257話 冥神珠
お疲れ様です。
湿度まじきつい・・・><
喘息でヤバい緋色で御座います。
そんな中・・・。
新たに3つのプロジェクトが・・・^^;
とりあえず1話分のストックがあるので大丈夫っ!(多分)
さて、今回のお話ですが・・・。
あまりリアルに想像しないようにお願い致します。
ヤバいと思ったら脳内でお花畑でも想像して下さい^^
それでは、257話をお楽しみ下さい。
『イ、イザナミ様っ!?
い、一体何をされているのですかっ!?』
そんな黒紅の困惑する声が聞こえる中、
イザナミの『ぐぁぁぁぁぁっ❕』と・・・。
叫ぶ断末魔のような声が響き渡ったのだった。
そんな2人がイザナミの断末魔のような声が響く中・・・。
『ギチっ!メキっ!ゴキっ!ブシャァァっ!ブチブチブチっ!』と、
聞き慣れない音を耳にした・・・。
「イ、イザナミ様っ!?」
「一体何をされているのですかっ!?」
イリアとセルンが両眼を閉じながらもそんな声を挙げると、
『も、もう・・・少し…』とイザナミの苦悶に満ちた声が聞き取れた。
そして『ぐぁぁぁぁぁっ!』とイザナミの絶叫と共に、
その途切れ途切れの呼吸と一緒に声が耳に触れた・・・。
「い、・・・いいぞ・・・おま・・・え・・・たち・・・
め・・・目を開けろ・・・」
イザナミの尋常ではないその声に、
2人が目を開けるとそこには・・・。
『イ、イザナミ様っ!?』
目を開けた瞬間・・・。
2人はそう声を挙げ、眼前に居るイザナミの姿に困惑した。
何故ならそれは・・・。
イザナミが自らの左腕を肩付近から引き千切り、
その左腕を右手で持ちながら、
薄気味悪い笑みを浮かべて居たからだった。
「・・・イ、イザナミ様の・・・う、腕が・・・」
イザナミの様子に『ガクガク』と震えながらイリアがそう声を挙げ、
セルンはただ口を『パクパク』とさせていた・・・。
『ボタボタボタ』っと大量の血液が滴り落ち、
イリアとセルンの顔から血の気が引いていた・・・。
そんな2人にイザナミは笑みとは程遠い表情を見せながら、
固まっているイリアとセルンに口を開いた。
「・・・し、心配・・・するな・・・し。
し、知っての・・・通り・・・
ア、アタシは・・・ぶ、分体だ・・・し・・・
そ、それよりも・・・は、早く・・・」
滝のように流れ落ちる大量の汗と、
口から『ゴボっ』と吐き出される大量の血液にまみれながら、
イザナミは右手に持たれた左腕に噛みついた途端・・・。
『フゴォォォっ!!』と顔を真っ赤にしながら気合いを入れると、
噛みついた左腕を更に半分に引き千切った・・・。
『バキンっ!メリメリメリっ!ブチっ!ブッシャァァァっ!』
『ヒィっ!』とその光景にイリアとセルンは悲鳴を挙げたが、
イザナミは『フゥーフゥー』と荒い息使いをし、
その2つに引き千切られた左腕を、2人の目の前に投げた。
「ふ、2人共・・・。
い、今から・・・ソレを・・・
め、冥界の・・・神力・・・に・・・変換・・・する」
『えっ!?』
「へ、変換・・・すると・・・
そ、その腕は・・・む、紫色の・・・珠となり、
ソレを『冥神珠』と言う。
そ、それを・・・・の、飲み・・・込め・・・。
い、一時的だが・・・ち、力が使えるように・・・
な、なるから・・・」
「イ、イザナミ様の・・・こ、この腕が・・・?
め、冥神珠・・・に?」
そんなセルンの声を聞きながらイリアはその緊張からか、
『ゴクリ』と喉を鳴らした。
「・・・じ、じゃ・・・い、いくよ・・・」
その声に眼前に在る引き千切られた2つの左腕から、
視線を『ゼェ、ゼェ』と呼吸するイザナミに向けられると、
『フフフ』と笑みを浮かべたイザナミは、
その左腕に向かって手をかざした。
『・・・ぶ、物質変換』と、呻くように言った。
するとその引き千切られた左腕は、
瞬時に浮き上がりながら淡い紫色の光を放つと、
瞬く間に『紫色の珠』へと変化し通路に落ちたのだった。
『カチっ、カチッ、カチっ』と・・・。
数回その『珠』は弾むとやがてそれは、
『コロコロ』と転がりイリアとセルンの前で停止した。
イザナミは・・・。
そのビー玉ほどの大きさになったその『珠』わ確認すると、
『うまくいった』と心の中で呟き続けざまに口を開いた。
「・・・よ、よし・・・ふ、2人・・・とも・・・。
一気に・・・の、飲み込め・・・」
イザナミのその声に慌てつつも2人は『はいっ!』と返答し、
一度拳を『ギュっ』と握り締めるとその『紫色の珠』を掴んだ。
(こ、これが・・・冥神珠・・・)
(こ、これを一気にっ!?)
掴んだ手の中に在る『珠』をただ見つめていた2人に、
イザナミは怒声を発した。
『は、早くっ!飲めしっ!!』
『は、はいっ!』
イザナミの怒声に2人の身体が素早く反応すると、
一気に口の中に入れ『ゴキュっ!』とそのまま飲み込んだ。
すると突然イリアとセルンは、
『ぐぅっ、アァァァァっ!』と絶叫し始め、
丁度『胃』の辺りが紫色の光を放ちながら、
2人の全身を包み込むとやがて2人は意識を消失した。
その様子を見ていたイザナミは、
笑みを浮かべたがその笑みは、大量に血液を失くした為、
青白く様ったその顔はより一層不気味に見えていた・・・。
「あ、後は・・・目覚めるのを・・・」
『ゴフっ』と再び吐血したイザナミは、
倒れ込むように壁にもたれると、
通路を塞ぐように立ち塞がる黒紅を意識が朦朧とする中見た。
{く、黒紅・・・たん}
{・・・イザナミ様っ!?}
{・・・せ、戦況・・・は?}
{だ、大丈夫なのですかっ!?}
{・・・戦況は?}
黒紅の気持ちなど関係ないとでも言うように、
イザナミは同じ言葉を念話で繰り返し、
『ズルズル』と壁にもたれながら崩れ落ちると、
引き千切られた左肩に手をかざしスキルを発動させ傷を癒した。
ヘタレ込むように座り込んだイザナミは、
『ふぅ~』と深く息を吐くと、スキルによる治療が完了し、
『こ、これで何とか・・・』と口にしながら、
再び視線を黒紅へと向けた・・・。
するとイザナミは『く、黒紅っ!?』と驚きの声を挙げた。
黒紅の姿を見たイザナミは慌てて立ち上がろうとするも、
傷を癒した程度のスキルでは立ち上がる事すら出来ず、
『クっ!』と呻き声を挙げながら再び座り込んでしまった。
「わ、私は・・・ま、まだ・・・いけますっ!」
そう元気よく返したつもりだったが、
イザナミには通用しなかった・・・。
「そ、そんなバカな事があるかっ!?」
そう声を張り上げるイザナミに構う事無く、
黒紅は『飛ぶ瓦ぁぁぁっ!』と声を張り上げ、
『ハァ、ハァ』と呼吸を荒くしていたのだった。
「く、黒紅・・・も、もういいっ!
あ、後はアタシらに任せろっ!」
「ま、まだ・・・まだ時間は稼げますっ!」
「バカを言うなっ!」
「お2人はまだ・・・意識が戻っていないじゃないですかっ!?
そ、それにまだ・・・2人が戦えるとも限りませんっ!
で、ですから・・・わ、私はっ!
『飛ぶ瓦ぁぁぁっ!いっけぇぇぇっ!』」
皆の前で1人奮戦して見せる黒紅の姿に、
イザナミは『バカ者めっ!』と声を荒げた。
「ま、まだ・・・ですっ!
わ、私は・・・まだ・・・」
『バカ者っ!もうお前の・・・お前の『瓦』はっ!
ほとんど失っているではないかっ!』
そう怒声を発するイザナミの声を遮るように、
『あははは』と突然笑い始めた黒紅はこう言った。
「イ、イザナミ・・・様?
じ、実は私ですね・・・この戦いでレベルアップしまして、
な、何とっ!
自分の身体を解体して飛ばす事が出来るようになったんですっ❕」
「・・・は?解・・・体?」
そう告げられたイザナミは黒紅が言っている事が理解出来ず、
ただ首を傾げていると、
少しずつその言葉の意味を理解すると同時に、
身体に寒気が走ったのだった・・・。
「か、解体っ!?
黒紅っ!今・・・お前、解体と言ったかっ!?」
「はいっ!」
「自分の身体を解体して飛ばすだぁーっ❕?
バカも休み休み言えっ!
そんな事をしたら・・・お前はっ!?」
今、イザナミの脳裏には次第に解体されて行く、
黒紅の無残な姿が描かれていた・・・。
「バカな事はやめろっ!」
「大丈夫ですっ!命中精度もかなり上がりましたしっ!
それに・・・『省エネ?』って言うんですかね?
『瓦』なども今は・・・
は、半分に割って飛ばせるようになっていますからっ!
『飛ぶ瓦ぁぁぁぁっ!』」
そう言いながら黒紅が『飛ぶ瓦』を放った瞬間、
黒紅の『瓦』が全て無くなっている事に気付いた・・・。
『く、黒紅・・・たん?
も、もう・・・いいから・・・わかったから・・・さ?
あ、後は・・・アタシらに・・・ま、任せて・・・さ?』
イザナミは壁に背中を押し付けながら立ち上がると、
右手を伸ばし懇願するように口を開いだ、
『まだいけますっ!』と取り合わない黒紅は、
『スキル発動っ!解体っ!』と声を挙げた・・・。
「や、やめろ・・・黒紅っ!
そ、そんな事はやめてくれっ!」
『ガクガク』と身体を震わせながらそう叫ぶが、
黒紅は構わず『スキル・解体』を発動した。
「く、黒紅・・・ほ、本当にもう・・・やめてくれ・・・。
わ、私は・・・悠斗に何と言って詫びれば・・・」
そう声を挙げたイザナミの目からは大粒の涙が溢れ、
絶望にも似た表情を浮かべて居た。
すると『バキンっ!』と黒紅から破壊音が鳴り響くと、
突如両開きの扉の1つが外れ、
宙に浮きながら赤銅色に包まれた・・・。
『やめろぉぉぉぉっ❕』
イザナミが涙を流しながら絶叫した時だった・・・。
突然イザナミの視界の外で気配を感じた瞬間、
黒紅の身体に触れるイリアとセルンの姿があった・・・。
「お、お前達・・・」
そんな呟く声を2人は背中に感じると、
黒紅の身体を摩りながら2人はこう言った・・・。
「・・・イザナミ様、ご心配おかけいたしました。
これからは黒紅に代わって私達が・・・」
「イザナミ様もまずはお身体をお休め下さい。
魔物達の殲滅は私達が・・・」
「・・・ふ、2人とも、
か、身体は・・・身体は何ともないのかっ!?」
そう声を荒げたイザナミに、
イリアとセルンは『はい、今のところは』と答えると、
通路の奥から再び魔物達の声が響いて来た。
その声を聞いたイリアとセルンは振り返ると、
奮戦しボロボロになった黒紅を見上げながら口を開いた。
「黒紅・・・。
後は私達が何とかするから・・・」
「後はイリアと私に任せてお前は休め」
そんな2人の声に黒紅は少し沈黙したものの、
通路の奥から迫る魔物達の方へと視線を移し、
『・・・後はお願いします』と答えると、
赤銅色を放ちながら宙に浮く扉が『ガタン』と地面に落ちた。
「お2人共・・・御武運を」
そう疲れ切った声で言った黒紅、
イリアとセルンは『コクン』と頷き駆け出したのだった。
そんな2人の背中を見つめていたイザナミは、
『頼むぞ』と呟くと、瀕死状態の黒紅に寄り添い、
『このたわけ者が・・・』と優しい声で叱り、
黒紅もまた・・・。
『あはは、も、申し訳ないです』とから笑いで返したのだった。
それから1時間経過した後、
この75階層の『ボス部屋』の前まで何とか辿り着いた。
「・・・ここまで来れば休めるな」
そう言ったイザナミの声に皆が『はい』と答え、
皆がその場で固まるように座り込んでしまった・・・。
少しの休憩の後・・・。
イザナミは黒紅にもたれかかりながら口を開いた。
「数日・・・いや、体力が回復するまで、
この場に留まろうと思う」
力無くそう言ったイザナミに皆が『はい』と声を挙げると、
数枚の『瓦』が屋根に見受けられる黒紅が口を開いた。
「このボス部屋の前のフロアには、
何故かは知りませんが魔物達も絶対に近寄りませんもんね?
でも・・・何故なんでしょうね?」
そう言った黒紅にイザナミは『フン』と鼻息を荒くすると、
『創ったヤツに聞けっ!』と苛立たしさが滲み出ていた。
『あはは』と苦笑した黒紅は、
イザナミに『身体の具合はいかがですか?』と尋ねた。
するとイザナミは欠損した左腕の肩口に視線を落とすと、
肩を竦めながら答えていった。
「・・・心配いらねーし。
私は『分体』だかんね?
だから私に何かあったとしても『本体』に影響ねーし」
イザナミの声に黒紅は何も言えず、
イリアとセルンもまた同様だった・・・。
そんな空気を醸し出す者達に、
イザナミは『あぁぁ、もうっ!』と苛立った声話挙げると、
改めに口を開いたのだった。
「・・・お前達が別に気にする事ねーしっ!
これは私の判断でお前達が気に病む事ねーんだわっ!」
『・・・・・』
イザナミの言葉に更に押し黙ってしまうと、
イザナミは『でもさ…』と話を続けた。
「まぁ~、知っての通り私は『分体』だ。
元々『本体』が戯言で創り出したからさ~
神力なんて元々少なかったしね~。
でも、みんなに言っておかないといけない事があるんだよね」
そう言ったイザナミに皆が『?』を浮かべていると、
『実は・・・』と口を開いた。
「・・・さっきも言ったけどさ~、
元々私には神力の貯蔵量が少ないんだけどさ、
ってか、ぶっちゃけ・・・。
『魔法や術』の神力を消費する力はもう使えないんだわ。
あんたらからしたら・・・完全にお荷物になった訳よ。
・・・すまぬな」
イザナミの話に皆が再び沈黙し、
陰鬱しとした空気が流れた時だった・・・。
そんな空気の中、何事もなかったかのように、
黒紅が声を挙げた。
「・・・あははは♪
今更お荷物って~♪」
空気が完全に読めていない黒紅に、
皆が『はぁ?』と声を挙げた。
「・・・元々『本体さん』もあまり変わりませんでしたよ~?
いつも面倒臭そうにしていましたし~、
皆さんが戦闘の最中でも『ふぁぁぁ~』って、
とても大きなあくびもしていましたしね~?
だからそんな深刻そうに話されても~♪」
黒紅がそう言った瞬間だった・・・。
『ピシっ!』と何故か物理的な音が聞こえ、
『ゴゴゴゴゴォーっ!』とイザナミの身体から、
怒りのオーラが放たれた・・・。
(く、黒紅ーっ!?
あ、貴女・・・何て事を言うのよっ!?
イ、イザナミ様が・・・お、お怒りに・・・・)
イリアは『ガクガグ』しながら膝を抱え顔をうずめ沈黙し、
セルンは歯を『ガチガチ』と鳴らし冷や汗を流していた・・・。
(あ、あんたバカなのっ!?
く、空気ってモノを少しは読みなさいよぉぉぉっ❕)
イリアとセルンが恐怖する中・・・。
イザナミは『フッ』と笑みを浮かべ肩を竦めると、
『・・・確かに変わらねーか?』と屈託ない笑みを浮かべた。
高笑いするイザナミに『ほっ』と胸を撫で下ろした2人に、
黒紅は何事も無かったかのように2人に口を開いた。
「ところで・・・お2人の身体の調子はいかがですか?」
そう黒紅に尋ねられたイリアは一瞬、
『こ、こいつ・・・』と苛立ってはみたが、
『まぁ、ユウトの門だし・・・』と諦めがつくと、
『えっと~』と、やや斜め上を見上げながら報告していった・・・。
「・・・今現在、疲労度はほぼ限界で、
此処に辿り着けたのが奇跡って感じね」
『ふぅ~』とキツそうにそう言ったイリアに、
セルンが『そうね』と相槌を打ちながらそのまま答えていった。
「私もイリアとほぼ同じね・・・」
言葉短くそう言ったセルンに黒紅は、
『そうですか・・・』と言うと、
『・・・で?』とそのまま話を振って来た・・・。
「・・・で?とは?」
少し怪訝な表情でそう言ったセルンに、
何も気にする事無く黒紅は言葉を続けた。
「・・・冥界の神力の事なのですが?」
そう尋ねた黒紅にイザナミが反応すると、
不安げな表情を浮かべ2人を見つめた。
「・・・今のところ問題はないわ。
だけど・・・」
そう答えたセルンにイザナミは慌てながら口を開いた。
「だ、だけど・・・どしたっ!?
な、何か身体に変調がっ!?」
「い、いえ・・・変調と言いますか、
右腕が少し熱いと言うか・・・」
「み、右腕っ!?見せろっ!」
『はい』と答えたセルンは右腕のガントレットを外しながら、
イザナミに向かって腕を見せたのだった・・・。
「・・・セ、セル・・・ぴょん?
な、何・・・それ?」
「・・・はい?」
イザナミが指を差しながらそう言うと、
セルンは首を傾げながら自分の右腕を見た。
「・・・えっ?何・・・コレ?」
そう驚いた表情見せたセルンに、
イリアが『・・・えっ!?』と声を挙げると、
茫然とするセルンにイリアが慌てながらこう言った。
「ちょ、ちょっと!セルンっ!?
わ、私のも見てっ!」
「は、はぁっ!?イ、イリアもなのっ!?」
イリアの声の大きに驚きつつも、
そう言って『見せてっ!』と声を挙げた。
すると突然立ち上がったイリアは、
皆が注目する中、腰の鎧を外しインナーを脱ぎ、
羞恥からか顔を真っ赤にしていた。
「は、はぁっ!?イ、イリアっ!?
あ、貴女・・・い、一体何やってんのっ!?
ど、どどど・・・どうして下着まで脱ぐのよっ!?」
セルンが慌てて声を挙げたが、
イリアはそんなセルンに構う事無く脱いでいくと、
『見てっ!』と顔を真っ赤にしながら声を荒げた。
イザナミを含めセルンもイリアから顏を背けると、
『バ、バカっ!やめなさいっ!』とセルンが怒鳴り、
『恥を知れっ!この乳女っ!』とイザナミもまた声を荒げた。
2人が顏を真っ赤にしながら顏を背け怒鳴る中、
1人黒紅が『ほ~・・・これはこれは』と声を挙げた。
そして冷静にこう言った・・・。
「・・・セルンさんとはまた違うのですね?」
黒紅の声に皆が『えっ?』と声に出しのだった・・・。
ってな事で・・・。
今回のお話はいかがだったでしょうか?
気持ち悪く・・・なりませんでしたかね?
これでもかなりマイルドにしたのですが・・・。
最初に書いたヤツは・・・エグ過ぎて・・・
自分で引いてしまいました><
AIの方もガンガン作っていますので、
今後もボチボチアップしていきます。
今は登場キャラが同じなので、
アップしていないだけなのですが・・・。
まぁ、でも・・・同じキャラでもいいのなら・・・。
ってなことで、緋色火花でした。




