21話・日本・代償・前編
お疲れ様です。
相変わらず日中は温かく夜は寒い・・・。
そして緋色の仕事は今日も殺人的><
まぁ~11月も半ば・・・。
これから年末に向けて更に地獄のような日々が・・・orz
ってな感じですが・・・。
今回は『沙耶と修一』のお話で『前後編』となっております。
そして既に後編も完成しておりますのでご安心をw
楽しんで読んでもらえると大変嬉しく思います。
そして登録や感想など頂けると更に・・・嬉しいです^^
それでは、外伝・21話・前編をお楽しみ下さい。
4体の『ゴブリン』と1体の『ゴブリンメイジ』・・・。
その5体の魔物に遭遇した『沙耶』と『修一』は戦闘へと突入した。
「修一っ!私があの魔法使いを殺るわっ!」
「了解ですっ!」
『沙耶』は真っすぐ『ゴブリンメイジ』の元へと駆け出すが、
それを阻止せんとする2体の『ゴブリン』が、
『沙耶』の前に立ち塞がったのだ。
「グギィィィ」
「ちっ!邪魔するんじゃないわよっ!」
そう声を荒げた『沙耶』は『ゴブリン』に蹴りを放ったが、
その蹴りは突然横から飛び出してきたもう1体の『ゴブリン』によって、
難なく阻止されたのだった・・・。
そして無防備となった所で『ゴフリンメイジ』からの火球攻撃に、
『小賢しいわねっ!』と言葉を漏らすも、
隙のない連携攻撃に唸るしかなかったのだった・・・。
「沙耶様っ!?こ、こいつら・・・」
『修一』の言葉に『沙耶』は『ギリっ!』と奥歯を噛み締め、
この現状に苛立ちを感じていた。
(個々の強さは並みだけど・・・
でもこいつらの本当の強さは、この連携・・・。
さて・・・どう対処していいものか・・・)
『沙耶』は苦悩するも現状どうしていいかわからなかった。
そんな時だった・・・。
『修一』から提案がされたのだった・・・。
そしてその声はインカム越しに『ぼそぼそ』と告げられ、
その提案に静かに頷いて見せ集中していった。
「沙耶様っ!」
『修一』の声に反応した『沙耶』は、
一目散に目の前に居る標的へと駆け出すと一瞬でその距離を縮め、
『ゴブリン』の懐へと接近し、頭部への蹴りを放とうとした。
「セイヤァァァっ!」
気合いと共に繰り出されるはずだった蹴りを『ゴブリン達』は予想し、
再び『沙耶』の攻撃を阻止しようとするのだが、
背後に居る『修一』から『今ですっ!』と声が挙がると、
『沙耶』は咄嗟に『コォォォォォっ!』と呼吸を変え、
『繰術っ!』と言う声と共に加速した。
そう・・・。
『修一』から提案された作戦とは、
タイミングを計り合図を送ることで、
『操術』使用し急加速すると言うモノだった・・・。
「うぉりゃぁぁぁっ!ぶっ飛べぇぇっ!」
『沙耶』の怒声が響き渡りその蹴りが命中しようとした時だった・・・。
その『ターゲット』である『ゴブリン』の背後から、
『ギギィィ』と薄く笑みを浮かべながら、
『ゴブリンメイジ』がその姿を現すと杖を『沙耶』へと向けた。
「いつの間にっ!?」
『グギァっ!』と声を挙げたかと思うと、
『沙耶』に向けられた杖の先から『火球』が放たれたのだった。
「さ、沙耶様っ!?」
「くっ!」
間一髪身を捻ると、その放たれた『火球』は、
沙耶の顔を掠め後方にある木へと直撃し燃え上った。
そして間髪入れずに地面に伏せるような格好になった『沙耶』を、
走り込んで来た別の『ゴブリン』が追撃し『斧』振りかざした。
「し、しまったっ!?」
『ガキン』と金属同士がぶつかり合う音を響かせると、
『沙耶様っ!今のうちに態勢をっ!』と『修一』の声が聞こえた。
「す、すまない」
我に返った『沙耶』は現状を理解すると離脱し、
『修一』と鍔迫り合いをする『ゴブリン』に対し再び蹴りを放った。
だが『沙耶』の蹴りを予想でもしていたかのように難なく躱すと、
後方へと大きく飛び退き着地と同時に薄く笑みを浮かべて居た。
「沙耶様・・・」
「・・・どうしてこうも私の攻撃が躱されるのだっ!?」
その『沙耶』の疑問に『修一』は言葉を詰まらせた。
そんな『修一』の様子に気付いた『沙耶』は、
小声ながらも怒りを滲ませていた。
「修一・・・。
何か知っているのなら・・・言え」
「・・・し、しかし」
「勝てるはずの戦いが、
私のせいで負けたとあっては、一族に申し訳がたたないわ」
『ジリジリ』と間合いを取りつつも、
『ゴブリン達』からその視線をはずさず会話は続いていった。
「・・・わかりました」
『修一』が溜息混じりにそう言うと、
『ゴブリン達』を見据えながらその説明をし始めた。
「沙耶様・・・お聞きしますが・・・
体調がかなり優れないモノとお見受けしますが?」
「っ!?」
『修一』の言葉に『沙耶』は一瞬眼球を向けると、
『くっ』と小さく唸り押し黙ってしまった。
「・・・図星のようですね?」
「・・・どうしてわかったのよ?」
そう話した時だった・・・。
『ゴブリン達』の気配が『沙耶達』に伝わると、
『修一』が透かさず腰にある『拳銃』を抜き、
『パンっ!パンっ!パンっ!』と連射した。
『チュイーン』と3発の弾丸が『ゴブリン達』の足元に着弾すると、
始めて見る『拳銃』に警戒し更に後方に飛び退いた。
「グギィィィ」
「グギャっ!?」
『ゴブリン』と『ゴブリンメイジ』が何やら声を荒げ、
言い争いでもしているかのように見えると、
再び『修一』が口を開いていった・・・。
「そのお身体の変調で沙耶様のスピードはかなり遅くなっています」
「・・・そんな事あるはずが」
その顔を正面に向けたままだったが、
『沙耶』の表情はとても険しくなっていた。
「思い当たる事・・・御座いますよね?」
「そ、それは・・・」
『沙耶』が珍しく言い淀み、
『修一』の言う『思い当たる事』が脳裏に浮かんだ。
(・・・繰術を使った時、
いつもと違って私の感覚に違和感が・・・。
視界から伝わる感覚と身体から伝わる感覚・・・
それに脳に伝わる感覚全てに違和感が・・・)
『沙耶』はその『思い当たる事』に更に険しい表情を浮かべ、
その握る拳にも怒りが露になっていた。
「落ち着いて下さい。
私が気付いた事と言えば・・・
今の沙耶様は嘗て『いちか』が苦労したモノと同じではないかと?」
「・・・何っ!?
い、いちかのヤツも・・・?」
「・・・はい」
「ですから・・・」
『修一』がそう言って更に話をしようとした時だった・・・。
「グッギャアっ!」
「「っ!?」」
突然声を張り上げた『ゴブリンメイジ』を残したまま、
2体ずつに分かれた『ゴブリン達』が左右に展開して行った。
その動きを追って2人の視線がずれた事に笑みを浮かべると、
『ゴブリンメイジ』が透かさず『火球』を連射し、
『沙耶』と『修一』目掛け放たれたのだった。
その『火球』に一瞬気を取られたのを見ていた『ゴブリン達』は、
『修一』と『沙耶』に対して、
上下2方向からの攻撃へと繋げて行ったのだ。
(こいつら出来るっ!)
『修一』は戦い慣れたその一連の動きに舌を巻くが、
今はそんな感想すら思っている暇でもなかった。
何故なら敵2体の上下攻撃に反応し問題なく対処出来るのだが、
身体に変調をきたしている『沙耶』はそうではなかった。
「か、身体が上手く・・・」
「沙耶様ーっ!?」
『修一』は上下から来る2体の『ゴブリン達』の攻撃に合わせ、
まるで陸上の高跳びを思わせるような『背面飛び』を見せ躱したが、
その時『修一』が見たモノは・・・。
『ドカっ!バキっ!』と敵2体からの攻撃を受け、
嫌な打撃音を響かせながら飛ばされた姿だった・・・。
「ぐわぁぁっ!」
「さ、沙耶様ーっ!?」
着地したと同時に『修一』が駆け出すも、
連続して襲いかかる2体の『ゴブリン達』の対処に近付けなかった。
「ちぃぃぃっ!」
目まぐるしく襲い掛かる2体の『ゴブリン達』・・・。
そして飛ばされた『沙耶』を追撃する為駆け出した『ゴブリン達』。
「こ、このままじゃっ!」
『修一』は敵の攻撃を何とか躱し、
一刻も早く『沙耶』の元へと行こうとするが、
2体の『ゴブリン達』はそれをさせないよう時間差攻撃へと移行した。
吹き飛ばされた『沙耶』は、
利き腕である右手首に違和感を感じながらも地面に左手を着き、
その反動を使って後方へと一回転しながら着地した。
(・・・ちっ!右手首がっ!?)
視線を一度激痛が走る右手首へと向けたが、
すぐさま視線を笑みを浮かべながら迫る2体の『ゴブリン達』へと向けた。
(・・・わ、私は)
苦悶の表情を浮かべながら、
迫る『ゴブリン達』の対処を考えようとしていると・・・。
「沙耶様っ!何を恐れているのですっ!
その『能力』は既に貴女の中にあるはずだっ!」
そんな『修一』の声が困惑する『沙耶』の耳に届いた。
そして続けざまに『後ろっ!』と声が挙がると、
背後に回っていた『ゴブリンメイジ』が再び『火球』を放って来た。
「グゲゲゲ・・・」
「こ、こんな所でぇぇぇぇっ!」
正面からは2体の『ゴブリン達』が迫り、
後方からは『ゴブリンメイジ』による『火球攻撃』・・・。
迫る攻撃に対し『沙耶』は咄嗟に『コォォォっ!』と呼吸音を変えると、
背後に迫る『火球』に回し蹴りを放つと、
ソレを迫る1体の『ゴブリン』に向けて蹴り返したのだった。
「いけぇぇぇぇっ!」
『ドスっ!』
『ボっ!』
『沙耶』の蹴った『火球』が1体の『ゴブリン』に直撃すると、
一瞬にしてその『火』は燃え上がり『ゴブリン』は地面で暴れ始めた。
そして残りの1体の『ゴブリン』が『斧』を腰から取り出すと、
大きく振りかぶって態勢の悪い『沙耶』目掛け振り下ろした。
「グガァァァっ!」
「私を・・・侮るなぁぁぁぁっ!」
危険を察知した『沙耶』は咄嗟に着地したその足に力を込めると、
バク転し振り下ろされる途中のその腕と・・・
頭部を両足で挟み込み、身体を捻りながら『ゴブリンの頭部』を、
地面に叩き着けたのだった。
『バキっ!グシャ!』っと鈍い音を立て、
身体を『ヒクヒク』と痙攣させている『ゴブリン』は、
呻き声を挙げる事もなく一瞬にして『絶命』したのだった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
『沙耶』は『絶命したゴブリン』へ視線を向けながら、
その『荒い息』を整えようとしていた。
(な、何とかなった・・・。
だけどこの違和感は何っ!?
『繰術』を使ってもいつもより遅く感じるし、
何より・・・心と身体がバラバラのような・・・
一体どうなってんのよっ!?)
『ぜぇぜぇ』と肩で呼吸しながら朦朧とする意識の中、
『沙耶』は自分の『ステータスボード』に記載されていた事を思い出した。
『・・・精神汚染』
『えっ!?』と驚く『修一』を他所に、
『沙耶』はただ顔を顰めるしかなかった・・・。
(精神汚染・・・。
汚染とは一体どう言う意味がっ!?
身体が不調なのは・・・。
この身体が燃えるように熱くなっているからだとわかるが、
精神汚染って言うのは・・・?
もし、それに原因があると言うのなら・・・
わ、私は・・・)
『精神汚染』について考えるも、
この状況ではまとまるはずもなかった・・・。
苦悶の表情を浮かべる『沙耶』に、
『修一』は『ある決断』をしようとしていた・・・。
(今の『沙耶様』は明らかにおかしい・・・。
その理由は『鬼の気』なんだろうけど、
今はどうしようもない・・・。
・・・だったら俺が『八咫』の力を・・・)
『修一』はそう考えるもその表情は明らかに曇っていた。
何故なら・・・。
(この前はなんとかなったが明らかに修練不足。
しかも相手は連携に秀でているばかりか魔法まである。
今の俺に・・・やれるのか?)
『不安』が頭から離れない『修一』はふと・・・
苦悶する『沙耶』へと視線を向けた。
普段ならそんな表情を見せる事の無い『沙耶』に、
『修一』は『・・・俺が何とかしなくちゃな』と呟いたのだった。
眼前に居る『ゴブリン達』を見据えたまま『修一』は、
一度大きく深呼吸すると決意も新たに鋭い視線を向けると、
『沙耶』にこんな事を言い始めた・・・。
「沙耶様・・・。
俺は御当主様から頂いた『塚本の性』を捨てます。
・・・宜しいですね?」
「・・・よ、宜しいも何も・・・
な、何を突然・・・?」
『沙耶』が驚くのも無理はなかった。
突然『修一』からそう告げられ理解しろと言うのも無理な話なのだから・・・。
『修一』はそう言われると『確かに・・・』と苦笑しつつ、
右目に装着している『カラーコンタクト』を取り外した。
「しゅ、修一・・・」
「この右目はある意味『八咫一族』である事の証・・・。
俺はもう・・・逃げ隠れするつもりはありません」
『カラーコンタクト』を外した『修一』の『灰色の瞳』は、
覚悟を決めた男の『眼光』だった。
「俺・・・『八咫』に戻ります」
「・・・お、お前」
困惑する『沙耶』を見ながら笑みを浮かべると、
『コォォォォっ!』と呼吸音を変え始めた。
(確かに今の俺では『八咫の技』を繰り出すのは困難・・・。
だけど何も手がない訳じゃない・・・)
呼吸音を変えながら『修一』は、
こちらの様子を伺う『ゴブリン達』を見つめながら納刀した。
(確かに今の俺では『八咫の技』をまともに扱える訳がない。
だけどこの『気道』で無理矢理身体を『ブースト』すれば・・・)
片膝を着きながら心配そうに『修一』を見つめる『沙耶』に、
一度視線を向けると苦笑じみた意味を浮かべた。
そしてその場の空気が『ピン』と張り詰め、
緊張のピークを迎えた時だった・・・。
「・・・『八咫 修一』・・・参るっ!」
力強く声を出しながら『抜刀術』の構えを取ると、
左足を激しく蹴り出し『ゴブリン達』に向かって駆け出した。
「はぁぁぁぁぁっ!」
鬼気迫る勢いで突進して来る『修一』に、
『ゴブリン達』は驚きヘラヘラと笑っていた笑みが消えた。
「・・・グ、グギィっ!?」
慌てて身構えようとする1体の『ゴブリン』に対し、
『修一』は苦悶の表情を浮かべながらも口角を上げて見せた。
『八咫流・・・ど、瞳術・・・くっ・・・』
苦悶に満ちた『修一』の声が『沙耶』の耳に届いた時だった・・・。
「ばっ、抜刀術じゃないっ!?」
そう驚きの声を挙げた『沙耶』の目の前には、
添えられた柄から手を離すと同時に上へと跳躍したのだった・・・。
そして大きく跳躍した『修一』は、右手で自らの右目を一度覆うと、
『コォォォォっ!』と更に音域の高い呼吸音に変えた。
(どれだけの『代償』を払おうともっ!
俺は・・・)
『修一』は今・・・。
己の持つ最大限の力を以って・・・。
その『力』を今ここで・・・『解放』した。
「『気』よっ!今この時っ!
俺の全てを以ってっ!眼前の『敵』を倒すっ!
『気』よ・・・。
荒れ狂う激流と化してっ!俺に『力』をっ!」
身体中を駆け巡る『気』が更に高速で巡り始めると、
右手で覆い隠された『修一』のその灰色の右目が見開いた。
だが再び見開かれた『修一』の目は『闇』とも取れるほど『黒く』・・・。
何者をも圧倒するほど『禍々しい気』を放っていたのだった。
『無明闇烏』
そう呟いた『修一』の身体から『黒煙』のようなモノが吹き出すと、
その姿はその『黒煙』に掻き消えた・・・。
「グギャっ!?」
「ググギィっ!?」
「グゲっ!?」
「き、消えたっ!?」
各々がその光景に驚きが隠せずにそう声を挙げると、
『修一』の正面に居た『ゴブリン』の首が突然・・・飛ばされたのだった。
そう・・・。
声すら漏らす事もなく・・・。
『ブシャァァっ!』と血飛沫を挙げながら飛ばされた首は、
『ボトっ』と地面に落ち驚きによって見開かれた双眼が空虚を見ていた。
(こ、これなら・・・いけるっ!)
『修一』は身体の変調を感じる事もなく次の『獲物』に向け跳躍した。
一同が驚愕し声すら発する事が出来出に居ると、
再び『ブシャァァァっ!』と血飛沫を挙げながら、
もう1体の『ゴブリン』の首も飛ばされ地面に首が落ちて行った。
『沙耶』と『ゴブリンメイジ』がただ唖然とし、
眼前で起こっている事象に固まっていた時だった・・・。
『ズシャャャっ!』と勢いよく地面を滑りこむような音が聞こえ、
『沙耶』と『ゴブリンメイジ』は視線を向けた。
『ゴホっ!ゴホっ!ゴホっ!』と・・・。
地面に倒れ込み苦しそうに咳き込んでいる『修一』の姿があったが、
何よりも驚いたのは・・・。
その『修一』が既に『ゴブリンメイジ』の背後に居た事に驚いていた。
「しゅ、修一っ!?」
「グギャァゥァァァっ!?」
『ゴブリンメイジ』は慌ててその場から離脱すると、
倒れ込む『修一』に向けて『火球』を2発放った。
『ゴホっ!ゴホっ!』と未だ苦しそうに咳き込む『修一』が、
迫る『火球』に『こんな所で・・・』と顔を顰めた時だった・・・。
『はぁぁぁっ!』と言う声を挙げながら、
『沙耶』が『修一』の前に立ちはだかるとそのまま『火球』が直撃した。
『ドンっ!ドンっ!ボっ!』
「さ、沙耶・・・さ・・・ま・・・ゴホっ!」
前のめりに倒れ込み吐血しながらも見えげた先には、
『ゴブリンメイジ』の『火球』によって、
炎に包まれる『沙耶』の姿があった。
「さ、沙耶・・・様ぁぁぁっ!」
炎に包まれた『沙耶』が『ガクっ』と膝から崩れ落ちる姿に、
『修一』は声にならない声を挙げたのだった・・・。
さて、今回のお話はいかがだったでしょうか?
楽しんで読んでもらえたなら、大変嬉しく思います^^
そして次回は『後編』となっております。
楽しみにして頂ければ幸いです^^
これから先、どんどん寒くなって行きますが、
読者の皆様も体調には気を付けて下さいね^^
ってなことで、緋色火花でした。
P・S 誰かストレス解消法を教えて下さい><




