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割りに合わない家族  作者: 白菜
二章
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閑話2

あの日から○○の様子は特には変わらなくて、その事が逆に不気味に思うのは私が○○の事を嫌がってるからなの?


いいや、そんな事はない。

ワタシは○○の事が友達として好きだ。

それは絶対に変わらない事だ。


例え────○○がどんな事をしたとしても。


私は絶対に○○の友達でいてみせる。





あの事を聞いてしまった私はどこか狂ったのかもしれない。


ひそひそと同級生に何かを話すあの人を見る度にいらいらし、手を出しそうになった。


今までは□□のためにずっと我慢出来ていたのに、どうして□□の努力を壊してしまうような事を私はしようとしたんだろう。

やっぱり、私は狂ったの?

だから、そんな事をしてしまうのだろうか。


分からない。

でも、手を出しちゃいけない。

私が直接、手を出せば終わりだ。

だから、今はやらない。

でも、許すわけには絶対にいかない。

□□を傷つける人間を────この場にいさせちゃ駄目だ。


それは私に与えられた使命のような気がした。


────復讐だ。


この事で私が□□にどう思われようとも、嫌われたっていい。

友達じゃなくなってもいい。


私がどんなに傷ついたっていいから、

私は□□を必ず守る。



────それが多分、□□の家族である私に出来る唯一の事だから。

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