番外編 勇者流海のバレンタイン 【1'】
ディフェルって僕or俺のどっちだったっけ……ははは……取り敢えず"俺"とします……
「よし、あいつが来たみたいだし、勇者流海のバレンタイン&ホワイトデー大作戦ー開始!!」
動く死体がいそうな寂れた館に、1人の男とその側近と思われる女性、跪いている多数のグロい化粧をしたゴーレム、死霊、召喚獣がいた。
その跪いている配下と思われる魔獣、ゴーレム達は我らが主人、ディフェルの開始という合図を聞き、直様自分の配置へと向かって行った。
「ディフェル様、例え勇者を観察するのが楽しいと言えど征服の方はどうするのですか?」
「ああ、休暇が必要だと思ってな」
「ディフェル様…その……今日と明日どういう日か……知ってます?」
「毎年クレフリール王国王都で祭りが行われる日」
「確かにそうですが……」
ディフェルは頭の上に?を浮かべつつその地味に赤くなった顔を見続けた。顔はさらに赤みを増し、ディフェルは口を開いた。
「どうしたいきなりおこーーってな」
「知らない」
ディフェルは自分の顔に叩きつけられたものを拾い、今日と明日がどういう日か理解した。また、理解したと同時に顔が青ざめて行く。
「やばい……明日ホワイトデーじゃねぇか。昨日からやたらお菓子もらえると思ったらこういうことだったか……」
ディフェルはこの日、魔王という身分を隠して密かに王都へ向かった。
後2話で終わるかな?
そろそろ本編を書きたいしなぁ。




