表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サキュバス、夢の中では最強です  作者: 雪村灯里
第二章 学院の夢幻迷宮編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/81

07 オリエンテーション(前編)

 今日は短期公開講座前のオリエンテーションだ。

 講師陣、助手陣が一堂に集まる。私も先生に伴い参加する。こんな所は会社員時代を思い出す。


 学院内の講堂で開催されるが、大きな講堂に人が一杯で遅れて来た人は席に座れないほどだった。一体どれだけ多くの講座が開催されるのだろう。講義を選択する方も一苦労である。さすが国一番の魔術学院。


 説明会は講義の時間割や全体スケジュールの再確認だ。この説明会を直近に開催しなくてはならない程、学院はカツカツなのだ。

 今日は日本で云うところの金曜日、授業は月曜日からだ。週休2日で日曜日は学院全体が休み。後の休みは人それぞれ変わってくる。一か月で約20日間の日程だ。


 単位認定方法は様々で、講義のみの他、テスト、レポート、作品提出、実技試験などで私も学生時代に聞いた耳の痛い言葉達だ。


 助手の仕事は、講師陣のサポートや資料準備、受講生のサポートやケアなど多岐に渡る。あれ?これガチで忙しい奴かもしれない。


◇◇◇


 説明会も終わり、お昼になった。

 私と先生はぐったりしながら学食へ向かった。学食に行くと聞き覚えのある声が聞こえた。


「お~い!マヤ~!エスタ先生~!こっちこっち~!!」

「あら!マヤ!良かったわね!先生もこんにちは!一緒にお昼はいかがですか?」


 奥のテーブルで手を振る影が有った。チャトとルルだ!二人は丁度ランチを食べ始めるところだった。


「チャトルル!会いたかったよ!」

「二人ともお久しぶり、ルルさん学校再開して良かったね。チャトさんは魔法装具研究室の公開講座かい?」

「そうなんですけど~、教授が人手が足りないって騒いでいて。OGの僕も手伝いをしているんですよ~。」

「先生は何の講義されるんですか?」


「僕は古典魔法研究室の臨時講師をね・・・じゃあ僕は用事が有るからここで。じゃあな、マヤ。」


 彼はそう言い残して足早に去って行った。用事?・・・何も聞いてなかったけどなぁ。まあいいや。それよりお腹減った!


「ねえねえ、二人とも。学食のおすすめって何?私お腹減って何も考えられない・・・。」


 チャトルルおすすめの逸品を頼んで、やっと私も昼食だ。学食懐かしい!!


「マヤも一緒に学院に通えて嬉しいよ~!」

「そうね、良かったじゃない。どこの研究室に所属してるの?」

「私は先生の助手役で通うことになって。でも受講者登録もしてあるから空き時間に授業聞きに行って良いって言われてるの。おすすめの授業有る?」

「ああ、基礎魔法理論はいいと思うわよ。分かり易い先生が担当されてるし。後は・・・」


「ルル、この後の実習教室変更だって。」


 初めて聞く声だった。青年だ。ルルと同じくらいの年齢でブラウンのマッシュウルフ。そして深緑と赤紫の綺麗なオッドアイの瞳を持っていた。どこか人を寄せ付けない雰囲気を持っている。


「何よアレックス、教室どこ?」

「旧館一階実習室だって。珍しい、友達?・・・はじめまして俺、同期のアレックスです。」

「魔法装具研究室のOG、チャトだよ。よろしく~。」

「古典魔法研究室、臨時助手のマヤです。よろしくお願いします。」


 彼にならって、チャトと私も自己紹介する。そんな私たちを見てルルがワナワナとし始める。少し顔が赤い。私達は顔を見合わせてテンションが上がる。


「「()()()か!」」


ここまで読んでいただきありがとうございます!

面白かったら、ブックマーク・評価をよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ