姉妹がやりあうシリーズ(該当神格:アリアネ)(双竜世界ドラン・バースト)
封印された双子竜
あるところに双子の竜がいました。
その竜は、同じ日に生まれ生き物として、多くの生き物達から祝福されて育ちました。
神様も、その誕生を多いに祝福しました。
なぜならその世界では、双子は縁起の良い物として考えられていたからです。
うまれながらにして、一人ではない存在。
孤独ではない事を約束された存在。
だから、双子に生まれた生き物は、幸運の象徴として皆から愛されていました。
しかし、双子の竜が育って十数年経った頃、とある事件が起きました。
産まれながらに全てを奪われた者達が、生まれてすぐに死んでしまった亡霊が、双子の竜をねたんだのです。
亡霊は、双子竜の耳元で様々な事を囁き、自然に彼らが互いを憎み合うように誘導していきました。
やがて、双子の竜は世界を巻き込んで暴れ、多くの悲劇を生みだします。
巻き込まれた者達は、彼等の変貌を目の当たりにして嘆いた後、、泣く泣く双子の竜を討伐して封印しました。
そんな事があった物だから、それ以来に生まれた双子は、忌み嫌われる存在になってしまいました。
作者 アリアン・ホリィ
双子竜の姉妹の名前はフィアとユフィ。
双子の竜を討伐したのは、シンフォニアとユニゾライトという人間。
双子の竜を封印したのは、コーラスペインという神でした。
彼等の名前はのちの時代の歴史書にて語り継がれる事になりましたが、当時の争いの激しさからところどころ大切な情報が欠落してしまっている可能性があります。
私はこの欠けた情報を埋めるべく、ペンをとりました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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すみません。




