閑話・冒険者ギルドにて・・・2
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それでは、閑話・冒険者ギルドにて・・・2をお楽しみ下さい。
アシュリナの港町・冒険者ギルドにて、悠斗について議論が繰り広げられていた。
そんな中、突然開けられた扉からギルド職員が入ってきて、
ベルフリード公爵が来た事を告げた。
その公爵の登場により混乱する面々・・・。
そんな中、更に混乱を招く人物・・・。ロジー・アシュリナが登場したのだった。
全員が驚愕する中、
悠斗を捜索する為に冒険者達に依頼する事になったロジーは、
グラフィス・ベルフリード公爵に資金提供を求めたのだった・・・。
「はっ!ユウト様の為とあれば・・・いくらでもっ!」
するとロジーは微笑みを浮かべると・・・。
「勿論我がアシュリナ家も資金提供は致します。
いくら公爵と言えど、あなた方にも守るべき者達が居るのですから・・・」
「はっ、有難きお言葉・・・」
片膝を着き頭を垂れるグラフィスとナイアドの姿に、
全員が事態を飲み込めないでいた。
それを察したロジーはウェズンを見つめると話を切り出した。
「ウェズン殿、話は聞いての通りです。
急ぎ冒険者達に招集をかけて下さい」
「わ、分かりました」
ウェズンは正式な依頼ならばと、ポーラに目配せすると頷き駆け出した。
ギルマスの部屋に集まった者達が騒然とする中、
グラフィスは息子であるナイアドに命じた。
「ナイアドよ・・・」
「はっ!」
「急ぎ資金を用意せよ・・・分かっておるとは思うが、
万が一と言う事もある。
ナイアドよ・・・迅速に行動せよっ!」
「はっ!」
ナイアドはロジーに一礼すると駆け出し、この場から消えていった。
毅然としたその態度に、本来の騎士の姿を見たような気がした一同は、
その親子のやり取りに見惚れていたのだった。
するとその様子に気づいたグラフィスがこう言った。
「よいか皆の者・・・。
我々の目的は、ユウト様の全面的なサポートを行う・・・
ふむ・・・。言わば結社なのだ。
そしてこの、ロジー・アシュリナはユウト様を宗教と言う側から
支援していく組織となるのだ」
「け、結社に・・・宗教って・・・大事になってきたな?」
不安を口にしたウェズンに、ロジーの視線が突き刺さった。
「ウェズン殿・・・何か?」
「い、いや・・・ロジー嬢?これは流石にやり過ぎではないのか?」
大事になってきた事に不安を隠しきれないウェズンがそう言った。
だがその言葉に目を細めたロジーが噛み付いた。
「ウェズン殿・・・貴方はまだそんな事を言っているのですか?」
「まだって・・・おいおい、ロジー嬢?俺はただ・・・」
「黙りなさいっ!ユウト様は我々ノーブルの民達の為に、
身を削ぎ、己の命を削ってまでっ!この地へと降り立ったのですよ?」
「そ、それは分かるけどよ・・・だがなロジー嬢。
さっきまで俺達も此処で話していたんだが、
恐らくユウトにも目的があってだな?」
そんなウェズンの言葉にロジーはピクリと眉を動かした・
「ふふふ・・・ウェズン殿?そんな事は最初から分かっている事です」
「!?」
ロジーの言葉に驚いた者達は口を開けて呆然としていたのだった。
するとゼノが手を上げ話に入ってきた。
「お嬢?分かってたって・・・どう言う・・・」
その言葉にクスっと笑ったロジーは答えた。
「ふふふ・・・だって、ユウト様ご本人がそうおっしゃっていましたから♪
俺には目的があるとか、誰も巻き込みたくない・・・とか・・・」
「「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」」」」」」」
その驚きの後、呻くようにゼノは言葉を漏らしていた。
「あははは・・・お、俺達が知らなかっただけ・・・なのか?」
そう声を漏らしたゼノを見ていたロジーは声を張り上げた。
「皆さんっ!いつまでもこうして話している訳にもいきませんっ!
直ちにユウト様の捜索に参加して下さいっ!」
「「「「「「「はっ!」」」」」」
その後、冒険者達によるユウトの捜索が行われるのであった。
1班4人態勢で悠斗の捜索が始まった。
ランクの低い者達は港町を捜索し、ランクの高い者達は港町を出て捜索した。
みんながこの悪天候の中、ずぶ濡れになりながらの捜索となった。
そして・・・悠斗の捜索はあれから8時間にも及んだ。
港町を探す者達は捜索を終えギルドへと戻ってきていたが、
港町の外へ出た者達は・・・その日、帰る事はなかった。
そんな中、ゼノ達は・・・。
「もうすぐ癒しの森だっ!とりあえずそこまで進むぞっ!」
ゼノの号令で馬を飛ばした。
(もしかしたら、癒やしの森にユウト様は居るかもしれねーからな。
ってかっ!何で通信用魔石でも連絡できねーんだよっ!)
暫くしてゼノ達は癒しの森へ少し入ると、野営用のテントを張っていく。
この雨をしのぐため、コットンで出来たタープを張り、
焚き火を起こした。
「パチッ、パチッ」と、火の粉が舞っていく・・・。
テントを張り終えた者達が、次々焚き火の前で暖を取り始めた。
ゼノのメンバーはと言うと・・・。
ゼノ、レダ、ステア・・・そしてロジーだった。
ロジーの顔を伺いつつ、レダが口を開いた。
「お嬢様?私共に着いて来られて良かったのですか?」
そんな言葉がレダの口から漏れた。
「ふふふ、当然ではありませんか?
私もユウト様を深く知る者なのですよ?」
「そう言うけどよ~お嬢?」
ゼノは呆れた顔をしながらコーヒーを入れていく。
「私が来たのはそんなに意外でしたか?」
「意外っつーか・・・なんつーか?
お嬢の立場なら、ギルド本部で思案してもらってた方がいいんじゃ?」
「ふふふ、私はどちらかと言うと、外で自由に動ける方が、
似合っていると思ってますけど?」
楽しそうに笑うロジーに、ゼノは苦笑するしかなかった。
「まぁ~でもお嬢?分かっているとは思うが・・・
いくら木々が雨避けになっているとは言っても、
全て自己責任だからな?」
そんなゼノの言葉にロジーは少しむくれて見せた。
「ゼノ、それくらい常識でしょ?
いい加減私を子供扱いしないでもらえますかっ!」
両手で持つカップの温度を感じながら、
ロジーはゼノから顔を背けながらこう思っていた。
(ユウト様の聖域に行けば何か分かるかもしれませんが、
あの聖域に入れるのは許可を受けた者のみ・・・。
この雨の中、外で待たせる訳にはいきません)
「はっはっはっ!こりゃ~失敬、失敬♪」
おどけて見せたゼノに一同が笑う中、今まで黙っていたステアが口を開いた。
「皆さん・・・お静かに・・・」
そう言うとステアは急ぎ焚き火を消し闇に身を潜めた。
「「「!?」」」
「近いのか?」
そう訪ねてきたゼノに、ステアは短剣を抜きながら無言で頷いた。
ゆっくりと剣を抜き、息を殺し気配を伺っていると・・・。
「ガサッ、ガサッ、ガサッ」と、草むらを掻き分けながら、
こちらへと近づく物音が聞こえてきた。
(動物や魔物では・・・ないようだな?)
ゼノは気配を伺いながらロジーを連れ、木の陰へと移動した。
そしてレダは反対側の木の陰へと移動し、
ステアは気配を消し身を屈めると、その音が二足歩行である事に気づいた。
(・・・人族!?こ、こんな雨の夜更けに!?)
すると・・・。
「いや~こんな所に人が居るなんて・・・助かったぜ!」
「「「「!?」」」」
(こ、こんな暗闇で俺達が居るって事がわかるのかっ!)
ゼノはその男の声に驚愕した。
(あ、ありえない・・・私ですら、気配と足音で精一杯なのに!?)
ステアは職業柄スキルは習得しているのだが、
そんなステアのスキルをも凌駕するその声の主に身が震えた。
(・・・何者なの!?声は落ち着いているようだけど?
盗賊・・・とは雰囲気が違うようね?
野太い声なはずなのに・・・どこか安心する声ではあるけれど・・・)
レダは落ち着いた分析で相手が何者かを知ろうとしていた。
(・・・わ、私だって・・・戦えますっ!)
ロジーは魔石を取り出すと、それを触媒に魔法を放つ準備をしていた。
そんな緊張が続く中、その声の主が立ち止まると、
ステアが消した焚き火に魔法を使い火を着けた。
「ボッ!」
「これで良しっとっ!おお~・・・寒い寒い」
「「「「!?」」」」
ゼノたちが驚く中、その男は苦笑しながら口を開いた。
「はっはっはっ!悪いな?突然声をかけちまったから、
警戒されても仕方がないんだが・・・」
その男の言葉に、ゼノは姿を表した。
「あんた・・・何者だよ?」
(ほう~・・・この男は確か・・・あの時居た・・・
ん~・・・どうも警戒させちまったみたいだな~)
剣を構えるゼノに続き、全員が姿を表した。
武器を構える者達に、その男は頭を掻きながらこう言った。
「あ~・・・本当にすまないな?
この森へはちょっと野暮用でな?
夢中になっていたら・・・はっはっはっ、こんな時間になっちまった」
(うむ、一人を除いてあの時に居た者達か・・・)
屈託のないその笑い顔に、警戒しつつも武器を収めた。
「あんた・・・悪いヤツじゃなさそうだな?」
武器を収めたゼノは、焚き火の前に行くと腰を下ろした。
「フッフッフッ、そう言われると助かるぜ、
あんた達に危害を加える気はないから安心してくれ。
それに少しだが食料も提供出来るんだが?」
その男の話にゼノはそれぞれに視線を送りながら頷くと、
全員が焚き火の前に移動し腰を下ろした。
「・・・俺の名はゼノだ。あんたは?」
まだ少し警戒しつつもそう言ったゼノに笑みをこぼしながら
その男は名を告げた。
「ゼノか・・・?うむ、名が似ているな?」
「・・・似ている?」
「ああ、俺の名は・・・絶だ」
「はっはっはっ、確かに似てるぜ」
一瞬にしてゼノ達と馴染んだゼツは、
マジックボックスから食料を取り出すと、ゼノ達に提供した。
「んっ!?ゼツさん・・・こ、こんなにもらっていいのかよ?
つーか、あんたマジックボックス持ちなのかっ!?」
「ん?ああ~生まれつき持ってるんだよ。
食料の事は気にするな?
違う森で仕留めた野生のブタなんだが、
この天気でお前さん達も身体が冷えているだろ?
だからこれを食って元気だそうぜ」
「な、何だかすまねーな?そう言う事なら有り難く頂くぜ」
ゼノ達はゼツから食材を提供されると、それぞれが分担して料理を始めた。
そして食事が終わり雨が降る中・・・。
テントに戻って身体を休ませるロジーとステア・・・。
ゼノとレダは焚き火の前で見張りをする事にした。
ゼノはゼツにテントに入り睡眠をと促すのだが、
一緒に見張りを買って出たのだった。
テントに入ったロジーとステアは、疲れていたのかすぐに眠りに落ちた。
そして寝息が聞こえた頃、ゼノはレダに目配せを送ると、
その口を開くのだった。
「なぁ、ゼツさんよ・・・」
「ん?急にどうした?」
不思議そうな顔をするゼツに話を続けた。
「あんた、何者なんだ?そして・・・何だってこんな所に居るんだ?」
その問いに迷う様子もなくゼツは答えた。
「ん?俺か?俺はある化け物を追ってこの地まで来たんだ。
そして此処に来た目的は・・・調べ物・・・と、言うか・・・。
最近この森で異変があったと聞いてな?
俺が追う化け物の手がかりでもないかと思ってな?」
「・・・化け物!?」
ゼノとレダは驚きを見せた。
2人は少し前のめりになりながらも話をせがむのだった。
「ゼ、ゼツさんよ?その話・・・もう少し詳しく聞かせてくれねーか?」
そう話すゼノに続きレダも口を開いた。
「ゼツ殿?この森に異変が起こった時、私はある者達とこの森に居たのだ。
詳しく聞かせてもらえるのなら・・・私もその話を提供したいと思っている」
そんなレダの話に、ゼツは眉を吊り上げた・・・。
(ふむ、こんな所で手がかりを得られると思ってもみなかったが・・・
ある程度の情報開示は必要だろうな・・・)
そう考えたゼツはレダの情報を得る為、話を続けていった。
「うむ・・・。何から話していいものかと悩むところだが・・・。
俺が追うその化け物は・・・「一本角の鬼」だ」
鬼・・・。
その言葉にゼノとレダは首を傾げた。
「ゼツさん・・・、その鬼・・・ってのは何だ?
小鬼・・・ゴブリンやオーガじゃねーのか?」
「ああ、そんな小物じゃないんだ・・・。
ふむ・・・どう説明して良いものか・・・。
人族や獣人・・・魔獣に魔族・・・どれも当てはまらないな?
ただ、鬼・・・と、言う種族だと思ってくれ」
「鬼・・・そんな種族が!?」
「ああ」
2人とも想像はするものの、その種族にピンとこない・・・。
そんな様子を見たゼツは、鬼について説明した。
「鬼って言うのはな?
特徴的なモノがあるんだが・・・」
ゼツの話に食い入るように真剣な眼差しを向けていた・・・。
その眼差しを見たゼツは・・・。
(流石に俺だけで探すのは無理だからな?
こいつらの信用を勝ち取れば・・・情報は得られるかもしれんな?)
「な、なぁっ!ゼツさんっ!じ、焦らさないでくれよっ!」
「はっはっはっ!悪かったな?
あんた達があまりにも真剣な目を向けるから、驚いちまったぜっ!」
急かされるゼツは苦笑しながらも話を続けた。
「その特徴はな?さっきも言ったが・・・「角」だ」
「・・・つ、角・・・か」
「ああ、鬼ってのは?角の数を見ればそいつのランクが分かるんだ」
「・・・角によって決まるランク?」
「ああ、一番強い鬼ってのは・・・一本しかない」
「一本!?って事は・・・本数が多いとランクも低い・・・と?」
2人は顔を見合わせると何やら考え込んでしまった。
そんな2人にゼツはアドバイスをした。
「いいか?もし・・・一本角の鬼に出会ったら・・・迷わず逃げろ。
Sランクの冒険者達でも歯が立たない程実力差があるからな?」
「「・・・・・・」」
ゼツから妙な迫力を感じた2人は喉を鳴らすのだった。
コクリと頷いた2人は、喉の乾きを癒す為・・・飲み物に口を付けた。
そして・・・今度はレダが話していく番だった。
「私が知っている事は・・・「黒い液体」の事ですね」
「・・・黒い液体?」
「はい、その液体は相手を取り込み吸収する事によって、
そのモノの力を得たり、言葉が話せるようになったり・・・
そして・・・この森を腐らせる力を持つ・・・と、言う事です」
レダの話を聞いたゼツは、黙り込むと腕を組み考え始めた。
(うむ・・・黒い液体・・・?
初めて聞く情報だな?
さて・・・どうしたものか・・・?)
「パチパチッ!」と、火の粉が舞う焚き火の前で、
ゼツは暫く考え込んでいた。
そんなゼツを見て2人も黙っていると・・・。
「あっ、そう言えばあんた達は何故此処に来たんだ?」
突然そう言われた2人は驚いた顔をしていたが、
少し顔を歪めたゼノが話を始めた。
「えっとだな?俺達が此処に来たのは・・・ある御人を探しに此処に来たんだ」
「ふむ・・・ある意味、俺と同じだな?」
「あ、ああ・・・。
その御方は俺達・・・いや、この世界にとってとても大切な御人でな?」
「へぇ~・・・そんな偉い人が居るのか?」
「偉い・・・ってのとはちょっと違うんだが、
少なくとも微塵もそんな素振りは見せねーし、
それに・・・アシュリナの港町の住人にとっては、恩のある御方なんだ」
そう話していくゼノに、レダが話を続けた。
「この癒やしの森で私はその御方と出会いました。
命を救ってもくれました・・・。
ここに住まう神獣達をも助ける・・・そんな優しい御方なのですが、
我々はその御方を傷つけてしまったのです。
とても傷つき藻掻き苦しむ姿を見た私達は、
その御方に手を差し伸べるどころか・・・逆に・・・」
悲しみに染まる2人の顔を見たゼツは・・・。
(こいつらが探しているのは・・・ユウトの事なのか?)
チタニアとの戦いを覗き見ていたゼツは、
一緒に居たゼノとレダの顔は覚えていたので察しが着くのだったが・・・。
(うむ・・・俺とユウトの繋がりの事は・・・
まだ話さない方がいいだろうな?)
そう考えたゼツは、相槌を打つ程度に留めるのだった。
そんな話を聞いた後、ゼツは2人に・・・
「俺はこの森を隈無く歩き回ったが、
そんなヤツには出会わなかったぞ?」
そう言うと、
2人は「そうか」とだけ言うと険しい顔をしたまま黙ってしまった。
そして翌朝・・・。
ロジーとステアが目を覚ますと、テントを出て挨拶を交わしていく。
朝食を食べ終わり、テントをたたみ撤収準備が終了すると・・・。
「ゼツさん・・・な、なんか、その・・・よ?」
夜中の出来事にゼノは頭を掻きながらそう言うと、
ゼツは大笑いを始めた。
「わっはっはっはっ!気にするなっ!
俺は冷えた身体で過ごさなくて済んだしなっ!」
「ははは・・・すまねー」
ゼツはゼノの肩をバンバン叩くとその他の者達に向き直ると頭を下げた。
「昨夜は助かったっ!ありがとなっ!」
そう言うと全員が慌てて頭を下げ、一人ずつ礼を述べた。
そして・・・。
「じゃ~俺はこっちだから、お前達・・・元気でなっ!」
「あ、ああ・・・あんたも元気でなっ!」
「おうよっ!」
野太い声で挨拶を終えたゼツは、ゼノ達に背中を向けながら手を振っていた。
「元気でなーっ!」
姿が見えなくなりそうなゼツに、ゼノはそう言うと、
何故か悠斗の背中を思い出すのだった。
「・・・ユウト様、一体何処に行ったんだよ」
馬に跨り手綱を持つ手に力が入るゼノは・・・。
「一度・・・戻るか?」
その言葉に全員が頷くと、ゼノ達は馬で駆け出すのだった。
ラウル ・・・ 緋色君っ!おめでとうっ!誠にめでたいっ!
ミスティ ・・・ ふふふ、本当におめでとう御座います♪
ラウル ・・・ 登録者数や感想などは原作者の血肉になるからね~
ミスティ ・・・ そうですわね?でもこれからもっと頑張ってもらわねば♪
ラウル ・・・ ああ、本当の戦いはこれからだっ!って事だね?
ミスティ ・・・ 期待・・・していますわ♪
ラウル ・・・ 本当におめでとう!
ミスティ ・・・ おめでとう御座います♪
ってなことで、緋色火花でした。




