265話 限り在る時間
お疲れ様です。
社畜過ぎる緋色で御座います。
新しいプロジェクトもあり多忙を極めておりますが、
何とか書きあげる事が出来ましたっ!
てか・・・。
思っていたよりも忙しくなってしまい、
大変申し訳なく思っております。
それでは256話をお楽しみ下さい。
イザナミの号令によって駆け出した者達・・・。
だが、戸惑いを見せるイリアとセルンが遅れ急ぐ中、
先頭を駆けるイザナミとジェミーは念話で会話をしていた・・・。
{なぁ、イザナミよ・・・}
{・・・何じゃ?}
{お前・・・さっきタイムトライアルっつったけどよ・・・
どうしてそんなに急ぐ必要がるんだ?}
ジェミーが駆けるイザナミの横顔を見ながらそう問うと、
一瞬視線を向けたイザナミは深刻そうに答えた。
{・・・あんたも知ってるっしょ?
生者である以上、この冥界で生きる事は不可能ってさ?}
表情1つ変えずそう答えるイザナミに、
ジェミーはその視線を斜め上へと挙げながら『あぁ~』っと返答した。
{正直言うと・・・。
この迷宮がこんな異常事態になってるなんて、
だ~れも思わねーじゃんね?
あやつらを鍛え成長を待って突破するはずがさ~・・・
何がどうしてこーなったんだか・・・ふぅ~}
一定の速度で走りながらも深く溜息を吐くイドナミに、
ジェミーは『だな~』と言葉短く答えながら、
後方を駆けて来るイリア達に視線を向けると再び問いかけた。
{・・・で?
あの子らの成長ってのはどうなんだ?}
そう問うジェミーにイザナミは少し顏を強張らせながらも、
再び溜息を吐きながら返答した。
{・・・全てが想定外}
{・・・想定外?}
{うぃうぃ・・・。
通常の迷宮であればそれなりに成長し、
此処をギリギリ突破出来る・・・。
と、まぁ~それくらいの心持ちだったんだけどさ~。
ところがどっこい・・・。
想定外も想定外・・・。
『灯』なんぞ会得したり『力』を混合したり・・・。
と、まぁ~予想の真裏の成長をしちゃって、
これから先、アタシにもどーなるか全然わっかんないっつーのっ!}
顏を顰めながら愚痴るように話すイザナミに、
ジェミーは『な、なるほどな~』と同じく顏を顰め、
その気苦労に同情した・・・。
そんな心中を吐露したイザナミの気持ちを察してか、
ジェミーは明るく引き攣らせた笑顔を見せながら話を続けた。
{・・・でもよ~?
とりあえずこれで良かったんじゃねーのか?}
{・・・はぁ?何が良かったんじゃ?}
軽いノリでそう話すジェミーにイザナミはジト目を向けた。
その視線に『うっ』と言葉に詰まったジェミーは視線を逸らすと続けた。
{・・・い、いや~だってよ?
『灯』が使えるって事は、この迷宮も楽勝になるだろうがよ?}
そう言ってのけるジェミーに、
イザナミは顏を『ヒクヒク』と引き攣らせ、
『この虚けがぁぁぁっ!』と念話で吠えた。
『キーン』とイザナミの怒声がジェミーの頭の中に響き渡り、
耳をつんざき軽く眩暈を起こした。
そしてクラクラする頭を軽く振りながらも、
『怒鳴る事ねーだろっ!』と返答すると、
イザナミが冷めきった声で返答した。
{生者が『灯』なんてーヤバい力を身に着けたら、
今後どう身体や精神に影響するかわからんのだぞ?
もしソレを使い続けた結果・・・。
今ある身体や精神が異形と化すかもしれんのだぞ!}
{・・・・・}
そう険しい表情を見せるイザナミに、
ジェミーは言葉を失い沈黙してしまったのだった・・・。
その頃、後方で賑やかに騒ぐ者達は・・・。
「ちょ、ちょっと黒紅ーっ!待ちなさいよっ!」
「嫌ですよ~・・・。
のろまさんなのが悪いんですよ~だ♪」
ドタドタと騒がしく走る・・・?
黒紅に対し怒りの形相で追いかけるイリアとセルンの姿があった。
黒紅の物言いに顏を引き攣らせるセルンは『チっ!』とした打ちすると、
イリアに声をかけた。
「・・・イリア、とりあえずムカつくから、
『ブースト』を使って一気に追い抜くわよ」
「りょ、了解・・・」
セルンの迫力にイリアはたじろぎながらもそう返答すると、
お互いに頷きながら『ブーストっ!』と声を挙げ、
自らの身体に『バフ』をかけ速度を増した。
前方をドタバタしながら駆けて行く黒紅を一気に追い抜くと、
イリアとセルンは振り返りながら同時に声を張り上げた。
『このっ!のろまぁぁぁぁっ!』
一瞬にして追い抜かれた黒紅は、
『こ、このぉぉぉっ!』と声を張り上げるも、
その巨体故に速度が出ない己を呪っていた・・・。
だが・・・。
「・・・御二方。
悠斗様の『門』で在る、この黒紅を侮らないで頂きたいっ!
何も御二方だけが成長したのではないのですよぉぉぉぉっ!」
そう声を張り上げた黒紅の声に、
イリア達だけではなく、前方を走るイザナミ達も振り向いた・・・。
「・・・な、何じゃ?」
訝し気な表情を浮かべるイザナミを他所に、
黒紅は少しの間沈黙すると己の中に在る・・・
記憶・・・。
黒紅の主である悠斗の記憶を探った・・・。
そして『カっ!』と双眼が・・・。
一応建築物である為、双眼はないのだが、
そんな気配を醸し出すと呟いた・・・。
「こ、これだ・・・。
今の私なら・・・出来るはず・・・です。
何故なら・・・」
そう呟きながら、その巨体から『鬼の気』を発し、
黒紅の背景が軽く歪むのが見て取れた・・・。
「・・・高密度と言っても過言じゃないほどの『鬼の気』
い、いつの間に黒紅たんは?」
イザナミの額に皺が寄り、
それを見たジェミーは心の中で『コレも想定外ってやつか』と呟き、
再びその視線を黒紅へと向けた。
「私は悠斗様の『門』なのですからぁぁぁっ!
やってやりますともぉぉぉっ!」
そう吠えた黒紅の迫力に一同が『えっ!?』と首を傾げると、
再び黒紅が『うおぉぉぉぉぉっ!』と雄叫びを挙げながら吠えた。
『刮目して見よっ!この小さき者共よっ!
へ~・・・・んしんっ!』
『っ!?』
一瞬『ピカっ!』と光ったかと思えば、
黒紅の足・・・?である部分が『ガシっ』と音を立て変形すると、
そこにはイリア達が見慣れぬモノが姿を現した。
「・・・な、何・・・アレ?」
イリアの声にセルンは首を傾げ『知らない』とアピールしていると、
続けざまに黒紅が吠えた。
『ローラー・・・ダッシュなりぃぃぃぃっっ!』
そう吠えた黒紅の声に反応するかのように、
『ガシャンっ!』と音を立てた瞬間、
黒紅が速度を上げ猛追してきたのだった・・・。
「ロ、ローラーダッシュっ!?」
「は、速いっ!?」
イリアとセルンが各々にそう驚きの声を挙げる中、
『ゴォォォっ!』と音を立てて凄まじい速度で迫って来た。
その光景に冷や汗を流すイザナミは、
苦々しい表情を浮かべながら引き攣った笑みを浮かべ、
『・・・も、もはや何も言うまいて』と呆れるしかなく、
黒紅の言葉尻を捕まえて、
『そ、それに『なり』って・・・?』と流れる冷や汗を増やした。
そして気が付くとイリア達に追い着いた黒紅は、
『へへ~ん♪』と得意げな声を出すと、
唖然とするイリア達を抜き去り、戦闘を走るイザナミ達に追い付いた。
「う、嘘でしょっ!?」
「わ、私達がいとも簡単に抜かれるだなんてっ!?」
2人が驚愕の声を発する中、
前方を走るイザナミ達に追い着いた黒紅は自慢げに声を挙げた。
「へへ~ん♪どうですかイザナミ様~♪
私だってあの2人と同じように成長しているのですよ~♪」
「そ、そう・・・ね」
そう自慢気に話す黒紅にイザナミはぎこちなくそう返答すると、
その視線は共に並び走る黒紅の足元に視線を移した・・・。
「・・・く、黒紅たん?
その足・・・?元から噴出している『赤いモノ』ってさ、
ひょっとして『鬼の気』だったり・・・?」
イザナミの視線の先には、
高密度に圧縮され噴出している『赤い鬼の気』だったのだ。
その問いに黒紅はご機嫌なのか元気よく『はい♪』と答えると、
続け様にこう言ったのだった・・・。
「因みに・・・ですが~。
このローラーやジェット・ノズルだけでなく~
今の私は身体の『伸縮』も可能になりましたっ!」
『は、はぁぁぁっ!?』
そう言い放った黒紅の言葉に、
イザナミだけではなくジェミーまでも驚きの声を挙げた。
そしてその直後・・・。
『すとーーーっぷっ!すとーーーーぷっ!』と声を荒げ、
その声に皆が足を止めた。
そして一度深呼吸をして『ふぅ~』と息を深く吐き出すと、
頭をボリボリと掻きながら黒紅に向き直り暫くの沈黙があった。
ピリピリとした緊張感が漂う中、
イザナミは『念話』を使用しジエミーに声をかけた。
{な、なぁ、ジェミー・・・}
{な、なに?}
イザナミの声にジェミーが『ゴクリ』と喉を鳴らし、
妙な雰囲気に包まれる中、言葉を待った。
{・・・お前のあの『黄金の球』ってさ?
何故に・・・建造物にも効くのさ?}
{そ、そんな事私に聞かれても・・・}
{だってアレってば冥界の『エリクサー』みたいなもんじゃんね?
アタシの知る『エリクサー』ってのは、
建造物なんぞに効果がないんだけど?
あんたの『エリクサー』ってば一体どーなってのさ?}
{・・・・・}
恐ろしいほどの真顔でそう話すイザナミに、
ジェミーの喉は再び『ゴクリ』と鳴らした。
{・・・い、いや、正直建造物に使った事ないから、
な、何とも言えないんだけど・・・。
でも・・・建造物に効くなんて事・・・あ、ある訳ねーだろ?}
{うむ・・・}
イザナミはジェミーの返答に腕組みをし考え込むと、
『・・・やはりコレは』と言葉を続けた。
{黒紅たんの主である『悠斗殿』に原因がある・・・。
と、言わざるを得ない・・・わね}
イザナミの呟きのような念話にジェミーは小首を傾げ、
その視線は黒紅へと向けられ、
『その名は何度か聞いたけど・・・誰?』と思うのが関の山だった。
するとイザナミは今呟いた事を黒紅に伝えると、
『なるほど~流石悠斗様♪』と何故か得意気だった。
そんな黒紅に溜息を漏らすイザナミは続けてこう言った。
「黒紅たん、よく聞きなよ・・・」
「は、はい」
「そ、そのローラーダッシュをその巨体で使うのは禁止」
「え、えっ!?ど、どうしてですかっ!?」
イザナミの言葉に慌てた様子でそう聞き返して来る黒紅に、
イザナミの表情は無表情へと変わった。
「・・・いくら『悠斗殿の門』とは言っても、
その鬼の気は無尽蔵に湧き出るモノではないはず・・・。
そしてその巨体で垂れ流される量も半端ではあるまい?」
「・・・た、確かにそうですが」
「いざ・・・と言う時にソレが使えなくなってしまっては、
目も当てられない・・・」
そう言った後、イザナミはイリアとセルンへと向き直り、
『丁度良い機会じゃな』と言葉を続けた。
「良いか・・・よく聞け・・・。
イリアとセルンが会得した『冥界の神力』はな、
『人間界』で使用するとどうなるか知っておるか?」
イザナミの言葉に2人は無言で首を左右に振り、
再びその視線を向けられた黒紅もまたフルフルと身体を振った。
「・・・もしその力を『人間界』で使用すれば、
大地には『不浄』・・・。
つまり、穢れ作物も育たぬモノへとなってしまうのじゃ・・・」
『っ!?』
「短い時間なら兎も角・・・。
その力を使い続けると、生き物も生きられぬ土地になってしまう。
そしてソレは黒紅たん・・・。
お前の『鬼の気』も・・・恐らく・・・な」
イザナミから伝わるその気迫に皆が言葉を失い、
その表情は険しいモノへと変わっていた。
「悠斗殿の力の使い方は異質なモノなのであろうな。
『鬼の気』を使用したとしても大地の穢れはないと報告があったからの。
何か異質なモノが作用しているかもしれぬが、
今は正直なんとも言えん・・・
だからお前達も同じなどとは努々忘れる出ないぞ?」
真剣な眼差しでそう言い終えたイザナミに、
皆が静かに頷いて見せたのだった・・・。
少しの間、各々が何かを噛み締めるように沈黙していると、
イザナミが黒紅に口を開いた。
「黒紅たん・・・。
身体の『伸縮』以外に何が出来るようになったか教えてくれし」
先程までとは打って変わってそう口を開いたイザナミに、
黒紅は戸惑いを感じ唖然としてしまった。
「・・・黒紅たん?聞いてる~?
他に何ができんのさ?」
笑みを浮かべ興味深そうに尋ねて来るイザナミに、
黒紅は慌てて『え、えっとですね・・・』と言葉を続けた。
「あ、新しく覚えた力は・・・。
鬼の気を細く圧縮し正面の『鬼瓦』の鬼の目から、
撃ち放つ事ができるようになりました。
ですが今放てるのは1~2発が限界ですが・・・」
「・・・うむうむ、なるほどなるほど♪
ってか・・・それって・・・さ・・・
悠斗殿世界で言うところの・・・『レ、レーザー』だったり?」
顏を引き攣らせながらそう話すイザナミに、
皆が『レ、レーザー?』と首を傾げたがされを華麗にスルーした。
スルーするイザナミに『あはは』と黒紅が渇いた笑いをみせたが、
すぐにその問いに答えた。
「・・・はい。
悠斗様の記憶にロボットモノの必殺技にこういったモノがあり、
それを参考にしてアレンジしました」
「ア、アレンジって・・・」
黒紅の独特な発想に手を頭に当て苦悶するイザナミに、
ジェミーは申し訳無そうに割り込んで来た。
「は、話し中すまないんだが、
イザナミよ・・・。
今は急ぐんじゃなかったのか?」
そう言いながらジェミーの視線は茫然とするイリアとセルンを捉え、
意味有り気にそう言ったのだった・・・。
「そ、そう・・・じゃな。
今はこんな所で時間を潰している暇はないの・・・」
『?』
イザナミの哀れむような視線に2人は違和感を感じ、
戸惑う表情を色濃く浮かべると眼力を強め口を開いた。
「イ、イザナミ様・・・。
今のは一体どう言う意味でしょうか?」
「・・・私もイリアと同じです。
私達に何かあるのなら・・・今、此処でおっしゃって下さい」
『・・・・・』
2人の問いにイザナミとジェミーは目を合わせ、
『はぁ~』って深く息を吐くと神妙な面持ちへと変え説明した。
少しの時間が経過し説明を終えたイザナミは、
『ふぅ』っと一息つくと俯き沈黙する2人の言葉を待った。
拳を強く握り小刻みだが肩を震わせて居るように見え、
2人の心中を察したイザナミとジェミーは複雑な表情を浮かべた。
(・・・仕方があるまい。
今、こうしている時も、2人の命は削られているのじゃからな)
(・・・まぁ、私はこいつらと出会って間もないが、
その心中は穏やかでいてられるはずもないからな)
イザナミとジェミーがそう考えていると、
2人はゆっくりと顔を上げイリアが口を開いた。
「・・・前にそれっぽい事を言われましたが、
正直その時は、そんな深刻な問題とはわからず、
ただユウトに会える・・・。
そう単純に思っていましたが・・・」
そう思い詰めた表情でそう話すイリアに続き、
まるで申し合わせたかのようにセルンが声を発した。
「ですが・・・イザナミ様。
私の命が今も削られ限り在る時間だったとしても、
私達は決して後悔しておりません。
それどころか・・・私達はイザナミ様に感謝しております」
「・・・感謝?」
訝し気な表情を見せたイザナミに、
2人は顏を見合わせると、先程とは打って変わって笑顔を見せた。
「はい♪イザナミ様が提案して頂かなければ、
今も私達はウジウジと人間界で悶々としていた事でしょう」
「ですから・・・感謝しているのです」
そう言った2人は満面の笑みを浮かべ、
イザナミに対し深々と頭を下げ、感謝の意を示して見せたのだった。
『お、お前ら・・・ぐすっ』と目に涙を浮かべ、
2人の心からの感謝を受け取ったイザナミはクルリと背を向けると、
少し怒ったような口調でこう言った・・・。
「フ、フンっ!べ、別に・・・か、感謝とかいらんしっ!
ア、アタ・・・アタシはただ・・・
ふ、2人の意思を組んだけっしょっ!
だ、だから・・あ、頭なんて下げんなしっ!」
そう強がるイザナミに頭を下げる2人は涙を1つ地面に落としつつ、
満面の笑みを浮かべ、それを見ていたジェミーも照れ臭そうにしていた。
だが1人だけ・・・空気の読めない者が居た・・・。
そう、黒紅だ・・・。
この雰囲気の中、何事もなすかったかのように声を発した。
「あの~・・・皆さん?
こんな事していていいんですか~?
早くしないと・・・この2人・・・
死んじゃいますよ~♪
あはははは♪」
無邪気な空気を爆発させながらそう言った黒紅に、
一瞬にして怒りを覚えた者達は無言の圧をかけるも、
それが無駄だったと改めて認識する一同だった・・・。
そして黒紅対し向き直ったイザナミが、
意味有り気にポツリと呟いた。
「・・・お前、まじ・・・そういうとこな?」
「・・・はい?」
「・・・悠斗殿の『門』なだけ・・・あるわ~」
命一杯皮肉めいて言ったつもりだったイザナミだったが、
黒紅の反応は『いや~♪それほどでも~♪』と無邪気な返答だった。
(暖簾に腕押し・・・じゃな・・・ふぅ)
項垂れるイザナミは諦め踵を返すと、
この空気を振り払うように声を挙げた。
「・・・皆の者・・・もう無駄な時間はないと思えっ!
これより最速でこの迷宮を脱出するっ!」
『・・・了解っ!』
「・・・参りますともぉぉぉぉぉっ!」
こうして皆は急ぎ駆け出すのだった・・・。
(・・・悠斗殿。この『門』は何とかならんのかぁぁぁっ!)
心の中でそう絶叫するも、悠斗に届くはずもなく、
ただ・・・虚しくなるのだった・・・。
ってな事で・・・。
今回はコメディ・パートになりました。
今回緋色が思っていたよりも時間が取れず、
6月末にアップという形になりました。
ん~・・・次回も7月末・・・くらいになるのかな~?
と、そうふうに思っておりますが、
なるべく早く・・・アップできるように頑張りたいと思います。
そして次回は『悠斗パート』になる予定です。
楽しみにしていただければ幸いです。
ってなことで、緋色火花でした。




