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夢先案内人

昨夜のことです。


毎度のことながら眠さ満開のオレでさえ、1000年に一度と言われるほどの強烈な眠気に襲われました。



バディのやーくんも、ズル休みのしすぎで眠気に襲われてます。



もう、コーヒーを飲もうが、ガムを噛もうが一向に眠気が去りません。




もう、最後の手段。

道路沿いにあったコンビニに立ち寄って、眠眠打破を買うことにしました。



意識朦朧で白目気味のやーくんを車内に残し、ヘロヘロになりながらコンビニにinしました。



ありました。ドリンクコーナー。



で、眠眠打破に手を伸ばそうとしたところ、その横に「強強打破」という眠眠の最強バージョンがありました。


もう、これしかありません。



とりあえず、意識混濁&千鳥足のままレジに向かい、ドリンクを2本購入。すぐに車内のやーくんに1本を手渡したところ、一気に飲み干して、いつもの悪い癖でドリンク瓶を車外に放り投げました。



オレも飲みたかったんだけど、手をつけたままの2本目のコーヒーがあったので、それを片付けてから飲むことにしました。



走行すること5分。



突然、となりのやーくんが白目をむいてガーガーとイビキをかき始めました。せっかく覚醒ドリンクを飲んだのに。



で、あまりにも気持ちよく寝ちゃってるのでオレもヤバさを感じ、ドリンクを飲むことにしました。



コンビニ袋からドリンクを取り出してキャップを捻ります。



ん?



なんだかオカシイ。


明るいコンビニの店内で見たラベルと違って見えます。



車内灯を点けてみました。




ガビーーーーーン!!!



「夢先案内」



オレはあろうことか、強強打破のとなりにあったであろう、新手の安眠ドリンクを買ってしまったようです。



で、瀕死状態だったやーくんに飲ませてしまったようです。




となりでは恐ろしいほどに白目をむいたやーくんが豪快にイビキをかいたまま。




10分後、1時間も待っている客の待つ駐車場に着いたオレは、いま、まさに三途の川のほとりに立っているやーくんを呼び戻しました。



なにがなんだかわかんない状態のやーくんは、「いやー、眠いわー」と言いながら泥酔した客よりも数段上の千鳥足で客車に向かって歩いていきました。



ごめんね、やーくん。




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