、


霊友会だか何だかの会合だか何だかに出席するために、長老が横浜に行くことになったんだと。


するとね、


インチキ、


あまりにも悲しくて、


泣きながら、


「どーして行くの?」


「どーして行くの?」


って最後まで駄々をこねて空港まで送っていったんだと。



かわいいんだか、超キモいんだか。



とりあえず、長老が通り抜ける金属探知機は約10人前から鳴り続け、長老が乗り込んだとたん、日航機の機内は相当にザワついて、泣き出す乗客、遺書を書く人が多くいたらしい。

それぐらい不気味なインディオ顔をしてます。



いま、インチキは「ぼっち」です。


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