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Mnさんの悲劇

かなりの売り上げです。ヘトヘトです。

バディMn(昼間はダンプのドライバー)さんもヘトヘト。

総走行距離300キロ超。


待機駐車場に戻ってきました。

駐車場に入ったとたん、車載テレビの固定首がグラつきました。


ボルトが緩んだもよう。


Mnさん、いろいろいじくります。

「オレは機械に強いの」

自信たっぷり。


車内を明るくしました。

固定首を回します。オレからもよく見える位置。

緩んでいるボルトが見えます。


「あれ?おかしいなあ。緩んでないなあ」Mnさん

ぜんぜん違うボルトを見てます。


「あれぇ?」

老眼鏡を外して本格的にチェックし始めました。配線まですべて外して。

でも、肝心のポイントにはたどり着きません。

ここでオレがアドバイスしたらカレの面子がなくなります。


見守ります。


「やっぱ、プラスドライバーが必要だな、これ」

死んだばあちゃんの5倍、独り言が多い。


「取ってこなきゃ」

ドアを開けて勢いよく車外に出ようとしました。


しかーーーーーーし!

「悲しみよこんにちは」 by フランソワーズ・サガン著


「あっ!」

自分で外した配線に足が絡まったMnさん、

勢い余って顔から地面に!


ズコ!


逆エビです。

しゃちほこです。

そして、みんな見てます!


Mnさん、顔から降りて行きました。

背中が悲しい。


鼻血まみれになったMnさん、結局、ドライバーを取らずにそのまま負傷兵として帰っていきました。

「悲しみにさようなら」 by 安全地帯

思わず歌ってしまいました。


テレビはオレが5秒で修復しました。


さて、今日は久々のホリデーです。

おやすみなさい。


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