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異世界転移 ~魔を狩る者~  作者: 緋色火花
第三章・冥界編
330/406

232話・指名された理由

お疲れ様です。


今回は『ボス部屋』でのお話となります。

コメディ色強めな話が多い中、今回はかなりましになっていますw

楽しく読んで頂ければと・・・。



それでは232話をお楽しみ下さい。

此処は冥界に在る『始まりのダンジョン』


悠斗を助け出す為、中へと浸入したイリア達は、

中級層で現れる『スピードスパイダー』を撃破し、

再び歩み始めたのだった・・・。


「ごめんしてね~?イリアっち」


「イ、イリアっちっ!?」


「うははは♪

 ちと後衛組の、誰とは言わないけど『門』のヤツが、

 『破天荒』過ぎちゃってさ~?

 イリアっちの活躍・・・見れなかったのさ♪」


「も、門って・・・言っちゃってますけど?」


「うひゃひゃひゃ♪気にしたら負け~♪」


「・・・ま、負けって?」


おどけた表情をしながら軽い口調で話すイザナミに、

イリアは苦笑いを浮かべ『・・・だ、大丈夫です』と答えた・・・。


それからダンジョン内で襲い掛かるモンスターを撃破しつつ、

1階層目の『ボス部屋』へと辿り着いた時だった・・・。


その大きな扉の前で足を止め、

振り返ったイザナミはみんなの顏を見ながら口を開いた・・・。


「さてさてさて・・・。

 ここが所謂『ボス部屋』ってヤツなんだけど~」


そう言い終えたイザナミは『ニヤり』と笑みを浮かべこう言った・・・。


「序盤はソロ討伐をしてもらいたいのよね~♪」


『えっ!?』


「ん?まだ1階層だから全然余裕っしょ?

 それともみんなは・・・自信なかったり~?」


『・・・・・』


イザナミの言葉に驚きを見せるも、

その目にはそれぞれ力強さが見て取れた・・・。


それを確認したイザナミは視線を『ピタリ』と止めると、

指を差しこう告げた・・・。


「セルン・・・あんたに任せるわ♪」


イザナミの指名に一瞬・・・。

セルンは動揺した顔色に変わるが、

拳を強く握り締めると冷静な声で『・・・わかりました』とそう言った。


覚悟を決めたセルンは目を閉じ深呼吸をすると、

イザナミの横を抜け・・・その大きな扉を開いた・・・。


『ギィィィィィ』


(・・・私にヤれるかどうか)


眉間にきつく眉を寄せたセルンが扉を開くと、

その『ボス部屋』の広さに驚いていた・・・。


(・・・部屋の奥が見えない)


薄暗くとても広いその部屋に、

イザナミ以外が動揺を見せていると、

立ち尽くしたままのセルンに話を切り出していった・・・。


「・・・セルン」


「・・・は、はいっ!」


イザナミの声に我に返ったセルンが慌てて振り返ると、

イザナミからこんな言葉が投げ掛けられた・・・。


「この場を任せた理由・・・。

 あんたにはわかるっしょ?」


『・・・コクリ』


真剣な面持ちで無言で頷いたセルンは、

イザナミの言葉の意味を痛いほど理解していた・・・。


(・・・その理由は簡単・・・この中で一番私が弱いから)


セルンは顏を少し強張らせながら1人歩き始め、

部屋の中央へと向かったのだった・・・。


(・・・間違いなく私がこの中で一番弱い。

 ユウトと別れてから私は別に修行をしていない訳ではない。

 だけど・・・あのイリアがこんなに強く・・・。

 ふぅ~・・・って、後悔したところで・・・)


セルンは悠斗と別れてから今までの事を振り返ると、

怠慢だった自分に嫌気がさしていた・・・。

しかし今・・・そう後悔してみた所で、

何かが変わる訳でもなかった・・・。


部屋の中央へと向かいながら悔しさの為、拳を強く握り締めていると、

ふと・・・。

この部屋の異様な雰囲気にその足を止めた・・・。


(・・・な、何・・・この雰囲気は?)


足を止めたセルンは無意識に腰に携えていた『レイピア』に手が伸びた。


(・・・この圧迫感・・・半端ない・・・

 そしてこの異様な・・・魔力・・・一体これは?)


部屋の中央付近に漂うその異様な気配と魔力に、

セルンのこめかみ辺りから汗が流れ落ち、

いつの間にかその身体は小刻みに震えていたのだった・・・。



一方セルンの様子を見守るイザナミ達は・・・。


「・・・ん?あの子・・・足を止めたわね」


誰に言うでもなくイザナミの口からそんな言葉が漏れると、

イリアは目を細めながら口を開いた。


「・・・イザナミ様?

 セルン・・・震えているみたいなんですが?」


「・・・震えている?」


イリアの言葉にイザナミはセルンの背中を改めて見ると、

小刻みではあるが確かに・・・その身体を震わせて居たのだった・・・。


「・・・ん~、嫌な感じがするわね」


『っ!?』


イザナミの言葉に驚いた表情を見せたイリアは、

その場所から駆け出そうと立ち上がった・・・。


「・・・やめなっ!」


「・・・んなっ!?」


駆け出そうとするイリアは戸惑いの表情を見せると、

イザナミは目を合わせる事無く口を開いていった・・・。


「・・・まだあの子は私達にヘルプしてないっしょ?」


「し、しかしっ!」


「しかしもカカシも写〇眼も全〇中も関係ないっしょっ!?」


「・・・こ、後半全く意味がわからないのですが?」


「しゃら~ぷっ!」


『・・・?』


「イリアっち・・・。

 セルンが私達にヘルプしてくるまで・・・黙ってここに居なっ!」


イザナミの圧力・・・とでも言うのだろうか・・・。

前に踏み出そうとしてもイリアは一歩も動けずに居た・・・。


(まぁ~、あの子の性格からして、

 ヘルプを頼む事はないとは思うんだけどさ~・・・。

 それにしても・・・何?

 この部屋にアタシ達以外の気配がするんだけど?

 ってか・・・この私の『神眼』でも見えないって・・・

 草を通り越して笹なんですけど・・・)



そして『ボス部屋』の中央付近に居るセルンは・・・。


(こ、この気配・・・只者じゃ・・・ない・・・)


部屋の中央付近に漂う強者の圧力に、

セルンは顏を歪め苦しそうにしていた・・・。


(くっ・・・。だ、だけど・・・

 わ、私は・・・私はこのままの弱者ではいられないのよっ!

 ユ、ユウトの隣に立つには・・・

 これくらいの相手・・・。

 負けられないのよっ!)


セルンは『はぁぁぁっ!』と、気合の入った声を挙げると、

『レイピア』を抜き、周囲に漂う気配を探った・・・。


「・・・魔法探知・・・気配察知・・・身体強化・・・」


『ブゥン、ブゥン、ブゥン』と、

セルンはその自らの身体に掛けた『バフ』によって、

淡い光がその身体を包んだ・・・。


「いつまで隠れているのよっ!」


そうセルンが声を荒げるも、

その気配の主は何の反応も示さなかった・・・。


「・・・くっ!見てなさいよっ!」


何も反応を示さない敵にセルンはその眼光を強めると、

呪文の詠唱に入り魔力を集中し始めた・・・。


「あぶり出してやるわっ!」


そう言い放ったセルンは次の瞬間・・・。

身体の周囲に円形に配置された『火球』が出現すると、

声を張り上げた・・・。


『ラウンド・ボムっ!』


レイピアを持った手を前に突き出し、

そう言いながら大きく手を広げると、

セルンの周りに出現した『火球達』が円状に一斉に発射された・・・。


そしてその中の1つの火球が突然『ボンっ!』と音を立て燃え上ると、

セルンはその場所に向かって石で出来た床を蹴り上げ突進した。


「そこかぁぁぁぁっ!」


『ヒュンっ!』


燃え上った『火』へと目掛け突進したセルンがレイピアで薙ぐと、

『カキンっ!』と弾かれると同時に、

セルンは身を翻し、後方に一回転しながら着地した。


「・・・姿を見せなさいよっ!」


『・・・フフフフ』


「っ!?」


その独特な笑い声に悪寒が走ったセルンは飛び退くと、

敵との距離を取り『はぁ、はぁ、はぁ』と息を荒げながら剣を構えた。


(・・・プ、プレッシャーがっ!?

 か、身体が・・・重い・・・)


セルンが『ゴクリ』と息を飲んだ時だった・・・。


再び『フフフフ』と笑い声がした後、

この部屋のボスで在る敵がその姿を現しセルンの表情が強張った。


「・・・ス、スケル・・・トン?」


双眼を見開きながらそう呟いたセルンは、

スケルトンから放たれる異様な魔力に思わず一歩後退った・・・。


「こ、こいつ・・・ただのスケルトンじゃ・・・ない?」


異様な気配をと魔力を放つスケルトンに、

流石のセルンも顔を引き攣らせ再び身体が小刻みに震え始めのだった。



それを離れた場所から見ていたイザナミ達は・・・。


「イ、イザナミ・・・様?

 あ、あの・・・スケルトン・・・って?」


目を大きく見開きながらそう言ったイリアに、

イザナミは顏を顰め『ちっ』と舌打ちをしていた・・・。


「イ、イザナミ様?」


イザナミの反応に驚いたイリアは、

恐る恐るその顔を見た・・・。


『っ!?』


イザナミの表情は焦りの色を浮かべ顏を顰めていた・・・。

そんなイザナミにイリアが言葉が失っていると、

イザナミは苛立ちを隠す事もせず声を挙げた・・・。


「どうしてあんなのがこんな所に居るのよっ!?

 あいつは『中級階層の敵』でしょっ!?

 どうして此処の・・・第一階層の『ボス部屋』なんかに居るのよっ!?」


苛立ちを隠そうともせずそう言ったイザナミは、

その場からセルンへと『念話』を飛ばした・・・。


だが・・・。


{・・・無駄やし♪}


「ちっ!念話が掻き消されたっ!?

 スケルトンにそんな能力はない・・・

 と、言う事は・・・微かに聞こえた『念話』の主かっ!?」


イザナミの声にイリアと黒紅も唖然としていたのだが、

次の瞬間・・・。

そのイザナミの表情が急激に変わり、

あからさまに怒気を露にしていた・・・。


「・・・あんた・・・何者よ?

 アタシの『念話』を掻き消した張本人はあんたよね?」


{・・・ププっ♪

 嫌やわ~・・・張本人やなんて~♪

 うちは別に何もしてへんよ~?}


その『念話の主』に顏を引き攣らせたイザナミは『念話』に切り替え、

怒気を含ませながら話して行った・・・。


{・・・貴様、何者だ?}


{何者って・・・そないな事言われましてもな~?

 フフフっ・・・今はまだ・・・

 謎の美少女って事にしときますよって♪

 ほんまに、堪忍やわ~♪

 それにその方が~・・・色々と楽しいよって♪}


{き、貴様っ!?アタシがイザナミと知っての狼藉かっ!?}


{嫌やわ~・・・そんなん・・・フフフ。

 勿論知っての事やし~♪

 ほんのちょっとした・・・余興やよって、

 そんな目くじら立てんでも宜しいでしょ?}


{きっ、貴様・・・ヌケヌケとよくもっ!}


{おぉ~こわっ♪

 ほなうちはこれでお(いとま)しますよって、

 うちが細工したこの『スケルトン・ロード改』を宜しゅうに♪

 まぁ~、此処を無事にクリア出来たら・・・

 きっとまた会えますよって堪忍したって下さいね~♪

 ・・・ほな、ごきげんよう~♪}


{まっ、待てっ!貴様っ!?}


突然イザナミの頭の中に『念話』を飛ばして来た相手は、

楽し気にそう言うと『念話』を一方的に終了させたのだった・・・。


『グググっ』と肩を震わせ怒りを滲ませたイザナミの口から、

こんな言葉がこぼれたのだった・・・。


「・・・今の話し方って、京都弁?

 ど、どういう事よ?

 どうして京都の人間がこんな所にいるのよっ!?」


その言葉にイリアと黒紅はただ首を傾げるだけだった・・・。



イザナミが『念話の主』と問答をしている中、

セルンは異様な雰囲気を纏う『スケルトン・ロード改』と対峙していた。


(こ、こいつ・・・強い・・・)


胸の中で『ちっ』と舌打ちしたセルンは、

無駄に在れる呼吸を制御し整えると魔法を使用した・・・。


「まずはこれからいくわよっ!」


そう言いながら『スケルトン』との距離を広げると、

着地と同時に握られた左の掌の中から光が漏れ始め、

それは徐々に大きくなり始めた・・・。


『喰らいなさいっ!スモール・エクスプロージョンっ!』


『シュゥゥゥ』っと蒸気が漏れ出すような音を立てると、

セルンはソレを『スケルトン』へと放った・・・。


通常ダンジョン内で・・・。

『火系』や『爆発系』の魔法を使用するのは『禁忌』とされている・・・。


それは何故か・・・。


『火系』であれば洞窟内での『火系』では酸素を使用する為、

自らの命を危険にさらし、また・・・。

『爆発系』は言わずともわかると言うもの・・・。


だがセルンは小規模とは言え、

その『爆発系の魔法』を使用した・・・。


(これだけの広さとこの部屋に張り巡らされた結界・・・。

 大規模でない限り・・・この部屋が崩れる事はないはずっ!)


『スモール・エクスプロージョン』を放ったセルンは、

『スケルトン』に直撃する寸前・・・

その魔法の効果がないと気付くと顔を顰めた。


『ドンっ!』と爆発したのを確認する事もなく、

セルンは回り込むように駆け出しながら、

『身体強化』のバフを重ね掛けした・・・。


(・・・この程度の魔法じゃ傷を付ける事なんて出来ないはず。

 あの骨が纏っている禍々しい魔力・・・。

 恐らく『対魔法防御』の『バフ』が・・・でもっ!)



セルンは円を描くように駆け出しながら、

床に散乱している小石に注目した・・・。


(小石・・・?使えるわねっ!)


薄く笑みを浮かべたセルンは

次の魔法を放っていく・・・。


『ロック・バレットっ!』


部屋に散らばっていた幾つもの『小石』を利用し、

その『小石達』を弾丸の如く高速で撃ち出しながら、

『スケルトン』の後方まで駆け抜けると、

天井付近に手をかざしながら更なる魔法使用した・・・。

 

『グラビティ・プレスっ!』


煙りに包まれ『ロックバレット』の攻撃を受ける中、

その頭上には紫色の魔法陣が出現し、

重力魔法で『スケルトン』を圧し潰そうとしていた・・・。


「まだよっ!」


そう声を発したセルンは大きく跳躍しながら、

振りかぶったレイピアに魔力を流し強化した。


「ユウトから学んだこの技でっ!魔法剣っ!」


『ブゥン』と空中で振りかぶったセルンのレイピアが紫色の光を放つと、

再び声を張り上げながら『魔法剣』を振り下ろした。


『終わりよっ!

 グラビティ・クラッシュっ!』


『ヒュオンっ!』


重力魔法と魔力剣の複合技・・・。

その剣速は重力魔法の恩恵を受け、途轍もない威力を秘めており、

魔法剣によって加速されたその剣速は凄まじく、

セルン自身の剣技の中でも最大を誇る威力でもあった・・・。




そして此処は冥界の『闘技場内』


対峙する悠斗とヴァンが睨み合っていた・・・。


「ユウト・・・俺と戦えよ?」


悠斗は冥界の神力を纏わせながらそう言い放つヴァンを黙って見ていた・・・。


「お前には借りがあるからな~?

 あんな事で俺の負けが決まるだなんて認めねー・・・」


「・・・・・」


威圧を放ちマウントを取り始めたヴァンだったが、

悠斗の反応に顏を顰めると、その目線を追うように口を開いた。


「お、お前・・・さっきからジロジロ見てんだよ?」


その問いに悠斗は『ん~・・・』と軽く唸って見せると、

ヴァンの視線に合わせながら返答した。


「・・・その擬体って『おにゅー?』」


「お、おにゅーって・・・何だ?」


「あぁ~・・・つまりその擬体って新しいヤツか?って事だよ」


「あ、あぁ・・・そう言う事か。

 あぁ、この擬体は新しい擬体だ・・・。

 だから前のような事にはならない・・・安心しろ」


そう笑みを浮かべながら話すヴァンに、

悠斗は心の中で『新しい擬体と前の事は関係なくね?』と思っていた。


そんな悠斗を見ていたヴァンは再び冥界の神力を纏いながら、

更に話を続けた・・・。


「勝ち逃げなんてさせねーからな?」


「・・・別にそんな事思ってないけど?」


「・・・俺と戦え」


不敵な笑みを浮かべそう言い放ったヴァンに、

悠斗は肩を竦めながら返答した・・・。


「・・・断る」


「・・・はぁ?」


「いや、だから・・・断るって言ったんだけど?」


「ん?ん?ん?ん?ん?

 ・・・ど、どゆことっ!?」


双眼を見開き悠斗の言葉に動揺するヴァンに、

更に追い打ちが掛けられた・・・。


「だってお前・・・あんまり強くないじゃん?」


『・・・・・』※(本当ならここに鶏の絵をいれたいが、

        どうやら入れられないらしい・・・無念)by原作者


そんな悠斗の衝撃的な一言から、どれほどの時間が流れたのか・・・。

ヴァンにとってはその時間が例え数秒であろうとも、

その時間が『永遠』にも感じられた・・・。


そんなヴァンが固まっている間、

悠斗は踵を返すとこの状況を見守っていた南雲に声を掛けた。


「じぃーちゃん・・・待たせてごめん」


平然とそう言ってのける悠斗に南雲は『はぁ~』っと溜息を吐いた。


「ゆ、悠斗・・・お前はもう少し空気をじゃの~?」


何とも言えない表情で言った南雲に、

悠斗は肩を竦ませた。


「いや、だってさ~?

 今から俺はじぃーちゃんと修練するんだからさ~?」


「いやいや・・・悠斗や・・・。

 お前ってヤツは本当に・・・それな?」


「・・・それ?」


「・・・空気を読めって話じゃよ」


「いいよ、別にそんなモン読まなくてもさ?

 それよりもじぃーちゃんっ!とっとと続きしようよっ!」


南雲やヴァンの気持ちを察する事もなく、

そう楽し気に話す悠斗に南雲はその表情とは打って変わって、

こんな事を思っていた・・・。


(ひょっひょっひょっ♪

 か、かわゆい孫じゃの~♪

 じぃーちゃんはとても感動しておるぞーっ!

 あとで・・・ちと・・・小遣いでもやろうかの?♪)


未だ時間が戻らないヴァンを他所に、

悠斗と南雲はのほほんとしていたのだった・・・。





ってな事で・・・。

今回のお話はいかがだったでしょうか?


今回は前置きで述べた通り、

コメディ色は弱めだったかと思うのですが・・・?


そして今回登場したのが、

『京都の女』ですね。

どう言った理由で・・・ってのは、

徐々に明らかになりますので・・・w


しっかりと伏線は回収していきますのでご安心をw



ってなことで、緋色火花でした。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「京都の女」はもしやあちらの小説に出てくる私のお気に入りの子でしょうか♥︎ 彼女も陰で色々やってるみたいですが、どんな目的なのかさっぱりわかりません。。。 『絶』が張り巡らせている作戦(…
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