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異世界転移 ~魔を狩る者~  作者: 緋色火花
第二章 港町・アシュリナ編
247/406

192話 真の力 前編

明けましておめでとうございます^^

本年も宜しくお願いしますっ!


と、言う事で・・・。

2022も頑張って行きたいと思いますが、

基本社畜なもので・・・w


新年も休みなく働いている緋色で御座いますw


今年も仕事の都合上お休みする事も多々ありますが、

応援のほど宜しくお願い致します^^


2022年・・・1発目ですね。


192話をお楽しみ下さい^^

悠斗とカロンはそれぞれの相手・・・。

豪鬼と壇鬼と相まみえ1対1の戦いへと突入した。


「いいかユウトっ!てめーはそっちに集中しろよっ!」


「・・・はいはい」


カロンにそう言われた悠斗は「やれやれ」と言ったポーズをして見せると、

ニヤリと笑みを浮かべたカロンは壇鬼に鋭い視線を向けた。


「うぉぉぉぉっ!」


カロンの雄叫びと共に駆け出すとグレートソードを振り上げ、

気合の籠った一撃を壇鬼へと振り下ろした。


「・・・フッ」


「笑ってんじゃねぇぇぇぇぇっ!」


気合の籠った一撃が壇鬼の首元に直撃するものの、

「ドカッ!」と鈍い音をたてた瞬間、カロンの顔色が青く変わった・・・。


「・・・う、嘘・・・だろっ!?」


ニヤリと笑みを浮かべた壇鬼の表情に悪寒が身体中を駆け巡ると、

カロンは咄嗟に後方へと飛び退いた・・・。


壇鬼はグレートソードが直撃した首元を手で撫でながら、

再び笑みを浮かべ「・・・こんなもんかよ?」と呟いた。


「・・・馬鹿なっ!?直撃したはずだっ!」


動揺を隠せないカロンが「ゴクリ」と喉を鳴らすと、

ニヤけていた壇鬼はこう告げた。


「これでわかったろ?

 お前如きじゃ俺様に傷を付ける事は出来ねーんだよ。

 雑魚は雑魚らしく・・・ただ震えていろ」


「・・・くそっ!」


苦虫を潰したような表情を浮かべるカロンだったが、

「ふぅ~」っと呼吸を整えると再びグレートソードを構え、

戦闘継続の意思を見せた。


「・・・まだやるのかよ?」


「・・・まだ負けた訳じゃねー」


「ハッハッハッ!雑魚のくせに随分と粋がるじゃねーか?

 いいぜ・・・来な・・・クソ雑魚くん♪」


「・・・吠え面かかせてやるっ!

 はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!行くぜっ!魔力剣っ!」


クレートソードに魔力を流し込んだカロンは、

壇鬼の懐へと瞬間移動すると、その横っ腹に剣を振りかざした。


「喰らえぇぇっ!」


そう叫びつつもカロンは剣が直撃する瞬間、

「まだまだぁぁぁっ!」と叫ぶと、

右足を軸に身体を回転させながら、

左足の踵を直撃させた剣へと追い打ちの打撃を与えた。


「うぐっ!」と小さな呻き声を漏らした壇鬼はその衝撃により、

その顔を顰めて見せたのだった。


「へっへっへっ!どうだこの野郎っ!

 俺を舐めんじゃねーぜっ!」


そう声を張り上げたカロンに壇鬼は「ちっ!」と舌打ちをして見せていた。


「・・・今のは悪くねー。

 だがな?お前は笑っていられる余裕があるのかよ?」


「・・・はぁ?」


「クイ」っと顎で何かを示唆する壇鬼にカロンはその視線を追った・・・。


すると突然「バキンっ!」と音が鳴ると、

カロンの右手に握り締められていたグレートソードが、

粉々に砕け散ったのだった・・・。


「・・・ま、まじか・・・よ」


呻くように声を漏らしたカロンをあざけ笑うように、

壇鬼は声を挙げた。


「クックックッ・・・そんなオモチャ程度の武器で、

 俺様の身体がどうにかなるとでも思ったのか?

 ハッハッハッ!」


余裕の笑みを見せる壇鬼にカロンも薄く笑みを浮かべると・・・。


「フッフッフッ・・・たかが武器を破壊した程度で粋がるんじゃねー。

 オモチャ程度・・・なんだよな~?

 そんなオモチャ程度の武器を破壊したぐらいでこんなに喜ぶとは・・・

 壇鬼だったか?てめーのそのご自慢の強さの程度も、

 たかが知れてるよな~?」


「・・・何だとっ!?貴様~・・・雑魚の分際でいい気になりやがってっ!」


カロンの言葉に顔を引きつらせた壇鬼は、

首を「ゴキゴキ」と鳴らすと、

「手加減は抜きだぁぁぁっ!」と叫びながらその巨体を揺らし突進してきた。


「うわっ!っと危ねーっ!

 こいつ・・・完全にパワータイプって訳か・・・。

 だが、速度は並み以下だな・・・」


咄嗟に回避したカロンが壇鬼の速度がその巨体故に並み以下だと判断すると、

魔力を足に巡らせ身体強化を発動した。


「身体強化・・・Lv10っ!

 行くぜっ!のろまな豚鬼さんよぉぉぉぉぉっ!」


そう声を荒げながら駆け出したカロンは、

一瞬にしてこちらへと向き直った壇鬼の懐へと移動すると、

魔力を両拳に巡らせながら肉弾戦を仕掛けていった。


「はぁぁぁぁぁぁぁっ!うぉりゃぁぁぁぁっ!」


魔力を纏わせた両拳が、醜く膨らんだ壇鬼の腹へと突き出されて行く。


「まだまだぁぁぁっ!うおぉぉぉぉぉっ!」


「ドッドッドッドッ!」とカロンの攻撃が腹へと繰り出されると、

「ぐぅぅぅ」と呻き声を挙げながら壇鬼の表情が歪んでいった。


「てめーにはコイツをくれてやるぜっ!うぉぉぉぉぉぉっ!

 ユウト直伝・体術奥義ーっ!双撃螺旋掌っ!」


連撃を繰り出しながら両足に力を溜めつつ高速で両拳に魔力を駆け巡らせると、

両拳を両脇に構え、

魔力が駆け巡ったその両拳を下半身のバネを利用し突き出した。


そして壇鬼の腹へと直撃する寸前、

その硬く閉じられた拳を解放し螺旋の動きを加えながら掌打を放ったのだ。


壇鬼の身体に螺旋の回転を加えたカロンの掌打が直撃すると、

「ドンッ!」と言う衝撃の波が増幅され、

壇鬼の内臓へと伝達されて行き、その身体がくの字へと折れ曲がった。


「ぐはぁっ!!」


身体がくの字に折れ曲がった壇鬼に追い打ちをかけるべく、

カロンは後方へと飛び退くと瞬時に態勢を整え、

再び魔力を急速に両足へと駆け巡らせた。


「いっっっくぜぇぇぇぇっ!

 オレ流奥義ーっ!ただの膝蹴りぃぃぃぃぃっ!」


両足に駆け巡らせた魔力と下半身のバネを利用し、

カロンは壇鬼の頭を両手で鷲掴みすると、

魔力を纏わせた膝を壇鬼の顔面へと叩き込んだ。


「ベキッ!!」と派手な音を立てた瞬間、

カロンはまるでスローモーションでも見るかのように、

壇鬼への衝撃の波が見えたのだった。


そして打撃の威力が顔面へと伝達され蓄積されたその刹那・・・。

頭部を掴んでいた両手を離し、留めていたその衝撃が解放された。


「ぷぎゃぁっ!」


そんな獣の悲鳴のような声を聞きつつ、

壇鬼の鼻が砕け血飛沫を撒き散らしながら後方へと倒れたのだった・・・。


「はぁ、はぁ、はぁ・・・や、やったぜ・・・だがよ~・・・」


仰向けに倒れた壇鬼を見るも、カロンは顔色を変える事なく見据えていた。


「・・・てめー、いい加減本気を出しやがれっ!」


怒気を含ませた言葉を吐くと、カロンは再び構えを取って見せると、

仰向けに倒れた壇鬼の身体が揺れ大声で笑い始めたのだった・・・。


「わっはっはっはっはっ!いくら遊び程度だったとは言え、

 まさかここまでやるとはな?」


「ムクッ」と上半身を起こした壇鬼は薄ら笑いを浮かべると、

その巨体を揺らしながらゆっくりと立ち上がった。


「けっ!何だよ・・・やっぱ、ピンピンしてやがんのかよっ!」


「クックックッ・・・。

 クソ雑魚と言ってすまなかったなぁ~?

 今からお前は・・・雑魚に昇格だ」


「て、てめー・・・」


壇鬼はそう言いながら首を「ゴキッ」と鳴らすと、

薄ら笑いを浮かべていた顔から・・・笑みが消えた。


(・・・やっと本気になったってか?)


壇鬼から伝わる気配が尋常じゃないほど膨らむと口を開いた。


「今から本気で行かせてもらうぞ?

 出し惜しみしているのなら・・・今、出しておけよな?」


「・・・やってやろうじゃねーかっ!」


(ヤ、ヤベー・・・あの野郎、とんでもねー力だ・・・。

 これは俺もまじにならねーと・・・な)


壇鬼の言葉に乗ったカロンだったが、

身体の芯から湧き出る恐怖にその身を強張らせていた。


そしてその恐怖からか、無意識に悠斗へと視線を送ると、

その視線に気付いた壇鬼から声が漏れた。


「余所見してる場合か?」


「・・・ちっ」


カロンがそう舌打ちした瞬間・・・。

カロンと壇鬼が居るその場所を赤い障壁が包み込んだ。


「こ、これは・・・鬼の結・・・界?」


辺りを見渡したカロンはその見覚えのある結界に顔を顰めた。


「・・・鬼の結界を知っているとはな?

 まぁ~そんな事はどうでもいい・・・お前はここで死ぬんだ」


「・・・・・」


壇鬼の威圧にカロンは一瞬怯んで見せたが、

頭を何度か振ると相棒である悠斗の顔を思い出した。


(けっ!こんなヤバイ時だってのに、

 どうしてユウトの顔を思い出すんだよっ!)


悠斗の屈託のない笑顔を思い出したカロンは、

苦笑いを浮かべると呼吸を整え、正面に居る壇鬼に鋭い視線を向けた。


「クックックッ・・・いい目になったじゃねーか?」


「・・・フッ、大きなお世話だぜ」


そしてお互いが同時に笑みを浮かべた瞬間・・・。


「俺様の本当の力を見せてやるぜぇぇぇっ!

 はあぁぁぁぁぁぁっ!」


壇鬼はそう叫びながら天に向かって声を挙げると、

その大きく開けられた口から赤銅色の糸のようにモノが、

その巨漢を包み込んでいった。


「・・・な、何だ・・・それはっ!?

 ま、まるで・・・ま、繭のような・・・」


見る見るうちにその赤銅色の糸が壇鬼を包み込むと、

少しの間、何の動きも見せなくなった。


カロンは攻撃を試みようとするのだが、

その赤銅色の糸に覆われたその繭からは異常とも思える気が噴き出していた。


(・・・こ、これじゃ~手を出しても・・・)


鬼の気の異常さにカロンは成す統べはなかったのだか、

決戦に向けての準備を始めたのだった。



そして暫くし、カロンの準備が整え終わった頃・・・。


「バキッ!」と音を立てながらその繭に大きな亀裂が走った。


「・・・おいおいおいっ!何だってんだよ、それはっ!?」


咄嗟に赤銅色の繭から離れると呼吸を整え構えをとった。


「バキッ!バキバキっ!バキンっ!」と繭が内部から破壊され、

その中から壇鬼が出て来たのだが・・・。


「お、おい・・・い、一体・・・どうなって・・・」


ガタガタと身体を震わせながら、吐き出すようにそう言葉を漏らした。


「クックックッ・・・すまね~な~・・・

 時間かかっちまってよ?」


薄気味悪い笑みがカロンへと向けられ、

そしてまたその容姿は・・・肌の色が真っ黒に染まっており、

頭部に生えている5本の角もまた・・・真っ黒に染まっていたのだった。


「ズシャッ!」と壇鬼が一歩前へと踏み出すとこう言った。


「お前もまだ隠している力くらいあるんだよな~?」


「・・・ちっ」


壇鬼の問いに舌打ちをしたカロンは再び呼吸を整えると神力を解放した。



「うぉぉぉぉぉっ!神力解放ーっ!」


「バシュッ!」とカロンの全身から銀色の神力が噴き出すと、

見る見るうちにカロンの表情が変わって行き、

何の迷いもない真っ直ぐな視線を壇鬼へと向けた。


「ふぅ~・・・今から俺は全開で行くぜ・・・

 覚悟しておけよ」


カロンのその言葉にニヤ~っと笑みを浮かべると、

その言葉に応えるように言葉を吐いた。


「お前こそ・・・すぐに終わるんじゃねーぞ?」


壇鬼がそう言い終わると同時に2人は駆け出し、

熾烈な戦闘へと突入して行くのだった。



一方、悠斗と童鬼の2人は・・・。


「あちらは本格的に始まったようですね?」


「・・・そうみたいだね」


「加勢に行くのなら・・・どうぞ」


「・・・加勢に行く必要なんてないでしょ?

 だって、カロンがそう言ったんだからさ♪」


悠斗と童鬼はカロンと壇鬼達とは違い、

ただ会話をしていただけだった。


「ユウト・・・俺達の元に来い・・・」


「何度も言ってるだろ?断る」


「・・・こうなれば力づくしかないと言う訳か」


「出来るのなら・・・ね?」


悠斗と童鬼がニヤリと笑みを浮かべた瞬間・・・。


「ドォォォンっ!」と激しく衝突した。


2人が立って居た場所から丁度中央で激突すると、

今度は打って変わってその中央で、力と力のせめぎ合いが続いた。


3ⅿある童鬼は膝を突き出し、

悠斗はそれを両腕をクロスさせブロックしていた。



「フッフッフッ・・・。

 お、鬼であるこの俺と・・・互角とは・・・な?」


「よ、よく言うよ・・・。

 まだ全然本気を出してないよね?」


「・・・それはユウトもだろ?」


ギチギチとせめぎ合いが続きながらも、

2人は決して隙を見逃さないよう緊張感を高めていった。


「い、いい加減・・・に・・・し・・・」


せめぎ合いを粘る悠斗に童鬼がそう言葉を漏らし始めた時だった。


「歯・・・食い縛れよ」


「な、何だと?」


ボソリとそう呟いた悠斗に童鬼が額に皺を寄せると、

突然童鬼の顎に衝撃が走った。


「ベキっ!」


「うぐっ!!」


ゼロ距離だった立ち位置から突然の攻撃に童鬼は成す統べなく、

後方へと倒れ込んだ。


(な、何故し、下から・・・っ!?」


苦悶の表情を浮かべ口から血を流す童鬼は

その攻撃態勢のまま見下ろす悠斗の姿を見て驚愕し、

またその理由(わけ)を知った。


(け、蹴り・・・だとっ!?)


そう・・・。

悠斗はゼロ距離にも関らず、真下から童鬼の顎を蹴り上げたのだった。


(バ、バカなっ!?あ、あの態勢から一体どうやってっ!?)


血が流れる口を塞ぎながら足を降ろし再び構えた悠斗を見ていた。

その表情に曇りはなく、真っ直ぐに童鬼を見つめていた・・・。


そんな悠斗に童鬼は「フッ・・・」っと笑みを浮かべると静かに立ち上がった。


「・・・ユウト。

 人間にしておくには・・・もったいないな・・・」


「大和魂・・・舐めんなっ!」


「はっはっはっはっ!!

 気に入ったっ!気に入ったぜ・・・ユウトっ!

 意地でもお前を仲間に引き入れるっ!」


「・・・仲間になんかならないってばっ!」


そう言いながら口元から手を離した童鬼のその口からは、

既に血は流れていなかった。


(流石は鬼ってところだな~?

 もう傷が塞がってるし・・・やれやれ、面倒臭いな~・・・」


そう思いながらゆっくりと立ち上がる童鬼に睨みを利かせつつ、

次の行動に備えていると、童鬼が口角を上げつつ口を開いた。


「フッ・・・その為には・・・。

 俺も本気を出さなくてはならないようだな?」


そう告げると一瞬にして童鬼の纏う気の質が変わった。


(なっ!?何だっ!?)


「ゴゴゴっ!」と突然童鬼の気が膨れ上がると、

その足元からまるで血液のような童鬼の気が広がり始めた。


「なっ!?」


悠斗は咄嗟に童鬼の足元から広がる赤銅色の気から距離を取ると、

事の顛末を静観した。


(これってなんだ?

 ・・・攻撃の為って訳でもないようだけど?

 だけど意味なくこんな事する訳ないし・・・

 さてっと・・・何が起こるんだか・・・)


細心の注意を払いながらも悠斗は童鬼に再び視線を向けたのだが、

そんな悠斗に童鬼は笑みを浮かべながら口を開いた。


「フッ・・・。別に警戒する必要はない。

 これは俺が本当の力を出す為の工程に過ぎんからな?」


「・・・工程?」


「ああ、俺達鬼は真の力を隠す為、

 わざわざ軟弱な人間の姿に変えているんだ・・・」


「・・・へぇ~」


「鬼の姿でうろついて見ろ・・・

 目立ってしかたがないだろ?

 だが相手が強敵ともなれば話は別だ。

 真の力を以って、事に当たらねばな?」


「・・・にゃるほど♪」


悠斗は童鬼からそう話を聞くと何故か気分が高揚し笑みを浮かべていた。


(何故ユウトは笑みを浮かべているんだ?

 ただの強がりやハッタリって訳じゃない・・・。

 こいつは俺の真の力と戦える事を喜んで・・・っ!?

 はっはっはっ・・・こいつには呆れるぜ・・・)



悠斗の笑みを見ても顔色1つ変えず考察すると、

童鬼は薄く笑みを浮かべ足元に広がる赤銅色の上に1歩・・・

その歩みを進めた。


そして踏み出し着地した瞬間・・・。


童鬼はその姿を沈め赤銅色の水面の中へと消えて行った。


「・・・沈んでって・・・?

 一体どんな仕組みなんだよっ!?」


そう口から出された言葉に童鬼はこう言った。


「少し・・・待ってろ」


「・・・期待してるよ」


お互いに薄く笑みを浮かべると、

童鬼は赤銅色の中へとその姿を消し、

また悠斗はわくわくしながら姿が消えた1点だけを黙って見つめていたのだった。


(どこまで・・・やれるか・・・な?)



と、言う事で、いかがだったでしょうか?


今回から戦闘が続きます。

ん~・・・笑えるシーンなどはないかと思いますが、

少しでも楽しんで読んでもらえるよう頑張りたいと思います^^


またコロナも広がり始めましたが、

元気出して頑張って行きましょうっ!



ってなことで、緋色火花でした。

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[一言] 感想書いたつもりが送信できてなくて再度書きます。 毎度たいした感想書けませんが、何の反応もないよりマシかなー、てw 読者の顔が全く見えないですからねー。。。 意外にカロンが頑張ってて…
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