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異世界転移 ~魔を狩る者~  作者: 緋色火花
第三章・冥界編
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292話 イリアとセルンの運命・前編

お疲れ様です。


車の運転中に足が吊り焦った緋色で御座います。


いや・・・まじで焦ったw

めっちゃ耐えながらコンビニに入りましたよww


『痛てててて・・・』って言いながらw


と、まぁ~そんな事は置いておいて・・・。


この『冥界編』もいよいよラスト・スパート。

気合い入れて頑張りますので、応援のほど宜しくお願いします^^



それでは、292話をお楽しみ下さい。


亜空間から戻った悠斗は『もう夜か・・・』と呟くと、

そのまま宿舎ら戻っていった・・・。


丁度その頃・・・。


イリアとセルンはイザナミ(分体)に呼び出され別室に来ていた・・・。


『コンコンっ!』とドアをノックし入室すると、

そこには、サンダラーを筆頭にイザナミ(分体)と黒犬・・・

そして上位神のヲグナが居た・・・。


張り詰めた空気にイリアとセルンはその身を硬直させたが、

セルンがイリアに『行くわよ』と肩を叩きながら言うと、

頷き用意された席に座った。


『こんな場所ですまないな?』と・・・。

サンダラーが口を開こうとした時、再び扉がノックされ、

入室してきたのは黒犬の同僚でもある『四獣神』の1人・・・白蛇だった。


「遅れてしまい申し訳御座いません」


丁寧に挨拶した白蛇はサンダラーに黒犬の横に座るよう促されると、

イリアとセルンの後ろを進みがてら、

『お二人共、以前は声のみでしたが、お元気そうで・・・』と、

軽く会釈をして通り過ぎ席に座った。


白蛇の優雅な振る舞いにイリアとセルンが見惚れていると、

『コホン』と咳払いしたサンダラーが話を進めて行った。


「えー・・・今回集ってもらったのは他でもない。

 姉貴・・・いや、ヴァマントが体調不良の為出席できなくなったが、

 期限も近い故に、このメンツだけで進めさせてもらう」


そう口を開くと一同が軽く頷くのを確認したサンダラーは続けた。


「話と言うのは、ユウトの事だ・・・」


そう言った瞬間・・・。


染ま場の空気が引き締まった・・・。


サンダラーは視線をイザナミ(分体)へと向けると、

迷宮での2人の成果を聞いた。


『コクリ』と頷いたイザナミ(分体)は皆に報告した。


「正直・・・最初はどうなるかと思ったが、

 2人の成長は著しく見事に限界突破をして見せた・・・。

 そして『魂の灯』をも会得し更なる進化も見せてくれた。

 誠に大儀であったと言わざるをえんの」


いつものイザナミ(分体)なら、ギャル口調で話しているはずだが、

このメンツではそうはいかないのだろうと、

2人は改めてこの場が普通ではない事を察した。


イザナミ(分体)の報告に、サンダラーは『ふむ』と頷くと、

隣に座るヲグナへと視線を向けた。


「・・・ヲグナ様、いかがでしょうか?」


そう尋ねたサンダラーにヲグナは口を開いた。


「・・・その資格は得たようだね?

 俺も最初、2人の資料を見た時、心配もしたが、

 何とかなったようで何よりだよ・・・」


『ふぅ~』っと溜息混じりにそう言ったヲグナの顔は、

やや、やつれているようにも見えたが、

笑みを浮かべるとこの場の雰囲気が少し・・・和らいでいた。


ヲグナの様子を見て安堵の息を漏らしたサンダラーが、

『それでは・・・』と声を挙げた時、白蛇が軽く挙手をし口を開いた。


「精神面の方はいかがなのでしょうか?」


『っ!?』


白蛇の声に再び空間が緊張に包まれると、

イザナミ(分体)はとても言いにくそうに『多少は・・・』と言った。


『多少・・・ですか?』


白蛇のその冷たい声にイザナミ(分体)は、

あからさまに緊張が見て取れると、

今度は黒犬が『どうなんだ?』と横目で睨みながら尋ねた。


その声にイザナミ(分体)は、やや緊張気味に答えた。


『1人は・・・』と・・・。


イザナミ(分体)の物言いに黒犬は『なるほどな』と呟くと、

イリアとセルンは『ゴクリ』と喉を鳴らし言い知れぬ恐怖を感じた。


するとセルンが少し震えながらも挙手をすると、

サンダラーの頷きと共に口を開き尋ねたのだった・・・。


「私達はイザナミ(本体)様に2人には資格がある・・・と、

 そう言われダンジョンに入りレベルを上げて来ました。

 その時、私達が何故・・・選ばれたのかも教えられましたが、

 詳しい内容まではお聞かせ頂けませんでした。

 ですから・・・この場でどうして選ばれたのかを、

 詳しくお聞きしたいのですが?」


少し震えた声でそう尋ねたが、

言い終わる頃にはその震えも消え失せ、

この場に居る神々に対して臆する事無く言い切った。


この時・・・。

一瞬、白蛇の口角が上がったが、ヲグナ以外の者達は気付かず、

ヲグナは内心『こいつは?』と訝し気な表情へと変わったが、

サンダラーによって話は進められた・・・。


「確かに説明しなければ納得もできないだろうな?

 イザナミのヤツ・・・どうして話しておらんだ?」


サンダラーの視線は分体であるイザナミへと向けられたが、

分体は肩を竦めて見せると『はぁ~』と溜息を吐いたのだった。


するとここでヲグナが『私が説明しよう』と声を発すると、

一同が頷き了承を得たヲグナがイリアとセルンに説明していった。


ヲグナの話を聞き終えた2人は、

驚愕すると暫くの間、硬直するためとなったのだった・・・。


2人の様子を見ていたヲグナは、

『まぁ~仕方があるまい?突然、どちらかの命を差し出せと言われれば』と、

イリアとセルンの心情を察すると『ふぅ~』っと溜息が漏れ出た。


すると再びセルンが挙手をすると、

サンダラーの頷きと共に口を開き質問をした。


「それはつまり・・・ヒルコ様の魂の転生先が、

 ユウトの彼女であった『ハヅキ・ホダカ』であり、

 ヒルコ様の魂の影響を受けたユウトを生き返らせる為には、

 2つに分かれたホダカの魂を宿した私達のどちらかの魂が必要だと?」


そう尋ねたセルンに一同が頷いて見せた。


すると白蛇が皆に対し口を開いた。


「すぐに・・・とは、申しません。

 いきなり真実を告げられたのです。

 お迷いになられるのも当然・・・かと?」


『確かにな?』とそう言ったのは黒犬だった・・・。


「正直なところ・・・。

 ユウトに会えるのなら・・・と、そう思っての事だろう。

 中途半端な説明をしたこちら側・・・。

 いや、イザナミの不手際だと言わざるをえんがな?」


そう言った黒犬はイザナミ(分体)に視線を向けるが、

『妾ではないっ!』と口調を強めると、

『確かにな?』と黒犬も納得はしていた・・・。


「うちの主は適当なところがしばしばあるからな~?

 突然真実を知った2人には本当に申し訳ない事をした。

 ・・・すまんな?」


2人に対し座ったまま頭を下げた黒犬に、

イリアとセルンは無言ながらも『フルフル』と頭を横に振って見せた。


2人の顔色が悪くなり、緊張に包まれた時、

白蛇は『あら?』と口を開くと、指を『パチン』と弾いて見せた。


すると一瞬にして、一同の前にカップとソーサーが出現すると、

その中には暖かい紅茶が既に入れられていた。


「お二人共・・・。

 喉が渇いているのでしょ?

 まずはお茶でもお飲みなって気持ちを落ち着けて下さいな?」


そう言った白蛇は微笑みを向けるも、

イリアとセルンは双眼が閉じられたままでてる事に驚いていた。


そんな雰囲気を察した白蛇は『フフっ』と笑いながら答えた。


「私の両眼はその昔・・・。

 俺らが主、イザナミ様によって抉り取られたのですよ♪」


『フフフっ』と笑いながら言った白蛇に、

黒犬は慌てて『白蛇っ!』と声を挙げると、

『まぁ~良いではありませんか?昔の事・・・故』と、

少し狂気染みた声で言ったのだった・・・。


その返答に苛立ちを見せた黒犬は、

テーブルを『バンっ!』と叩きながら立ち上がると、

ヲグナが『止めないかっ!』と一喝し、

黒犬は怒気を纏わせながらも着席した。


するとセルンが『あの・・・』と言いながら挙手をすると、

サンダラーの頷きの後、皆に尋ねた。


「期限とおっしゃられていましたが、

 その期限と言うのは?」


その問いにソンダラーが目を閉じながら答えた。


「明日から・・・1週間ほどだ・・・」


「一週間っ!?」


セルンは驚きの声を挙げたが、イリアは双眼を見開くのがやっとだった。


「何故・・・後、一週間なのですかっ!?」


残りの期限が一週間だと告げられたセルンが、

怒気を滲ませながらそう言うと、

ヲグナが重くなった口を開いた・・・。


「・・・君達・・・いや、命在る者達は本来・・・

 この迷宮に来る事はない。

 それはここが、亡者の世界である為だ・・・。

 君達が迷宮に潜って突破するまでの期間・・・。

 気付いていないかもしれんが、

 2人の寿命はこうしている間でも、どんどん削られている」


ヲグナの説明を聞いた2人は『そんな・・・』と言葉を吐くのがやっとで、

それ以上の言葉が出ず沈黙していると、

またもや白蛇が2人に口を開いていった・・・。


「通常の人間・・・。

 いえ、人族であれば、とっくの昔にその命を使い切り、

 今頃亡者となって、この冥界の大回廊を彷徨っているはずです。

 ですが、お二人はエルフとダークエルフ・・・。

 つまり長寿の命を持つ種族ですので、

 冥界に居ても、ある程度は生きていく事は可能なのです」


するとここで沈黙していたイザナミ(分体)が声を挙げた。


「長寿の種族だったのも、何かの縁・・・なのかもしれんの?」


そう言うとイザナミは(分体)は再びその口を閉じたのだった。


『・・・・・』


全てを知り言葉が上手く出て来ない2人に、

『折角・・・100階層もあるダンジョンを突破出来たのにな?』と、

サンダラーが呟くと、2人の目には涙が溜まっていた。


そしてそれをただ見ている事しか出来ないイザナミ(分体)は、

膝に置かれた両拳をただ、握り締める事しか出来なかったのだった・・・。


するとヲグナが哀れな目を2人に向けながら言った。


「悪い・・・とは思っている。

 だが、俺達は悠斗君に生きてもらわなければならないんだ。

 この世の厄災から・・・この世界・・・

 いや、全世界を守ってもらう為に・・・。

 悠斗君は我々の・・・

 いや、全世界の生きる者達を守ってもらわねばならないんだ。

 だから・・・」


ヲグナは余程辛かったのだろう・・・。

神であるが故の無力さに・・・。


顔をゆがめ苦悶に満ちた表情を見せるも、

2人は俯き身体を震わせているだけだった・・・。


『それに・・・』と苦悶の表情を浮かべたままのヲグナは続けた。


「先程セルン君だったかな?

 君が尋ねた『期限』は、彼・・・

 悠斗君にもその期限があるんだ」


悠斗にも期限があると聞かされたセルンは、

涙で頬を濡らしながらも勢いよく顔を上げると、

声を張り上げた。


「ユ、ユウトにも期限がっ!?

 で、でもどうしてですかっ!?

 ユウトは今、魂だけの存在なのでしょっ!?

 どうしてユウトに期限があるのですかっ!?」


そう怒声にも似たセルンの声に、

今度はサンダラーが答えた・・・。


「確かにあいつ今、魂だけの存在だ・・・。

 だかな?本来亡者という者達は、この大回廊を彷徨い歩く間、

 己の行いを反省し後悔しながら奈落へと落ちて行く・・・

 それが大前提なのだ。

 だがユウトの場合・・・。

 一時は彷徨い歩きはしたが、すぐに我々によって保護され、

 神々の仕事の為に、無理矢理この冥界の理を曲げておるのだ。

 あの大回廊から外れた亡者の行く末を知っているか?」


そう尋ねたサンダラーに、セルンは『いえ』と答えると、

サンダラーは大回廊を外れた亡者達の行く末を教えた。


「まずはソウル・イーターと呼ばれる者達に捕食され、

 彼らの栄養となる。

 他には個人差があるが、大回廊を外れた者は、

 奈落に落ちる事もなく・・・そして魂の再生もされる事もなく、

 消滅・・・してしまうのだ」


「・・・しょ、消滅っ!?」


冥界の真実を知ったセルンは激しく動揺するも、

怒りに任せその眼光を向けるとこう言った。


「神だと言うのならっ!

 どうして神々の皆さんはその命を救う為に、

 命を・・・魂を投げ出さないのですかっ!」


セルンが怒りに任せてそう言った時だった・・・。


突然『ギィィィっ!』と扉が開くと、

姿を現したのはヴァマントだった・・・。


ヴァマントは扉を閉め歩き始めると、

怒声を発したセルンにこう言った・・・。


「それはな?

 貴様も知っているだろうが、我々神々は自らの力を分散し、

 全世界の生命が居る星々に分体を派遣し、

 秩序を守る為に監視しているからだ・・・。

 その為、我々には・・・厄災と戦うだけの力がない。

 もし、分体など派遣しなければ、誰もか弱き人族などには頼まんっ!」


そう言いながらヴァマントは威圧を放ったが、

セルンの眼光が鈍くなるどころか、更に瞳の奥に力が宿った。


それを見ていたヲグナは内心『ほう~中々やるね?』と感心するも、

ヴァマントを睨みつけるセルンは口を開いた。


「・・・か弱き?

 か弱き人族ですってぇぇぇっ!」


そう激怒した瞬間・・・。


セルンの隣で震えていたイリアが呟いた。


『バーニング・ブルー…』


そう呟いた瞬間・・・。


突然イリアの身体を蒼き炎が包み込み、

鎧と剣へと姿を変えると、一瞬にしてヴァマントの懐に潜り込み、

その蒼く燃え盛る剣を喉元に突きつけた・・・。


『っ!?』


その余りの速度に驚いた神々はイリアの戦闘能力に驚いたが、

喉元に突きつけられた剣を前に、ヴァマントは顎を上げながら口を開いた。


「ほ、ほう・・・中々やるじゃないか?

 確かイリアと言ったか?

 この私に剣を突きつけるとは・・・

 貴様・・・一体どういうつもりだ?」


イリアはヴァマントに剣を突きつけながら睨みを効かせ、

冷汗が浮かぶヴァマントにこう言った・・・。


「神々とやらはそんなに偉いんですかっ!?」


「なっ、何だとっ!?」


「神々は人々を・・・

 そこに生きる者達を守ってこその神ではないのですかっ!?」


「きっ、貴様・・・我々神を愚弄するのかっ!?」


「この程度の言葉に怒るなんて・・・

 それじゃ~人族達と何も変わらないじゃないですかっ!

 何が神よっ! 

 人族を・・・命ある者達を舐めないでよっ!」


そう怒声を発したイリアに、セルンは『フっ』と笑みを浮かべると、

『確かに・・・ね』と呟くと咆哮しいた。


『イグニッションっ!

 ブラック・エッジっ!』


セルンは全身を黒き炎が包み込み、跳躍しヴァマントの背後を取ると、

『白銀の双月』の刃を背中に当てながら言った。


『貴女からは他の神々とは違うモノを感じるわね?

 女帝さん・・・貴女・・・一体何を隠しているのかしら?』


この時、2人の行動に驚きはしたが、

神々達は止めに入らなかった・・・。


ヴァマントの突然の乱入・・・。

そしてその傍若無人の振る舞いに、神々達は止める気も無かったのだった。


ヴァマントの行いに対し肩を竦める者・・・。

呆れる者・・・そして笑う者達まで現れた。


そんな神々を見たヴァマントは『お前達』と声を発するも、

誰一人・・・その声には答えなかった。


「くっ!貴様ら・・・」


「私の『魂の灯』が・・・いえ、ホダカが言ってるわ。

 この女は何かを隠しているってねっ!」


セルンの言葉に同調したイリアが『コクリ』と頷くと、

蒼き炎が猛り、ヴァマントの衣装の襟を『ジュゥゥっ』と焦げ付かせた。


『そこまでだっ!君達っ!』


突然ヲグナが怒声を発し、この部屋に緊張が走ると、

ヴァマントに剣を突きつけるイリアとセルンに言った。


「2人共・・・すまない・・・。

 もうそのくらいにしてやってくれ・・・」


そう言ったヲグナは頭を垂れると謝罪を口にした。


『っ!?』


上位神であるヲグナの行動に驚いた者達は一斉に立ち上がると、

イリアとセルンに対し深々と頭を下げて見せたのだった。


「君達の言う事は最もだ・・・。

 だが、我々神々達は、最高神様の理を捻じ曲げる事は許されないのだ。

 気持ちもわかる・・・そして無理難題を言っているのもわかっている。

 だが・・・我々にはこうするしかないのだ」


上位神であるヲグナの声に、

深々と頭を下げた神々が声を揃え『すまなかった』と謝罪を口にした。


イリアとセルンはその光景に驚くと、

ヴァマントに突きつけた剣を収めこう言った・・・。


「ユウトだけに重荷を背負わせないわ・・・。

 女帝さん・・・貴女の命は、神々の謝罪で取らないであげるわ。

 精々・・・感謝する事ね?」


『お、おのれ・・・セルンっ!

 そして・・・イリアっ!貴様達・・・覚えていろよっ!』


「・・・ふ~ん、別にいいですよ?

 確か皆さんの話では、私かセルン・・・どちらかが死ぬんですよね?

 その時って・・・覚えていられるのかな~?

 ・・・ねぇ、セルン?」


「フッフッフっ・・・確かにそうね?

 あぁ~それと女帝さん?

 言ってる事・・・なんだか矛盾していません?

 神がそんな雑魚・・・みたいなセリフを吐くんですね?

 現世に戻った時、みんなに教えなくちゃね?」


「ぐぬぬぬ・・・き、貴様ら・・・」


そう告げたセルンとイリアは、再び席に座ると、

白蛇に出されたお茶を飲み干し、笑みを浮かべながら、

『さて皆さん、続きをどうぞ?』と言ったのだった・・・。


そしてこの光景を見せられた神々は、

苦笑いを浮かべる者、顔を顰める者・・・

そして笑っている者もいたのだった・・・。



ってな事で・・・。


今回のお話はいかがだったでしょうか?

色々と回収されるモノ、そしてまだ引っ張るモノはありますが、

楽しんでいただければ・・・と、思います。



ってなことで、緋色火花でした。

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― 新着の感想 ―
なるほどなるほど・・・ やっぱり悠斗は究極の巻き込まれ体質なんですねーw しかしセルンとイリアの堂々とした(?)態度! さすが悠斗についていくだけありますね♪惚れ直します♪
感想一覧
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