第12話 ささやかな休み
城下の屋台広場についたケフェウス、アンドロメダ、ベラトリクス、ポルックスは屋台に売られている商品を見ていた。
「わぁ、この髪飾り可愛い!」
ケフェウスがアンドロメダの見ていた髪飾りの値札を見る。
「18銀!?高すぎねぇか!?」
ケフェウスが驚いているとベラトリクスが不思議そうに答える。
「そうか?普通だろ?」
「確かに高いです、村よりここは。
でもあります、それだけの価値は。
丈夫です、村の髪飾りよりは。」
「でも、やっぱり髪飾りにそんな贅沢は出来ませんよね…」
アンドロメダが肩を落としてるとベラトリクスは笑顔で答える。
「何言ってるの?それぐらい奢ってあげるよ。買い物に付き合ってもらってるのこっちだしね。」
「ありがとうございます!」
その後4人は様々な買い物をして帰った(殆どベラトリクスの服で、荷物持ちはケフェウス)。
その夜、ケフェウスは寝ている途中でトイレに行きたくなり、廊下に出た。
すると、ポルックスの部屋から声が聞こえた。ケフェウスは気になったが、トイレの我慢が大変だった為トイレに行きそのまま自分の部屋のベッドで寝た。
翌朝、ポルックスが廊下で叫んだ。
「分かりました、次に襲撃される村が。
出ました、占いの結果が。」
それを聞き、騎士団の全員が部屋から出てきた。
「本当か?」
オリオンが聞くとポルックスは手に持った水晶玉を見て言う。
「とても素晴らしいものです、この昨日買って頂いた水晶。
『アルレシャ』だそうです、次に襲われる村は。」
「風の村か…」
オリオンが地図を見ながらそう言う。
「確かなのか?」
タビトの疑問にポルックスが答える。
「占いです、どうしても。
よくあります、外れることも。」
「だが、その村をよく警戒しつつ、他の村も警戒すれば良いだろう。
騎士団を集めてくれ、会議を行い『アルレシャ』を監視するメンバーを決める。」
オリオンの号令に「は!」とタビトは答え騎士団を集めに行った。
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「よし、準備は出来たな。」
1人の黒装束が水色髪の女性に準備の完了を告げる。
「うおっし!それじゃあ向かおうか、風の村『アルレシャ』に!」




