2話 創造神と自己紹介
あー・・・文章力4上がらなかったw
文章がドタバタしていますが
許してください><
「じゃ~・・・行くよ」
男がそう言うと白い光に包まれて
そして消えた。
白い光が収まって消えると
真っ白で何もない空間に居た。
男は歩きながら「まぁ~お茶でも飲みながら・・・」
男が話し始めると悠斗は「あんた・・・何者なんだ?」
悠斗は早く話をしたいのだが・・・
男は「チラッ」っと悠斗を見るだけで答えなかった。
何事もなかったかのように、男は何もない空間からテーブルと椅子3脚出現させ
二人に「どうぞどうぞ」というように座るよう促している。
「まずは焦らず話し合おうじゃないか」そう言う男に悠斗は
「用件は何ですか?」ジッと男を見つめ問いかけると
「えっとーまずここの時間は止まっているから焦らなくても大丈夫だよ」
「「・・・・・」」
二人は黙ってしまった。
「まず座らないか?」
そう言って再び促してくる。
それに従い二人が座ると目の前にはティーセットが置かれており
男がお茶を入れ二人の前に置いた。
悠斗はティーカップを持ち口元に持っていくと
(あっ、ハーブティーだ)
緊張の連続でカラカラだった喉も潤った。
悠斗を見ていた英二は(どうせなら酒のほうが・・・)
そう思ったのだが口に出さずに飲んだ。
二人が少し落ち着いてきたのを見計らい
おかわりの紅茶を二人に注ぎながら話を切り出した。
「まず自己紹介といこうじゃないか」
そう言うと二人は小さく頷いている。
「では、僕から自己紹介をしよう」
男はゆっくりと椅子に座り話し始めた。
「僕の名前はラウル、異世界の創造神さっ」
悠斗は小さな声で「おお~」とつぶやくが
英二は・・・「はい?」とはてなマークだ。
「僕がここに来たのは悠斗君、君に力を貸してほしいからなんだ・・・」
創造神がそう言うと悠斗に微笑んだ。
(あぁー・・・これって・・・アレか?)
悠斗がそう考えていると創造神が「にかっ!」っと笑い
「あははは!アレだよ!ア・レ!悠斗君!!」
創造神は爆笑しながら嬉しそうに答える。
悠斗もまた笑っていた。
そんな二人のやり取りを見ていた英二にはさっぱりわからない
英二は笑っている悠斗を見て「ぜっっんぜん!わかんねーよ!」
悠斗は英二が話についてこれずイライラしているのがわかった。
(英二さんってあの手の本を読まないからな~)
どう話したものかと思ったのだがそのまま話すことにした。
「英二さん、ライトノベルって知ってますか?」そう聞くと
「あーあれだろ?スライムとかの・・・」
(おおー、意外と知ってた)
少し驚いた悠斗だったが話を続けた。
「つまり、その本の話と同じで異世界転生や召喚モノってことですよ」
「まじかぁー!現実にあるのか!」そう言う英二に悠斗も同意し
「俺だって現実にあるのかー!って思ってますからね」
英二は創造神と言う男を改めてまじまじと見た。
(ん~この男が創造神か~・・・改めて見ると髪や瞳ってゴールドなのか・・・
リアルで見るとちょっと引くなあ~)そう思っていると
「君、実は失礼な人なのかな?」創造神に言われ(バレてたー!)と思う英二だった。
「コホン!では改めて自己紹介。僕の名前はラウル、
異世界の創造神をやっている。年齢は聞かないようにね」
そう話し出す創造神を見て悠斗は
(この空間だけじゃなくて肌も真っ白だな。背も英二さんより・・・でかいか・・・。)
ちょっとズレだことを思っていた。
「で、目的は悠斗君の力を借りに地球の神に頼んでここに来たってこと」
「・・・。地球にも神っているんですね」
英二も「へぇ~」と、「いるんだ~」と言っている。
ラウルは(地球の神ってちゃんと仕事してるのか?)そんなことを思っていた。
「じゃ~次は悠斗君、自己紹介しておくれよ」
悠斗はため息を吐きながら少し面倒臭そうに・・・
「名前は神野 悠斗。年齢は24歳・・・終わり」
「「・・・・・へっ?」」ラウルも英二もびっくりである。
あまりの事に英二は「いやいやいや! 悠斗、もっと何かあるだろ??」
ラウルもそれに続き「あるでしょ?今の続きとかさ!」
「ない」って言うので英二が「俺が紹介してやるよ~」っと悪い顔をしている。
ちょっと嫌な予感はしたが面倒なのでスルーした。
「悠斗のコンプレックスは身長だな!それと自分は認めていないがかなりの天然だ!」
と、突然の爆弾投下!
コンプレックスとは言っても177cmあるのだが
英二より低いのが嫌なんだとか・・・。
そんな爆弾投下に固まる悠斗に悪い笑顔をする英二・・・
「お、俺は天然じゃないですよ!」と悠斗は怒るのだが
こうなるきっかけを作ったのは自分なので肩を落とす。
意気揚々と英二は・・・
「俺の番っスね。名前は指宿 英二。年齢は28歳で独身!趣味は・・・」
そう言いかけた時、創造神が・・・「君のはそれくらいでいいや・・・」
興味無さそうに言い放つと英二は椅子の上で膝を抱えていた。
(いまのはやり過ぎですよ?)悠斗は創造神に視線を送ると
「ペロッ」っと下を出して「創造神反省~」っと反省していない口調で言う。
悠斗はあきれてしまうのだが創造神は自らフォローするように
「これは神ジョークだよ~」っとその場を凍らせてしまう。
「「・・・・・・・・・・・」」
あまりの冷たい視線と無言に創造神は耐えられなくなり
「あはははは・・・君達、き、厳しいな~」っと慌てる。
「え、英二君だっけ?ごめんよー」謝るので「コクッ」頷く英二。
ポンコツ創造神が英二を斬る!
時が止まる部屋で寝たい今日この頃です。
緋色火花でした。