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異世界転移 ~魔を狩る者~  作者: 緋色火花
第三章・冥界編
365/408

257話 冥神珠

お疲れ様です。


湿度まじきつい・・・><

喘息でヤバい緋色で御座います。


そんな中・・・。

新たに3つのプロジェクトが・・・^^;


とりあえず1話分のストックがあるので大丈夫っ!(多分)


さて、今回のお話ですが・・・。

あまりリアルに想像しないようにお願い致します。


ヤバいと思ったら脳内でお花畑でも想像して下さい^^



それでは、257話をお楽しみ下さい。

『イ、イザナミ様っ!?

 い、一体何をされているのですかっ!?』


そんな黒紅の困惑する声が聞こえる中、

イザナミの『ぐぁぁぁぁぁっ❕』と・・・。

叫ぶ断末魔のような声が響き渡ったのだった。


そんな2人がイザナミの断末魔のような声が響く中・・・。

『ギチっ!メキっ!ゴキっ!ブシャァァっ!ブチブチブチっ!』と、

聞き慣れない音を耳にした・・・。


「イ、イザナミ様っ!?」


「一体何をされているのですかっ!?」


イリアとセルンが両眼を閉じながらもそんな声を挙げると、

『も、もう・・・少し…』とイザナミの苦悶に満ちた声が聞き取れた。


そして『ぐぁぁぁぁぁっ!』とイザナミの絶叫と共に、

その途切れ途切れの呼吸と一緒に声が耳に触れた・・・。


「い、・・・いいぞ・・・おま・・・え・・・たち・・・

 め・・・目を開けろ・・・」


イザナミの尋常ではないその声に、

2人が目を開けるとそこには・・・。


『イ、イザナミ様っ!?』


目を開けた瞬間・・・。

2人はそう声を挙げ、眼前に居るイザナミの姿に困惑した。


何故ならそれは・・・。

イザナミが自らの左腕を肩付近から引き千切り、

その左腕を右手で持ちながら、

薄気味悪い笑みを浮かべて居たからだった。


「・・・イ、イザナミ様の・・・う、腕が・・・」


イザナミの様子に『ガクガク』と震えながらイリアがそう声を挙げ、

セルンはただ口を『パクパク』とさせていた・・・。


『ボタボタボタ』っと大量の血液が滴り落ち、

イリアとセルンの顔から血の気が引いていた・・・。


そんな2人にイザナミは笑みとは程遠い表情を見せながら、

固まっているイリアとセルンに口を開いた。


「・・・し、心配・・・するな・・・し。

 し、知っての・・・通り・・・

 ア、アタシは・・・ぶ、分体だ・・・し・・・

 そ、それよりも・・・は、早く・・・」


滝のように流れ落ちる大量の汗と、

口から『ゴボっ』と吐き出される大量の血液にまみれながら、

イザナミは右手に持たれた左腕に噛みついた途端・・・。


『フゴォォォっ!!』と顔を真っ赤にしながら気合いを入れると、

噛みついた左腕を更に半分に引き千切った・・・。


『バキンっ!メリメリメリっ!ブチっ!ブッシャァァァっ!』


『ヒィっ!』とその光景にイリアとセルンは悲鳴を挙げたが、

イザナミは『フゥーフゥー』と荒い息使いをし、

その2つに引き千切られた左腕を、2人の目の前に投げた。


「ふ、2人共・・・。

 い、今から・・・ソレを・・・

 め、冥界の・・・神力・・・に・・・変換・・・する」


『えっ!?』


「へ、変換・・・すると・・・

 そ、その腕は・・・む、紫色の・・・たまとなり、

 ソレを『冥神珠めいしんぎょく』と言う。

 そ、それを・・・・の、飲み・・・込め・・・。

 い、一時的だが・・・ち、力が使えるように・・・

 な、なるから・・・」


「イ、イザナミ様の・・・こ、この腕が・・・?

 め、冥神珠・・・に?」


そんなセルンの声を聞きながらイリアはその緊張からか、

『ゴクリ』と喉を鳴らした。


「・・・じ、じゃ・・・い、いくよ・・・」


その声に眼前に在る引き千切られた2つの左腕から、

視線を『ゼェ、ゼェ』と呼吸するイザナミに向けられると、

『フフフ』と笑みを浮かべたイザナミは、

その左腕に向かって手をかざした。


『・・・ぶ、物質変換』と、呻くように言った。


するとその引き千切られた左腕は、

瞬時に浮き上がりながら淡い紫色の光を放つと、

瞬く間に『紫色の珠』へと変化し通路に落ちたのだった。


『カチっ、カチッ、カチっ』と・・・。

数回その『珠』は弾むとやがてそれは、

『コロコロ』と転がりイリアとセルンの前で停止した。


イザナミは・・・。

そのビー玉ほどの大きさになったその『珠』わ確認すると、

『うまくいった』と心の中で呟き続けざまに口を開いた。


「・・・よ、よし・・・ふ、2人・・・とも・・・。

 一気に・・・の、飲み込め・・・」


イザナミのその声に慌てつつも2人は『はいっ!』と返答し、

一度拳を『ギュっ』と握り締めるとその『紫色の珠』を掴んだ。


(こ、これが・・・冥神珠・・・)


(こ、これを一気にっ!?)


掴んだ手の中に在る『珠』をただ見つめていた2人に、

イザナミは怒声を発した。


『は、早くっ!飲めしっ!!』


『は、はいっ!』


イザナミの怒声に2人の身体が素早く反応すると、

一気に口の中に入れ『ゴキュっ!』とそのまま飲み込んだ。


すると突然イリアとセルンは、

『ぐぅっ、アァァァァっ!』と絶叫し始め、

丁度『胃』の辺りが紫色の光を放ちながら、

2人の全身を包み込むとやがて2人は意識を消失した。


その様子を見ていたイザナミは、

笑みを浮かべたがその笑みは、大量に血液を失くした為、

青白く様ったその顔はより一層不気味に見えていた・・・。


「あ、後は・・・目覚めるのを・・・」


『ゴフっ』と再び吐血したイザナミは、

倒れ込むように壁にもたれると、

通路を塞ぐように立ち塞がる黒紅を意識が朦朧とする中見た。


{く、黒紅・・・たん}


{・・・イザナミ様っ!?}


{・・・せ、戦況・・・は?}


{だ、大丈夫なのですかっ!?}


{・・・戦況は?}


黒紅の気持ちなど関係ないとでも言うように、

イザナミは同じ言葉を念話で繰り返し、

『ズルズル』と壁にもたれながら崩れ落ちると、

引き千切られた左肩に手をかざしスキルを発動させ傷を癒した。


ヘタレ込むように座り込んだイザナミは、

『ふぅ~』と深く息を吐くと、スキルによる治療が完了し、

『こ、これで何とか・・・』と口にしながら、

再び視線を黒紅へと向けた・・・。


するとイザナミは『く、黒紅っ!?』と驚きの声を挙げた。


黒紅の姿を見たイザナミは慌てて立ち上がろうとするも、

傷を癒した程度のスキルでは立ち上がる事すら出来ず、

『クっ!』と呻き声を挙げながら再び座り込んでしまった。


「わ、私は・・・ま、まだ・・・いけますっ!」


そう元気よく返したつもりだったが、

イザナミには通用しなかった・・・。


「そ、そんなバカな事があるかっ!?」


そう声を張り上げるイザナミに構う事無く、

黒紅は『飛ぶ瓦ぁぁぁっ!』と声を張り上げ、

『ハァ、ハァ』と呼吸を荒くしていたのだった。


「く、黒紅・・・も、もういいっ!

 あ、後はアタシらに任せろっ!」


「ま、まだ・・・まだ時間は稼げますっ!」


「バカを言うなっ!」


「お2人はまだ・・・意識が戻っていないじゃないですかっ!?

 そ、それにまだ・・・2人が戦えるとも限りませんっ!

 で、ですから・・・わ、私はっ!

 『飛ぶ瓦ぁぁぁっ!いっけぇぇぇっ!』」


皆の前で1人奮戦して見せる黒紅の姿に、

イザナミは『バカ者めっ!』と声を荒げた。


「ま、まだ・・・ですっ!

 わ、私は・・・まだ・・・」


『バカ者っ!もうお前の・・・お前の『瓦』はっ!

 ほとんど失っているではないかっ!』


そう怒声を発するイザナミの声を遮るように、

『あははは』と突然笑い始めた黒紅はこう言った。


「イ、イザナミ・・・様?

 じ、実は私ですね・・・この戦いでレベルアップしまして、

 な、何とっ!

 自分の身体を解体して飛ばす事が出来るようになったんですっ❕」


「・・・は?解・・・体?」


そう告げられたイザナミは黒紅が言っている事が理解出来ず、

ただ首を傾げていると、

少しずつその言葉の意味を理解すると同時に、

身体に寒気が走ったのだった・・・。


「か、解体っ!?

 黒紅っ!今・・・お前、解体と言ったかっ!?」


「はいっ!」


「自分の身体を解体して飛ばすだぁーっ❕?

 バカも休み休み言えっ!

 そんな事をしたら・・・お前はっ!?」


今、イザナミの脳裏には次第に解体されて行く、

黒紅の無残な姿が描かれていた・・・。


「バカな事はやめろっ!」


「大丈夫ですっ!命中精度もかなり上がりましたしっ!

 それに・・・『省エネ?』って言うんですかね?

 『瓦』なども今は・・・

 は、半分に割って飛ばせるようになっていますからっ!

 『飛ぶ瓦ぁぁぁぁっ!』」


そう言いながら黒紅が『飛ぶ瓦』を放った瞬間、

黒紅の『瓦』が全て無くなっている事に気付いた・・・。


『く、黒紅・・・たん?

 も、もう・・・いいから・・・わかったから・・・さ?

 あ、後は・・・アタシらに・・・ま、任せて・・・さ?』


イザナミは壁に背中を押し付けながら立ち上がると、

右手を伸ばし懇願するように口を開いだ、

『まだいけますっ!』と取り合わない黒紅は、

『スキル発動っ!解体っ!』と声を挙げた・・・。


「や、やめろ・・・黒紅っ!

 そ、そんな事はやめてくれっ!」


『ガクガク』と身体を震わせながらそう叫ぶが、

黒紅は構わず『スキル・解体』を発動した。


「く、黒紅・・・ほ、本当にもう・・・やめてくれ・・・。

 わ、私は・・・悠斗に何と言って詫びれば・・・」


そう声を挙げたイザナミの目からは大粒の涙が溢れ、

絶望にも似た表情を浮かべて居た。


すると『バキンっ!』と黒紅から破壊音が鳴り響くと、

突如両開きの扉の1つが外れ、

宙に浮きながら赤銅色に包まれた・・・。


『やめろぉぉぉぉっ❕』


イザナミが涙を流しながら絶叫した時だった・・・。


突然イザナミの視界の外で気配を感じた瞬間、

黒紅の身体に触れるイリアとセルンの姿があった・・・。


「お、お前達・・・」


そんな呟く声を2人は背中に感じると、

黒紅の身体を摩りながら2人はこう言った・・・。


「・・・イザナミ様、ご心配おかけいたしました。

 これからは黒紅に代わって私達が・・・」


「イザナミ様もまずはお身体をお休め下さい。

 魔物達の殲滅は私達が・・・」


「・・・ふ、2人とも、

 か、身体は・・・身体は何ともないのかっ!?」


そう声を荒げたイザナミに、

イリアとセルンは『はい、今のところは』と答えると、

通路の奥から再び魔物達の声が響いて来た。


その声を聞いたイリアとセルンは振り返ると、

奮戦しボロボロになった黒紅を見上げながら口を開いた。


「黒紅・・・。

 後は私達が何とかするから・・・」


「後はイリアと私に任せてお前は休め」


そんな2人の声に黒紅は少し沈黙したものの、

通路の奥から迫る魔物達の方へと視線を移し、

『・・・後はお願いします』と答えると、

赤銅色を放ちながら宙に浮く扉が『ガタン』と地面に落ちた。


「お2人共・・・御武運を」


そう疲れ切った声で言った黒紅、

イリアとセルンは『コクン』と頷き駆け出したのだった。


そんな2人の背中を見つめていたイザナミは、

『頼むぞ』と呟くと、瀕死状態の黒紅に寄り添い、

『このたわけ者が・・・』と優しい声で叱り、

黒紅もまた・・・。

『あはは、も、申し訳ないです』とから笑いで返したのだった。



それから1時間経過した後、


この75階層の『ボス部屋』の前まで何とか辿り着いた。


「・・・ここまで来れば休めるな」


そう言ったイザナミの声に皆が『はい』と答え、

皆がその場で固まるように座り込んでしまった・・・。


少しの休憩の後・・・。


イザナミは黒紅にもたれかかりながら口を開いた。


「数日・・・いや、体力が回復するまで、

 この場に留まろうと思う」


力無くそう言ったイザナミに皆が『はい』と声を挙げると、

数枚の『瓦』が屋根に見受けられる黒紅が口を開いた。


「このボス部屋の前のフロアには、

 何故かは知りませんが魔物達も絶対に近寄りませんもんね?

 でも・・・何故なんでしょうね?」


そう言った黒紅にイザナミは『フン』と鼻息を荒くすると、

『創ったヤツに聞けっ!』と苛立たしさが滲み出ていた。


『あはは』と苦笑した黒紅は、

イザナミに『身体の具合はいかがですか?』と尋ねた。


するとイザナミは欠損した左腕の肩口に視線を落とすと、

肩を竦めながら答えていった。


「・・・心配いらねーし。

 私は『分体』だかんね?

 だから私に何かあったとしても『本体』に影響ねーし」


イザナミの声に黒紅は何も言えず、

イリアとセルンもまた同様だった・・・。


そんな空気を醸し出す者達に、

イザナミは『あぁぁ、もうっ!』と苛立った声話挙げると、

改めに口を開いたのだった。


「・・・お前達が別に気にする事ねーしっ!

 これは私の判断でお前達が気に病む事ねーんだわっ!」


『・・・・・』


イザナミの言葉に更に押し黙ってしまうと、

イザナミは『でもさ…』と話を続けた。


「まぁ~、知っての通り私は『分体』だ。

 元々『本体』が戯言で創り出したからさ~

 神力なんて元々少なかったしね~。

 でも、みんなに言っておかないといけない事があるんだよね」


そう言ったイザナミに皆が『?』を浮かべていると、

『実は・・・』と口を開いた。


「・・・さっきも言ったけどさ~、

 元々私には神力の貯蔵量が少ないんだけどさ、

 ってか、ぶっちゃけ・・・。

 『魔法や術』の神力を消費する力はもう使えないんだわ。

 あんたらからしたら・・・完全にお荷物になった訳よ。

 ・・・すまぬな」


イザナミの話に皆が再び沈黙し、

陰鬱しとした空気が流れた時だった・・・。


そんな空気の中、何事もなかったかのように、

黒紅が声を挙げた。


「・・・あははは♪

 今更お荷物って~♪」


空気が完全に読めていない黒紅に、

皆が『はぁ?』と声を挙げた。


「・・・元々『本体さん』もあまり変わりませんでしたよ~?

 いつも面倒臭そうにしていましたし~、

 皆さんが戦闘の最中でも『ふぁぁぁ~』って、

 とても大きなあくびもしていましたしね~?

 だからそんな深刻そうに話されても~♪」


黒紅がそう言った瞬間だった・・・。


『ピシっ!』と何故か物理的な音が聞こえ、

『ゴゴゴゴゴォーっ!』とイザナミの身体から、

怒りのオーラが放たれた・・・。


(く、黒紅ーっ!?

 あ、貴女・・・何て事を言うのよっ!?

 イ、イザナミ様が・・・お、お怒りに・・・・)


イリアは『ガクガグ』しながら膝を抱え顔をうずめ沈黙し、

セルンは歯を『ガチガチ』と鳴らし冷や汗を流していた・・・。


(あ、あんたバカなのっ!?

 く、空気ってモノを少しは読みなさいよぉぉぉっ❕)


イリアとセルンが恐怖する中・・・。


イザナミは『フッ』と笑みを浮かべ肩を竦めると、

『・・・確かに変わらねーか?』と屈託ない笑みを浮かべた。


高笑いするイザナミに『ほっ』と胸を撫で下ろした2人に、

黒紅は何事も無かったかのように2人に口を開いた。


「ところで・・・お2人の身体の調子はいかがですか?」


そう黒紅に尋ねられたイリアは一瞬、

『こ、こいつ・・・』と苛立ってはみたが、

『まぁ、ユウトの門だし・・・』と諦めがつくと、

『えっと~』と、やや斜め上を見上げながら報告していった・・・。


「・・・今現在、疲労度はほぼ限界で、

 此処に辿り着けたのが奇跡って感じね」


『ふぅ~』とキツそうにそう言ったイリアに、

セルンが『そうね』と相槌を打ちながらそのまま答えていった。


「私もイリアとほぼ同じね・・・」


言葉短くそう言ったセルンに黒紅は、

『そうですか・・・』と言うと、

『・・・で?』とそのまま話を振って来た・・・。


「・・・で?とは?」


少し怪訝な表情でそう言ったセルンに、

何も気にする事無く黒紅は言葉を続けた。


「・・・冥界の神力の事なのですが?」


そう尋ねた黒紅にイザナミが反応すると、

不安げな表情を浮かべ2人を見つめた。


「・・・今のところ問題はないわ。

 だけど・・・」


そう答えたセルンにイザナミは慌てながら口を開いた。


「だ、だけど・・・どしたっ!?

 な、何か身体に変調がっ!?」


「い、いえ・・・変調と言いますか、

 右腕が少し熱いと言うか・・・」


「み、右腕っ!?見せろっ!」


『はい』と答えたセルンは右腕のガントレットを外しながら、

イザナミに向かって腕を見せたのだった・・・。


「・・・セ、セル・・・ぴょん?

 な、何・・・それ?」


「・・・はい?」


イザナミが指を差しながらそう言うと、

セルンは首を傾げながら自分の右腕を見た。


「・・・えっ?何・・・コレ?」


そう驚いた表情見せたセルンに、

イリアが『・・・えっ!?』と声を挙げると、

茫然とするセルンにイリアが慌てながらこう言った。


「ちょ、ちょっと!セルンっ!?

 わ、私のも見てっ!」


「は、はぁっ!?イ、イリアもなのっ!?」


イリアの声の大きに驚きつつも、

そう言って『見せてっ!』と声を挙げた。


すると突然立ち上がったイリアは、

皆が注目する中、腰の鎧を外しインナーを脱ぎ、

羞恥からか顔を真っ赤にしていた。


「は、はぁっ!?イ、イリアっ!?

 あ、貴女・・・い、一体何やってんのっ!?

 ど、どどど・・・どうして下着まで脱ぐのよっ!?」


セルンが慌てて声を挙げたが、

イリアはそんなセルンに構う事無く脱いでいくと、

『見てっ!』と顔を真っ赤にしながら声を荒げた。


イザナミを含めセルンもイリアから顏を背けると、

『バ、バカっ!やめなさいっ!』とセルンが怒鳴り、

『恥を知れっ!この乳女っ!』とイザナミもまた声を荒げた。


2人が顏を真っ赤にしながら顏を背け怒鳴る中、

1人黒紅が『ほ~・・・これはこれは』と声を挙げた。


そして冷静にこう言った・・・。


「・・・セルンさんとはまた違うのですね?」


黒紅の声に皆が『えっ?』と声に出しのだった・・・。





ってな事で・・・。


今回のお話はいかがだったでしょうか?

気持ち悪く・・・なりませんでしたかね?

これでもかなりマイルドにしたのですが・・・。


最初に書いたヤツは・・・エグ過ぎて・・・

自分で引いてしまいました><


AIの方もガンガン作っていますので、

今後もボチボチアップしていきます。


今は登場キャラが同じなので、

アップしていないだけなのですが・・・。


まぁ、でも・・・同じキャラでもいいのなら・・・。



ってなことで、緋色火花でした。

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― 新着の感想 ―
[一言] 私にはそんなにエグくはなかったですよ。 ある程度の残虐シーンはこの手のお話ではあるあるですから。 ただこれが実写だとかなりキツいでしょうが。 黒紅が身を削る場面は泣けました。 お互い大切な…
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