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異世界転移 ~魔を狩る者~  作者: 緋色火花
第一章 岩場の聖域編
3/378

2話 創造神と自己紹介

あー・・・文章力4上がらなかったw

文章がドタバタしていますが

許してください><


「じゃ~・・・行くよ」

男がそう言うと白い光に包まれて

そして消えた。


白い光が収まって消えると

真っ白で何もない空間に居た。


男は歩きながら「まぁ~お茶でも飲みながら・・・」

男が話し始めると悠斗は「あんた・・・何者なんだ?」

悠斗は早く話をしたいのだが・・・


男は「チラッ」っと悠斗を見るだけで答えなかった。

何事もなかったかのように、男は何もない空間からテーブルと椅子3脚出現させ

二人に「どうぞどうぞ」というように座るよう促している。


「まずは焦らず話し合おうじゃないか」そう言う男に悠斗は

「用件は何ですか?」ジッと男を見つめ問いかけると

「えっとーまずここの時間は止まっているから焦らなくても大丈夫だよ」


「「・・・・・」」

二人は黙ってしまった。


「まず座らないか?」

そう言って再び促してくる。


それに従い二人が座ると目の前にはティーセットが置かれており

男がお茶を入れ二人の前に置いた。

悠斗はティーカップを持ち口元に持っていくと

(あっ、ハーブティーだ)

緊張の連続でカラカラだった喉も潤った。


悠斗を見ていた英二は(どうせなら酒のほうが・・・)

そう思ったのだが口に出さずに飲んだ。


二人が少し落ち着いてきたのを見計らい

おかわりの紅茶を二人に注ぎながら話を切り出した。


「まず自己紹介といこうじゃないか」

そう言うと二人は小さく頷いている。


「では、僕から自己紹介をしよう」

男はゆっくりと椅子に座り話し始めた。


「僕の名前はラウル、異世界の創造神さっ」

悠斗は小さな声で「おお~」とつぶやくが

英二は・・・「はい?」とはてなマークだ。


「僕がここに来たのは悠斗君、君に力を貸してほしいからなんだ・・・」

創造神がそう言うと悠斗に微笑んだ。

(あぁー・・・これって・・・アレか?)

悠斗がそう考えていると創造神が「にかっ!」っと笑い

「あははは!アレだよ!ア・レ!悠斗君!!」

創造神は爆笑しながら嬉しそうに答える。

悠斗もまた笑っていた。


そんな二人のやり取りを見ていた英二にはさっぱりわからない

英二は笑っている悠斗を見て「ぜっっんぜん!わかんねーよ!」

悠斗は英二が話についてこれずイライラしているのがわかった。


(英二さんってあの手の本を読まないからな~)

どう話したものかと思ったのだがそのまま話すことにした。

「英二さん、ライトノベルって知ってますか?」そう聞くと

「あーあれだろ?スライムとかの・・・」

(おおー、意外と知ってた)

少し驚いた悠斗だったが話を続けた。


「つまり、その本の話と同じで異世界転生や召喚モノってことですよ」

「まじかぁー!現実にあるのか!」そう言う英二に悠斗も同意し

「俺だって現実にあるのかー!って思ってますからね」


英二は創造神と言う男を改めてまじまじと見た。

(ん~この男が創造神か~・・・改めて見ると髪や瞳ってゴールドなのか・・・

リアルで見るとちょっと引くなあ~)そう思っていると

「君、実は失礼な人なのかな?」創造神に言われ(バレてたー!)と思う英二だった。


「コホン!では改めて自己紹介。僕の名前はラウル、

異世界の創造神をやっている。年齢は聞かないようにね」


そう話し出す創造神を見て悠斗は

(この空間だけじゃなくて肌も真っ白だな。背も英二さんより・・・でかいか・・・。)

ちょっとズレだことを思っていた。

「で、目的は悠斗君の力を借りに地球の神に頼んでここに来たってこと」

「・・・。地球にも神っているんですね」

英二も「へぇ~」と、「いるんだ~」と言っている。

ラウルは(地球の神ってちゃんと仕事してるのか?)そんなことを思っていた。


「じゃ~次は悠斗君、自己紹介しておくれよ」

悠斗はため息を吐きながら少し面倒臭そうに・・・

「名前は神野 悠斗。年齢は24歳・・・終わり」

「「・・・・・へっ?」」ラウルも英二もびっくりである。

あまりの事に英二は「いやいやいや! 悠斗、もっと何かあるだろ??」

ラウルもそれに続き「あるでしょ?今の続きとかさ!」

「ない」って言うので英二が「俺が紹介してやるよ~」っと悪い顔をしている。

ちょっと嫌な予感はしたが面倒なのでスルーした。


「悠斗のコンプレックスは身長だな!それと自分は認めていないがかなりの天然だ!」

と、突然の爆弾投下!

コンプレックスとは言っても177cmあるのだが

英二より低いのが嫌なんだとか・・・。


そんな爆弾投下に固まる悠斗に悪い笑顔をする英二・・・

「お、俺は天然じゃないですよ!」と悠斗は怒るのだが

こうなるきっかけを作ったのは自分なので肩を落とす。


意気揚々と英二は・・・

「俺の番っスね。名前は指宿 英二。年齢は28歳で独身!趣味は・・・」

そう言いかけた時、創造神が・・・「君のはそれくらいでいいや・・・」

興味無さそうに言い放つと英二は椅子の上で膝を抱えていた。


(いまのはやり過ぎですよ?)悠斗は創造神に視線を送ると

「ペロッ」っと下を出して「創造神反省~」っと反省していない口調で言う。

悠斗はあきれてしまうのだが創造神は自らフォローするように

「これは神ジョークだよ~」っとその場を凍らせてしまう。


「「・・・・・・・・・・・」」

あまりの冷たい視線と無言に創造神は耐えられなくなり

「あはははは・・・君達、き、厳しいな~」っと慌てる。

「え、英二君だっけ?ごめんよー」謝るので「コクッ」頷く英二。





ポンコツ創造神が英二を斬る!

時が止まる部屋で寝たい今日この頃です。


緋色火花でした。

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