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現代版 姥捨山

作者: 南波英人

「やっぱりおかしいわよ、お義母さんを山に捨ててくるなんて」


『仕方がないだろ、そうしないと法律で私たち家族が裁かれて、


そうしたら一人息子のタカシとも永遠に別れ離れになってしまうんだぞ』


「そうだけどお義母さん、私たちを恨まないかしら?」


『母さんだって分かってくれるさ。それに、あっちにいってから俺が許してくれるまで謝るさ』


「私も一緒に謝るわ。許してくれたらもう一度家族になりましょう」


『そうだな、許してくれたらまた家族になろうな』





『よし、じゃあ早く母さんを山に埋めて来てしまおう。



タカシ早く、母さんの足を持て。お前のためにやってるんだぞ』


「だって、ばあちゃん倒したらお金もらえると思ったんだもん」


『まったく、いい年になっても手がかかる息子だ』

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