233話・魂の灯
お疲れ様です。
ちょいと体調を崩してしまいまして・・・
日々辛いながらも頑張っております。
でもまぁ~ストックは1か月分ありますので、
無理する事無く治していきたいと思います。
今回とある人物の画像を『Ⅹ』(旧ツイッター)にアップしなかったのは、
そのとある人物の『バーションアップ形態』の画像だからです。
ちょっと普通に見せるのはもったいないとか思っちゃいまして、
もったいぶるような形で、今週中に⦅活動報告』で、
『限定公開』したいと思いますw
それでは233話をお楽しみ下さい。
第一階層の『ボス部屋』に居るはずもない魔物が出現した・・・。
その魔物は中級階層に現れる魔物で、
最初期の第一階層の・・・しかも『ボス部屋』に出現した。
その魔物名は・・・『スケルトン・ロード改』
イザナミは咄嗟にセルンに『念話』を送ったが、
それは『とある人物』によって掻き消され、
楽し気にイザナミを挑発したのだった・・・。
そしてその魔物と戦う事になったセルンは、
魔法を駆使し悠斗から学んだ『魔法剣』と、
『グラビティ・プレス』と言う重力系の魔法で拘束し、
セルンの最大威力である『グラビティ・クラッシュ』を放ったのだった。
『はぁぁぁぁぁぁぁっ!』
セルンが自身の最大威力を誇る技を繰り出し、
自身も『これで決まったっ!』とそう確信した時だった・・・。
突然セルンの脳内にイザナミの声が響いて来た。
{相手をよく見てっ!}
その声に『ハっ』としたセルンは、
剣を振り下ろしつつも、その視線を魔物へと向けた・・・。
(こ、こいつ・・・私を見てるっ!?)
悪寒が走ったセルンだったが、
もうその刃は止まらない・・・。
そしてその攻撃が『スケルトン』に当たる直前、
『ギンっ!』と魔物の目が鈍く光ると、
『スケルトン・ロード改』は左腕で防御しつつ、
攻撃に転じようとしていた・・・。
『ギィンっ!』
鈍い音・・・。
その衝突音は剣で斬りつけたとは思えないような音だった・・・。
驚きはしたもののイザナミの助言により、
衝突したと同時に身を翻し距離を取ったセルンは、
『ゴクリ』と喉を鳴らした・・・。
(・・・スケルトンの動きが遅くて助かったけど、
アレで斬れないってどうなってんのよっ!?)
助言により追撃又は迎撃を回避出来たセルンだったが、
動揺は隠せないでいた・・・。
(・・・これからどう戦えば?)
そう考え始めたセルンの額からは、
冷たい汗が流れ落ちていったのだった・・・。
少し時が戻って・・・。
セルンが『スモール・エクスプロージョン』を放った直後。
イリア達が『いけるっ!』と声を弾ませていたが、
イザナミは険しい表情を見せていた・・・。
(あの京都の女の言う事が正しいとすれば、
ダンジョンに配慮した魔法如き・・・屁でもないはず・・・)
じっとセルンの戦いを見つめるイザナミの表情は更に険しくなり、
セルン最大の攻撃『グラビティ・クラッシュ』を放つも、
イザナミはセルンに『念話』でアドバイスを送った・・・。
そして現在・・・。
じっと対峙するセルンと魔物を見据えながら、
独り言のように口を開いた・・・。
『あの子にも『魂の灯』があれば・・・』
そんな言葉を呟くと、その言葉に反応したのがイリアだった・・・。
「イザナミ様・・・?」
「・・・なに?」
「セルンにも『魂の灯』があるのでは?」
「・・・はぁ?」
イザナミはイリアの言葉に不機嫌そうに言うと、
それを気にする事もなくイリアは言葉を続けていった・・・。
「確かノーブルでして頂いたお話では、
私とセルンの魂は元々1つだったモノが2つに別れたと?」
「・・・そうね」
イザナミ達がノーブルに居た時、
冥界に来る事が出来のはセルンとイリアだけであると告げられ、
その時、その理由を聞かされていた・・・。
「イザナミ様が言われた事が本当なら、
セルンにも私のような『ブルースピリット』があるかもしれません」
イリアの熱を帯びた言葉がイザナミに向けられると、
イザナミは目線を下げ顎を手で撫でながら思考していった・・・。
(た、確かに・・・元々1つの魂が分かれて・・・。
この子の言う通り、確かにその可能性はある・・・。
けど・・・。
聞いた話によるとイリアはノーブルの神々によって鍛えられ、
その結果・・・。
『ぶるーすぴりっと』を発現させたと聞いた・・・。
でも、あの子は違う・・・。
セルンは神々の指導を受けてはいない・・・。
だから『魂の灯』の発現など有り得ない・・・はず・・・)
そう考えつつも視線を向けた先では、
既に戦いが再開しており、
どう贔屓目に見てもセルンが押されているのが明白だった・・・。
その時だった・・・。
突然『ドゴンっ!』と強烈な衝突音が聞こえ、
イザナミが視線を向けると、
そこには壁に打ち付けられたセルンの姿があった。
「かはっ!」
『セルンっ!?』
イリアや黒紅がそう声を挙げる中、
イザナミは唇を噛み締め苦悩していた・・・。
(本当なら迷わず助けるべき・・・なんだろうけど、
で、でもあの子はまだ・・・。
正直なところ、アタシ達に助けを求めてくる事を願っている・・・。
だけどあの子の闘争本能はまだ・・・)
そう考えつつも滲み出る怒りが込み上げ、
イザナミは『ドンっ! 』と壁を強く叩いた・・・。
壁に打ち付けられたセルンは何度も頭を振り、
意識が朦朧とする状態から抜け出そうとしていた・・・。
(うぅぅ・・・つ、強い・・・。
このままじゃ本当に・・・)
そしてボヤける視界には・・・。
『スケルトン』がこちらに向かって一歩踏み出し、
己の死が、一歩一歩と近づいて来る事を悟っていた。
(・・・ユ、ユウト)
無意識にセルンは悠斗の笑顔を思い出し、
その記憶が走馬灯のように脳内を巡った時だった・・・。
ふと気づくとセルンは真っ暗な空間に佇んでいた・・・。
「えっ?・・・こ、此処は何処?
私は一体どうして?」
闇に包まれた空間の中で『うっ』と激しい眩暈に襲われ、
平衡感覚が異常をきたし始めその場で膝を着くと、
どこからともなく声が聞こえた・・・。
{・・・力が欲しい?}
「・・・だ、誰っ!?」
{答えて・・・。
貴方は悠斗の為にその命を捧げる事が出来る?}
声の主が誰かはわからない・・・。
ただわかるのは、その声の主が女性だという事だけ・・・。
セルンは地に着いていた手を握り締めると、
『あっ、当たり前な事・・・聞かないでよっ!』と、
『ガクガク』と震える膝に構う事無く、
力一杯声を張り上げ立ち上がった。
そして何も見えない闇の中で、
どこに居るかもわからないその女性の声にこう言った・・・。
『私の命ぐらいでユウトが生き返るのならっ!
こんな命なんて・・・安いモノよっ!』
そう言い放ったセルンに女性の声が『ふふふ』と笑うと、
一呼吸終えてセルンに答えたのだった・・・。
{貴女に力を貸してあげる・・・。
でもこの力は仮初の力・・・。
この力を手にするかどうかは・・・貴女次第よ?}
「・・・力?」
{さぁ・・・セルン・・・。
貴女の意思で・・・強き心で一歩・・・踏み出して・・・}
「・・・私の意思で?強き心・・・で?」
女性の声に反応するかのように、
セルンは自らの強い意志で一歩・・・踏み出して見せた。
それは眼前にある強敵に対し、一歩も引かないという心の表れだった。
すると次の瞬間・・・。
突然目の前が眩しく光り始め、
その眩しさから手をかざし遮ると、
『セルンっ!立ちなさいっ!』と言うイザナミの声が突然聞こえた。
(はっ!?わ、私は一体っ!?)
我に返ったセルンが眼前に迫る異様な圧迫感に気付き顔を上げると、
目の前でスケルトンはその大きな腕を振り上げていた・・・。
『うわぁぁぁっ!?』と焦りの声を挙げながら、
間一髪のところで咄嗟に床を転がりながら離脱すると、
スケルトンの腕が『ドカっ!』と激しい音を立てて、
床を抉っているのを見て冷や汗を流していた・・・。
(こいつの動きの遅さにまた救われたけど、
こいつとどう戦えば?)
そして立ち上がると同時にイザナミに振り返ると、
『しっかりしなさいっ!』と、
叱咤激励の言葉をもらい無意識に笑みを浮かべた。
その声に『はいっ!』と力強く答えたセルンは、
レイピアを構えるも、その剣はもうボロボロの状態だったのだ。
(・・・私の剣がっ!?)
そう驚くもセルンはこちらを見つめる『スケルトン』に、
気合いの入った声を投げた・・・。
「まだよっ!勝負はまだ着いていないわっ!」
そんなセルンの声に『スケルトン』は嘲笑うかのように、
『カタカタ』と骨を鳴らすとゆっくりと踏み出した・・・。
「来なさいっ!
私は・・・諦めないっ!
必ずユウトの下に辿り着いて見せるっ!」
セルンがそう吠えた瞬間だった・・・。
セルンの胸の辺りが突然熱くなり始め、
心臓がそれに呼応するかのように高鳴った・・・。
(・・・きゅ、急に胸の辺りが・・・あ、熱くなって・・・
コレは・・・何っ!?)
その息苦しさからセルンの膝が揺らぎ始めると、
『ボっ!』とその細い身体から『黒い炎』が吹き出した・・・。
「きゃっ!?な、何っ!?
く、黒い・・・炎っ!?どうして私の身体からっ!?」
セルン自身が驚くばかりではなく、
それを見ていたイザナミ達もまた驚愕していた。
「イ、イ・・・イザナミ様っ!?」
「あ、あぁ・・・こ、これは一体?」
驚く2人に黒紅が何かを見つけ口を開いた。
{イザナミ様っ!?
セルンさんの身体に被るように・・・人族が・・・
じょ、女性の姿が見えますっ!}
「は、はぁぁっ!?あ、あんた・・・一体何を言ってっ!?」
{わ、私には見えるのですっ!
まだ若い女性の姿が・・・セルンさんの身体に被るように・・・}
「いやいやいやいや~・・・黒紅たん?
いくら何でもアタシゃ~こう見えてとてもえら~い神様だよ?
あんたに見えてアタシに見えないって・・・
はっはっはっ!ないないっ!流石にそれはないわ~♪」
{・・・し、しかし私には見えるのですっ!
その長い黒髪を束ね留めている『向日葵』の髪留めまでもっ!}
「・・・『向日葵』の髪留めって・・・ははは・・・
黒紅たんもまたおかしな事をって・・・。
んっ!?『向日葵』の髪留めって言ったっ!?」
{・・・はいっ!}
「・・・ま、まじでかっ!?」
イザナミもイリアも・・・。
黒紅の言葉にセルンを凝視して見るも、
2人にはそんな女性の姿など見えはしなかった。
「ア、アタシに見えないってっ!?
流石に『イミフ』なんですけどっ!?」
『神眼』のスキルを使用してまでセルンを鑑定したが、
イザナミには見えず、そしてまた鑑定もされず・・・。
だがしかし・・・黒紅にはその姿が見えているようだった。
「・・・こんな事がっ!?
それに『向日葵』って・・・」
更に驚愕する事になったイザナミを他所に、
セルンは今・・・。
黒い炎の中で黒紅だけが見えた女性の声を聞いていた・・・。
『貴女の命を燃やして掴み取って・・・。
かけがえのないモノを手に入れる為に・・・。
命を賭ける場所は・・・今・・・この刻よっ!』
『はいっ!』
セルンの耳元でそう囁いたその声に、
強き心を以ってそう答えたのだった・・・。
すると・・・。
激しく猛っていた『黒い炎』は急激に収束すると、
胸の辺りで、ゆらゆらと小さな『黒い火』が揺らめていた・・・。
「この小さな黒い火が・・・?」
セルンはその『黒い火』を見ながらそう呟くと、
ソレは光ってセルンの声に応えたのだった・・・。
そして聞いた・・・。
『我を従えたくばその力を示せ・・・』
「さっきとは違う女性の声っ!?」
その声にセルンは先程聞いた女性の言葉を思い出した・・・。
(この力を手に入れるのは・・・)
そう心で呟きながら視線を迫る『スケルトン』へと移し、
ありったけの声を張り上げた。
『私次第っ!』
突然そう声を張り上げたセルンに、
見守るイザナミ達は凄まじい圧力を感じた。
「なっ、何っ!?この力はっ!?」
{す、凄い力をセルンさんから感じますっ!}
「・・・うっひゃぁぁぁぁっ!♪
セルンの『覚醒ターン』きたぁぁぁぁっ!♪
あの子っ!たっっっまんないわねーっ!?♪」
それぞれがそう言葉を漏らす中、
その声に共鳴した『黒い火』が激しく光り始めると、
『黒い火』はセルンの中へと消えて行った・・・。
『ドンっ!』とセルンの中で何かが躍動したのを感じると、
全身を覆うように『黒い火』が『炎』へと変わり、
それは何かへと変貌しようとしていた・・・。
そして再びセルンには先程の女性の声が脳内に響いて来た・・・。
『我を手に入れたくば声を挙げよっ!
『イグニッション』とっ!』
その声に促されるようにセルンは再び声を張り上げた。
『・・・イグニッションっ!』
その声を合図に・・・。
セルンの体内に消えたはずの『黒い火』が、
『黒い炎』となって吹き出し、
更に女性の声が脳内に響いて来た・・・。
{汝の想いを具現化させよっ!
そしてこう叫べ・・・『ブレイジング』とっ!}
「・・・私の・・・想いを・・・」
そう呟いたセルンは『黒い炎』が全身を包む中、
全身を包む『黒い炎』へとイメージを送り、
より鋭さを増した眼光を『スケルトン』へと向け吠えた。
『うおぉぉぉぉぉぉっ!
ブレイジング・アーマァァァァっ!』
セルンの『魂の咆哮』に共鳴したその『黒い炎』は、
黒い光を放ちながら具現化しセルンの身体に装着され、
装着完了と同時に『黒い炎』は消失した。
その『黒い炎の鎧』は・・・。
漆黒に染まり『炎』のイメージを彷彿とさせる模様が、
赤く刻まれ、特徴的になのがその顔を覆うマスクだった・・・。
顏全体を覆うマスクの目元には、
赤く縁取りされ、そこから覗くセルンの澄んだ青い目が、
妖しく光を放っていた・・・。
大きな鎧ではない・・・。
その鎧はセルンの細い身体にフィットし、
魅力的な身体を損なわないモノだった・・・。
変貌を遂げたセルンの様子に、
『スケルトン・ロード改』は立ち止まり、
放たれる威圧に一歩・・・後ろへと後退していたのだった・・・。
セルンはそんな『敵』を見据えると、
鋭い眼光を向け、ボロボロになったレイピアを構えた・・・。
『・・・カタカタカタカタカタ』
その剣の破損具合を見た『スケルトン』は、
嘲笑するかのように再び骨を楽し気に鳴らすと、
後退したその足を・・・前へと進めた・・・。
(例え剣がボロボロだって・・・ヤって見せるっ!)
そう強き意思で握る柄に力を込めると、
ボロボロだったレイピアが黒く・・・揺らめいた・・・。
(・・・剣がっ!)
そのレイピアから何かを感じ取ったセルンは、
『うおぉぉぉぉぉっ!』と雄叫びを挙げながら駆け出すと、
それを迎え撃つ『スケルト』が『肋骨』を1本抜き取り、
魔力を流すとその肋骨は1振りの剣へと姿を変えた。
『ギンっ!』と剣同士が衝突すると鈍い音を立てていた・・・。
セルンはレイピア自身がもうもたない事を察知すると、
『魔法剣っ!』と叫び己の魔力を流したのだった・・・。
するとその剣は悲鳴を挙げるかのように嘶くと、
レイピアが纏っていた『黒い炎』が収束し、
一振りの『黒い刀身』へと姿を変えた・・・。
『いっけぇぇぇぇっ!』
気合いを込めた雄叫びを挙げながら、
セルンは『スケルトン』の『肋骨剣』を弾き上げると、
『シュっ!』とマスクが自動ドアのように左右に消え失せ、
眼光鋭いセルンの青い目が睨みを利かせていた・・・。
『最後に私のこの顏を刻んで消えろっ!
はぁぁぁぁっ!ブレイジング・スラァァァッシュっ!』
『スケルトン』の『肋骨剣』を弾き上げた勢いで、
そう声を挙げると、黒く刀身が染まったレイピアは、
る黒い光を纏い、それを真上から振り下ろした・・・。
『ジャっ!』っと独特な斬撃音を発しフィニッシュすると、
『スゥ』っと・・・。
セルンの剣筋をなぞるように一筋の線が微かに光り、
次の瞬間・・・。
『ボっ!』とその光のラインから『黒い炎』が吹き出したのだった・・・。
『カタカタカタカ・・・グギャャャャ・・・』
そう断末魔の声を響かせた『スケルトン・ロード改』は、
瞬時に塵と成り・・・そのまま消滅したのだった・・・。
「・・・や、やった・・・わ・・・フフフフ♪」
顏を顰めながらもそう言ったセルンは、
そのまま崩れ落ちるように意識を手放したのだった・・・。
意識を手放しその場に崩れ落ちたセルンを心配し、
イリアと黒紅が駆け出す中・・・。
壁にもたれていたイザナミは微かに口角を上げ呟いた・・・。
『・・・全米が泣いた♪』
そうおちゃらけて言ったものの、
イザナミのその目には涙が少し・・・
滲んでいるようにも見えたのだった。
そしてこの様子を見ていた者達が居た・・・。
薄暗い部屋の一室でモニター越しに見ている者達が無表情で見ていた。
だが、その1人は口を『への字』に曲げながら、
肩を竦め愚痴をこぼした・・・。
「遊びのついでに弄ったスケルトン・ロードやったけど、
なんやようわから~しまへんけど、面白いもんが見れましたな~?
まぁ~でもその結果・・・。
うちのオモチャは消滅したんやけどね・・・。
しかしなんやろか~?
イザナミ様がご出陣とは・・・聞いてまへんけど~、
これは一体どう言う事なんやろか~?
なぁ~・・・スサノオ様~?」
その女性はそう言いながら後ろを振り返ると、
壁にもたれ腕を組んでいる『スサノオ』に視線を向けたのだった。
「フンっ!あのババアが出て来るのは想定外だ・・・。
だが・・・。
あのババアの事だ・・・。
何かしらドジって此処に来る事になったんだろうがな?」
「ん~・・・そないな事言われましてもな~?
遊びで作ったからと言って、うちのオモチャが壊されましたんえ?
どないしてくれはるんですか?」
「・・・フンっ!知るかっ!
俺様に責任がある訳でもないだろ?
しかもあんなトロくさいモノを作りやがって・・・。
まぁ~別にそれはもうどうでもいい・・・。
こんなモノ・・・ただの余興に過ぎんからな?
それに・・・だ。
貴様はまだ他にやる事があるだろ?
とっとと行って『例のモノ』を探して来やがれっ!」
「・・・へぇへぇ。
アレは魔力を過積載し過ぎたよって、トロくさくなっただけやし・・・
それやのに、そんな物の言い方しかでけやしまへんなんて、
スサノオ様には優しさの欠片もありまへんな~?
そないな事してはったら、女の子にモテまへんえ?」
「そんな事どうでもいいわっ!
貴様はとっとと任務に戻れっ!このアバズレがっ!」
「・・・ア、アバズレなやんてっ!?
うち・・・スサノオ様の事・・・嫌いやわっ!
ほなっ!御先にーっ!」
口論の末、このモニターがある場所に1人残ったスサノオは、
モニターに映るイザナミを見て『ニヤり』と嫌な笑みを浮かべ、
近付きながら呟いた・・・。
「ババア・・・貴様があの『絶』に手を貸すと言うなら、
俺は容赦しねー・・・。
今の内に精々楽しんでおく事だな?」
そう言いながら笑みを浮かべたスサノオは、
『フンっ!』と気合いの声を挙げながら、
映し出されるイザナミをモニターごと破壊したのだった・・・。
ってな事で・・・。
今回のお話はいかがだったでしょうか?
セルンが『覚醒』しましたね~♪
とは言っても『半覚醒』なんですけど・・・w
それと今後も緋色のもう1つの作品とのクロスは続きます。
勿論個別の話も当然ありますので、
今後とも応援のほどを宜しくお願いしますっ!
また、登録や感想なども宜しくお願いします。
ってなことで、緋色火花でした。
P・S 登場人物のバージョンアップの画像は、
今後も増えていきますが、
それは『活動報告』で『限定公開』していく予定です。
見て頂けると大変嬉しいです^^




