表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

あぱーと!




私は元魔王。現在はアリアンヌ・中野宮


同居人はアリッサ・中野宮。


今日は客人がいる



コーヒー豆店のアスペ店員 アパンダだ




「とりあえずこれを着てください魔王様」


なにやらこのアパンダとやらはコスプレグッズを

大量に持ってきたようだ


「着てあげたら?」


おいおいアリッサ、引っ込みが着かなくなるからやめてくれ


完全に着る流れになってるじゃないか。



着たわ。私チビだから衣装ダボダボだわ




「さすがお似合いです!魔王さま!!」


ほんとにこいつ元の世界で私を尊敬してたのか?

かなりの辱めを受けている感覚だが・・・。



「あっはっはっはっは!!」

アリッサが爆笑した

「元魔王が!!元魔王が!!!」


うるせーなこいつ。

クソが記憶が戻ったら滅茶苦茶にエロ同人のネタにしてやるからな!




だいたい私が今着ている衣装はRo:ゼロのロムみたいな感じだ

しかもダボダボだ


「フマ娘の衣装もありますよ魔王様!」


「まじか!ぜひ着させてくれ!!」



何を隠そう私は「フマ娘」の大ファンなのだ


先月も3000円課金した


「クソウケルwwwww」

アリッサは笑いっぱなしだった。うるせーなこいつ



「そういえばなんでこの家に集まってるんだっけ」


「魔王様が来いとおっしゃったじゃないですか」


そうだっけ?なんかこの家にいると記憶が曖昧になるな。



「まあいいじゃんアリーw今が楽しければさwwww」


いつまで笑ってんだこいつ。腹立つわ



「そういえば魔王様は普段どんなものを食べているのですか?」


アパンダが真剣な表情で聞いてきた


「カップラーメンとかだが?」


するとアパンダの表情が一変した。

具体的に言うとライオンが牙を剝いたような顔になった


「それは健康に良くない食べ物です!!」


空気がブルブルと震えた


すげー、バトル漫画みたいな迫力だ


と悠長に考えてたらアパンダがアリッサに襲いかかった!


「食事疎か許さない!」


「おわー!剣どこ剣!!」


なんだか大事になってきたな・・・。


「聖剣よー魔を鎮めたまえー!」



魔法少女が放つピンク色の光みたいのがアパンダを包んだ


「ぎゃああああああ」



ライオンが牙を剥いていたような顔をしていたアパンダだったが


シュンとしたチワワのような表情に変わった



「クソウケルwwww」

またアリッサが爆笑しだした。ていうかその剣なに?




そういえばアパンダに事情を聞こうとしてたんだっけな


話聞かなくてごめん♪




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ