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インチキ兄弟の霊体験

今日の代行。


クサレインチキとクサレケイチのクサレ兄弟が1号車でした。


「1!?」M氏


M氏、久々の日記登場です。


アダルトSNS系、出会い大好き系、でも結局は誰でもいい系のM氏です。

呼吸器系がすでに喘息でやられていて、気管がいつもヒューヒュー系です。



「はい」インチキ


「あのさー、1号車の後ろにいるのは誰? ヒューヒュー」M氏



1号車には助手席にケイチが乗ってる以外、後ろには誰も乗ってません。

たぶん、先日の霊媒師の話を誰かから聞いて、インチキをからかってるんだと思います。



「ん?」クサレケイチが反応しました。


「な、なんか見えた?」ケイチ



「う、うん、後ろに2人ほど見えたけど。ヒュー」M氏


「ほ、本気で言ってるの?」ビビリケイチ、いつもの甘えた声にビビリのビブラートがかかってます。



「ヒュー、なんか見えたような気がしたんだよねー」M氏


「あんまり変なこと言わないでねー」ビビリまくりのケイチ



先日の霊媒師事件以来、インチキとケイチは「霊」には敏感です。思春期の乳首並みに敏感。



そして帰りがけ、オレと組んでいたMNくんがインチキに言いました。

ケイチはすでにビビりで帰っちゃってます。



「そういえば、預かりの時に1号車に乗ってたとき、妙に具合悪かったんだけど、9号車に乗り換えたとたんに楽になったんだよねー」インチキをからかうMNくん



すると「あのね、先日、霊媒師に観てもらったんだけど、オレって霊を引き寄せる体質らしいんだよねー」インチキ、MNくんが何も知らないと思って語りだしました。


「管内に3人いるかいないかの体質なんだってー」インチキ、なんだか得意げになってます。


「霊媒師いわく、オレって33歳で死んでるらしんだよー」インチキ



「でもね、3代前の先祖が守ってくれてるみたいなんだよねー」インチキ、口の回転数が本日最高になってます。



「まあ、その先祖の霊も霊媒師が8キロ先まで飛ばしちゃったんだけど」インチキ



MNくん、笑いをこらえてます。

で、オレがMNくんに伝えたことが全部ホントだと知って、唖然としてます。



インチキの話しが長くなりそうだったので、MNくんをインチキのところに残してきました



8キロほどドライブして帰ってきました。


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