騙し愛い
生きてれば、隠したい秘密は誰にでも有る。9人の中で誰が一番生きていく上で必要な秘密という宝を手に入れるのか?宝を手に入れて、見えてくる未来は???
埼玉県の廃村の中にある、今でも整理され管理されてる山荘に、男性5人女性4人の腕を後ろで縛られ目隠しされてる9人が壁に強靭に附けられた鎖で片足を括られた状態で、見事に接触出来ないおおそよ10メートル間隔で捕らわれていた。 誰が誰で、なんの関係が有るかは後のお話。惨劇の後の幸福が来るかは?この中の1人しか知り得ない廃村での出来事。さてさて、開始の時間も近付いて来ました。
1時間後、9名の捕らわれた者達は目を覚ます。
真っ暗な世界に身動き出来ない事を把握するのに、それほど時間は必要なく、何処からか声が聞こえてきた。「なに?なにこれ?」女性の声がかなりの高音で恐怖が混じっていた。「おい!なんだよこれは?誰かなんとか言えよ?」乱暴な男性の声、まだ状況が呑み込めてないようだ。「助けて、助けて‼️」泣き声混じりの女性の声。こちらの方が先ほどの男性よりも状況が呑み込めてるようだ。「これは…私は何でここに?」ん?「すいません、何でここに?ってどうゆう事ですか?」冷静な男性が自分と同じ引っ掛かりに気付いたみたいだ。「え、いやパソコンで見たことあったものですから」「動画で?」女性の声、初めて聞く声で震える声をやっと出して訪ねている。「ええ、でも一回だけたまたま選択しただけで、変な動画だと思いすぐ違うのにしましたが、状況や目隠しに鎖で捉えられてるのが同じもので。」先ほどの男性が一気に説明していた。「結末とかはご覧になったのですか?」冷静な声で訪ねる女性。自分の横の方から聞こえた声「いや、最初だけしか見てない」落胆した声で男は言った。「目隠しして捉えられてると判断して良いのかな?」男性の声、みんなが少しづつ状況を判断して来たみたいだ。「そうですね」初めて声をだした。そして、部屋の中に賑やかな音楽が流れた。こちらの状況とは欠け離れた音楽の後に声が聞こえた。