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異世界転移 ~魔を狩る者~  作者: 緋色火花
第二章 港町・アシュリナ編
136/406

113話 精霊樹誕生

お疲れ様です。


なんとか間に合った・・・orz


この忙しさはどうにかならないかと思う今日この頃です。

ストックがない・・・いや、まじで・・・><

これから頑張って行きたいと思います^^;



それでは、113話をお楽しみ下さい。

説明を終えた悠斗はラウルとミスティに連れられ植樹予定地へと来た。


「此処が植樹予定地なのか?」

悠斗は予定地周辺をぐるっと見渡すと・・・

「すぐ傍にカロンと戦った場所があるんだな・・・」

誰に言うでもなくポツリとつぶやく悠斗は、

感慨深い表情をしていた。


「悠斗君、此処は君にとっても思い出の場所なんだね?」

ラウルは悠斗の隣に並ぶと、同じ景色を見ていた。

「ああ・・・神との戦闘なんて初めてだったしな?

 それに、堂々と人の前で異能を使ったのも初めてだったんだ」

「えっ?そうなのかい?僕はてっきりみんなの前で、

 あの力を使っていたのかと思ったよ?」


悠斗はラウルにそう言われるが、悠斗自身あの力の使用は極力避けていた。


「あんな力を先輩達の目の前で使った日には、完全に化け物認定じゃん。

 ただでさえ、化け物扱いされているのにさ?

 認定なんてなった日には・・・あ~・・・考えただけで鬱陶しくなるよ・・・

 それに、俺の異能を知っているのは、

 弟子である「川崎 いちか」だけだよ」


「あはは・・・流石の悠斗君も英二君には勝てないか~♪

 それに弟子のいちか君・・・ふむ、実に興味深いね~♪」

「勝てないって言うか・・・弱い者いじめが嫌いなだけですよ♪

 そ・れ・とっ!弟子に手を出したら・・・ぶっとばすっ!」

「あーっはっはっ!言うね~♪悠斗君も♪

 いちか君には手を出さないから安心しておくれよ~♪」


英二といちかの顔を思い出した悠斗は、あの二人の笑顔を思い出しただけで、

しぶ~い顔になっていた。

悠斗は苦笑しつつも、日本に居た頃が懐かしいと感じていた。


「悠斗君・・・日本に帰りたいかい?」

ラウルは懐かしそうな表情をする悠斗に、真剣に聞いてみた。

「どうして今頃そんな話を?」

「いや~ほとんど無理矢理に近かったからね?

 本心はどうなのかと思ってさ~」

「ふむ・・・にゃるほどね♪

 ラウル、俺は戻る気はないよ?って言うか・・・今更じゃん?」

「そ、それはそうなんだと・・・」

「つまらない事を聞くなよ?俺はノーブルの住人だろ?」

「そう・・・だね」

「なら、それでいいじゃんか♪」

「わ、わかったよ」


ラウルは悠斗が「つまらない事を・・・」そう言ってくれたのが嬉しかった。

ただただ悠斗に感謝するばかりだった。


悠斗は植樹予定の地へしゃがみ込むと、その土を手に取り話しだした。

「この土が精霊樹を助ける事になるんだな~?お前・・・すげーな?」

突然手に取った土に話始めた悠斗にラウルとミスティは固まっていたが、

それが悠斗の優しさから来るものだと理解していた。


悠斗は土を元へ戻すと立ち上がりラウルに訪ねた。

「それで?俺は植樹の為に一体何をすればいいんだ?」

「基本的には精霊達と契約するときと同じだよ?」

「ええ、悠斗さんの血を分けて頂きたいのです♪」

「ああ~・・・血を一滴ってやつか・・・?」

そう言った悠斗はミスティの反応を見ると首を傾げた。


「えっ?違うの?」

「その~、なんと言いますか・・・」

何とも言えない顔でミスティはそう言うと・・・

「はっはっはっ~♪さっきも言ったけどさ?

 基本的には精霊達と契約する時と同じなんだけど~?」

「けど・・・な、何?すごくいや~な感じがするんだけど?」

ラウルはいたずらっ子のように「ニヤリ」と笑みを見せた。


(ま、まじで、悪寒が走るんだけど・・・?)

「悠斗君、そんなに怖がらなくていいんだよ?

 な~に・・・痛いのは最初だけだから・・・さ・・・フッフッフッ♪」

悠斗ににじり寄るラウルから逃げようとした悠斗だったが、

いつの間にか背後に回っていたミスティに逃げ場を防がれた。


「駄目ですよ~?悠斗さん?ふふふ♪」

「こ、怖い、怖い、怖いっ!お前らぁーっ!まじで怖いってばぁぁ!」

「だ~いじょうぶだってば~♪」

ミスティに羽交い締めにされた悠斗は身動きが取れず、

そしてじりじりにじみ寄るラウルは、

いつの間にか取り出した大きな注射器を持って悠斗に迫った。


「お、落ち着けっ!・・・なっ?ちょ、ちょっと、は、話し合おうっ!」

悠斗は大量の汗を流しながら、顔を引きつらせ抵抗を試みるも・・・


(う、動けないっ!ミ、ミスティのどこにこんな力がっ!

 あっ・・・で、でも・・・む、胸の感触がっ!

 って、馬鹿っ!そ、そんな場合じゃないだろうっ!

 で、でも・・・こ、これはこれで・・・って、俺は一体何をっ!)

悠斗は混乱の極みに達していた。


「大丈夫ですわ♪悠斗さん♪・・・ちょっと、だ・けっ♪」

混乱する中、悠斗は背後から耳元で囁くミスティの顔は、

とても危ないモノだった。


「いくよ~悠斗君?」

ミスティに意識を奪われていた悠斗は、不意に聞こえたラウルの声に・・・

「や、優しく・・・優しくしてくださいっ!」

目を固く閉じ観念した悠斗は、全身に力をみなぎらせ恐怖に耐えていた。


すると・・・

「は~い♪もう終わったよ~♪」

ラウルの声に恐る恐る目を開けた。

「えっ?それだけ?」

悠斗が見たモノは、先程の大きな注射器ではなく、通常サイズの注射器だった。


「あははは、あんな大きな注射器なんて使うはずないじゃないか~♪

 もう~嫌だな~?悠斗君ってば怖がり屋さんなんだから~♪」

「ふふふ♪そうですわね?とても可愛らしいお姿を拝見できましたわ♪」


そう言われた悠斗は恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤にしていた。

少しプルプルと震えつつ、混乱する感情をコントロールしようと必死だったのだ。


「お、お前ら・・・この恨み、晴らさでおくべきか・・・」

「ゆ、悠斗君?お、落ち着いてくれたまえっ!

 気持ちはわかるっ!気持ちは分かるんだけど・・・

 そ、その怒りはま、また別の機会にしようじゃないか?!

 ねっ?・・・ねっ?そうしようよぉぉぉっ!」

「ゆっ・・・ゆっ・・・ゆっ・・・」

「ゆゆゆ?」


悠斗がワナワナと震え出すのだが、

俯いてしまい感情が読み取れなかったラウルは、悠斗の顔を覗き込んだ。


「ゆっ、許さねぇぇぇぇっ!!はぁぁぁぁぁっ!」

悠斗は絶叫と共に、「コォォォォっ!」と、呼吸音を変えると、

両手を胸元で「パンッ!」と合わせた。


「ま、まさか・・・悠斗君?・・・じょ、冗談だよね?」

「冗談・・・な、訳あるかぁぁぁぁっ!気道・魔導気・・・合一っ!

 ・・・・・・・・阿修羅モードっ!」

「ヤバッ!!」


悠斗の体の色が赤銅色に変異すると、ラウルは一目散にその場から逃走した。

「・・・逃がすかよ」

悠斗は冷笑を浮かべると、まるで獲物を狙う獣のように身構えた。


「こ、来ないでーーーっ!あ、謝るからぁぁぁっ! 」

ラウルがそう言った時、悠斗は既にラウルの前で待ち構えていた。

「えっ?!」


そして・・・

「喰らえっ!必殺のぉぉぉぉっ!はぁぁぁぁぁぁっ!」

「ひぃぃっ!」

悠斗は腰を落とし拳を脇に構えると、気を充填していった。

咄嗟に目を閉じ防御壁を展開するラウル。

「や、やめてくれぇぇぇぇっ!」

ラウルはそう叫んで観念すると・・・。


「な~んつってなっ!」

悠斗は「ニヤリ」と笑みを浮かべると、

してやったりとばかりに笑っていた。

唖然とするラウルは呆然とし、ただ突っ立っているだけだったのだ。

しかし悠斗の目は・・・真剣(まじ)だった。

(隙ありっ!)


悠斗はラウルに拳を繰り出した。

物凄い風圧がラウルの顔を駆け抜けていく。

「ゆ、悠斗君・・・?」

悠斗の拳はラウルの顔の手前で止まっていた。

「・・・まぁ~今回はこれくらいで許してやるか?」

そうつぶやきラウルが「ほっ」と、胸を撫で下ろした瞬間・・・

「ギラッ」と悠斗の眼差しが光ると、ラウルに向けてデコピンを放った。


「パンッ!」と、まるで拳銃の弾丸が発射されたような音が響き渡ると・・・

「あべしっ!!」と、ラウルの声が木霊した。

ラウルは植樹予定地辺りから、食堂付近まで飛ばされたのだった。

土煙を上げ、ボロ雑巾のように転がっていく。


イリア、セルカ、白斗の足元まで転がってきたラウルを見て・・・

「あ、あかんっ!め、めっちゃ重症やんっ!だ、誰かぁぁぁっ!

 メ、メディーック!メディーック!

 この聖域には衛生兵はおらんのかいなぁぁぁっ!」


セルカの肩の上で、そう叫ぶ白斗の姿があった。


「これで少しは凝りただろう・・・?なぁ~・・・ミスティ?」

ミスティに背を向けたままそう言うと、ゆっくり振り返った悠斗の表情は、

まだ引きつっていた。

「もっ、もっ、申し訳御座いませーんっ!」

そう言いながらミスティはジャンピング土下座で非礼を侘びた。


「少しは・・・凝りたよね?」

「は、はいっ!」

「まぁーミスティにデコピンはしないから安心していいけどさ?

 次は・・・約束出来ないからね?」

「はっ、はいっ!!」

ミスティは土下座をして目を固く閉じていたので気付かなかったが、

悠斗は優しくミスティに微笑んでいた。


(まぁ~色々な事から、俺の緊張を(ほぐ)そうとしてくれたんだろうな?

 でも・・・ラウルは心から楽しんでいた気がする・・・)

ラウルの心の内を見透かした悠斗は、ラウルのいたずらっ子のような、

無垢な笑みを思い浮かべると、顔が再び引きつったのだった。


土下座するミスティの肩に手を置くと、立ち上がるよう手を差し伸べた。

「あ、有難う御座います」

「ところでさ?話の途中だったんだけど・・・

 契約にしては血の量が多くないか?」

阿修羅モードを解き、いつも通りの悠斗を見せると、

ミスティは安堵の息を漏らしつつ、悠斗に説明していく。


「え、えっとですね・・・?

 通常の妖精達の場合は一滴ほどの血液で構いませんが、

 精霊樹の場合は、その限りでは御座いません。

 精霊の頂点に立つ者であるのですから・・・」


「精霊の頂点か・・・よく分からないけど、すごそうだね?」

「ふふふ♪はい♪」

悠斗は真剣な眼差しでミスティから予定地に視線を移した。

「・・・で?俺の血はどうやって使うんだ?」

「はい」

ミスティはマジックボックスから、悠斗の血が納められた注射器を取り出した。

「あれ?ラウルが持っていたんじゃ・・・?」


悠斗の言葉にミスティは微笑ってみせると、

悠斗を予定地へと(いざな)った。


そしてラウルが飛ばされた方向へ視線を移すと、

「ラウル様、そろそろ・・・」

その言葉に、白斗からパーフェクトヒールを施されたラウルの目が見開くと、

一瞬にして悠斗達の傍に来た。


「・・・ラ、ラウル?」

「やあー悠斗君・・・説明を始めようか♪」

戸惑う悠斗を他所にラウルとミスティの説明が始まった。


「では説明しよう。この聖域の地の所有者の血・・・つまり悠斗君の血だね?

 その血をこの植樹する場所に撒く事によって、契約となるんだよ。

 だけど他の精霊達と同じ様に一滴って訳にはいかないんだ。

 所有者の・・・つまり悠斗君の血が、精霊樹を根付かせる土台になるんだよ」

「・・・まじか」

「うんうん、まじだよ~?だからある一定量の血液が必要だったんだ」

「なるほどね・・・だけど、どうしてあんな小芝居をしたんだ?」

悠斗の質問にラウルとミスティは顔を背けた。


「・・・あ~・・・やっぱりただのいたずらか・・・だよね?」

その言葉に再びラウルとミスティは大汗を流す事になったが、

悠斗は溜息を吐きつつも許す事にした。


「あっ!許してくれるんだね?」と、いたずらっ子の笑顔を向けたラウルが、

再び悠斗にゲンコツを食らった。


「いたたた・・・ひどいよ・・・悠斗君はっ!」

文句を言いつつラウルは円形の空間を出現させると・・・


「確か・・・此処に・・・」

ブツブツ言いながらその空間に手を突っ込むと、

ゴソゴソと何かを探していた。


「あっ・・・あったっ!」

そう言って取り出したのは、羊皮紙に描かれた魔法陣と、

長さが10cmの新芽の付いた木の枝・・・つまり、精霊樹の枝だった。

その枝は、虹色の光を纏ったシャボン玉のような膜に覆われていたが、

その光はとても弱々しかった。


「ラウル?それが精霊樹の?」

「ああ、そうだよ・・・今から精霊樹を植樹するからね?

 ミスティ・・・コレを・・・」

ラウルは最初に取り出した羊皮紙に描かれている魔法陣をミスティに渡すと、

その場所に直径10cm、深さ20cmの穴を掘った。

そしてその羊皮紙に描かれた魔法陣を底に埋めると・・・


「悠斗さん・・・少しお下がり下さい」

「・・・ああ」

「それと悠斗さん?申し訳ないのですが?」

「ん?俺に出来る事があったら言ってくれ」

「有難う御座います。ならば・・・後で合図を出しますので、

 植樹したこの枝に力を流して下さい」

「・・・力?」

「はい、神力や魔力などの力ですわ♪」

「力・・・ねぇ~?わかったよ」


悠斗を下がらせたミスティは、ラウルに視線を送ると頷いて見せた。

ラウルが精霊樹の枝をミスティが掘った穴に埋めると、

悠斗が知らない言語で呪文のようなモノを唱えだした。

ミスティもまた、ラウルに合わせるように唱えだす。


(・・・じ、地面がゆ、揺れて・・・)

この岩場の聖域に来ていた者達は倒れまいと、その場にしゃがみ込んでいた。

「ゴゴゴゴゴゴゴっ!」

物凄い轟音が岩場の聖域の地下から聞こえてくる。

少しの時間地面が揺れ続ける中、ラウルとミスティは神力を注いでいく。


「ミスティ・・・悠斗君の血液をっ!」

「はい」

植えた枝の周りを悠斗の血液が入った注射器で、

そのまま円を描くように撒いていく。


すると悠斗の血液を撒いた円が赤く光ると、

先程埋めた魔法陣が悠斗の血液で形成されていった。


「こ、これはっ!」

悠斗は声を漏らすが、ラウルとミスティは集中し、

今度は魔力を注いでいく。


そしてそれから数分後・・・

「悠斗さんっ!今ですわっ!」

「わかったっ!・・・コオォォォォォっ!」

「「えっ!?」」

ラウルとミスティは、悠斗の行動に思わず声を上げてしまった。

「ゆ、悠斗君っ!一体何をっ!」

「悠斗さんっ!」

揺れと轟音の為、二人の声など届くはずもなかったのだ。


悠斗はミスティの合図で・・・「気道」を使用した。

精霊樹の枝に向かい手をかざし気を流し込んでいく。

「はぁぁぁぁぁぁっ!」

悠斗の気が精霊樹の枝にどんどん吸収されていく・・・。


(うをっ!・・・すっげー吸われるっ!)

予想以上に気を吸われる悠斗は一瞬顔をしかめるが、

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」と、両手で気を流し始めた。


それから数分後・・・

「キラっ!」と一瞬赤く光った枝は2mほどの木になっていた。

驚いた悠斗は下がりつつ尻もちを着いた。

「ま、まじか?もう成長したのか?」

そう言いつつラウルとミスティに視線を送ると、二人は笑顔で頷いた。


「悠斗君・・・成功だよ。・・・だ、だけど・・・」

「せ、成功したのか?」

「はい♪悠斗さんのおかげで成功致しましたわ。ですが・・・」

そう言って悠斗に手を差し伸べると立ち上がらせた。

「あ、ありがとう」

「ふふふ♪」

「二人共?だけど・・・とか、ですが・・・って何だ?」


悠斗の疑問に二人は視線を合わせると・・・

「悠斗君・・・僕達が言うよりも、見た方が早いよ」

「・・・わかった」


悠斗はゆっくりと精霊樹に歩み寄る。

まるで小さな子供が自然に見惚れるように見上げていた。


「こんな一瞬で・・・すげーな・・・」

悠斗の見た精霊樹は二本の気が捻れ合い、一本の樹木に形成されていた。

その神秘的な精霊樹に悠斗が幹に手を触れた時・・・


精霊樹が赤い凄まじい光を放った。

「うわっ!」

その光にその聖域に居た者達は手で光を遮る。

悠斗もまた同様にその光を遮ると、頭の中に響く声を聞いた。


だがこの時、赤い光の中で動ける者は・・・悠斗だけだった。

創造神ですら、精霊樹の(ことわり)の中では(あらが)えないのだ。


(・・・貴方が僕の・・・私の・・・所有者?)

(・・・だ、誰だ?せ、精霊樹なの・・・か?そ、それに・・・二人居る?」

(はい、僕は・・・私は・・・名も無き精霊樹です)

(所有者って、俺の事なのか?)

悠斗は眩しく遮っていた手を降ろすと、

そこには手を繋いだ、小さな男の子と女の子が立っていた。





ラウル ・・・ 精霊樹誕生っ!おめでとぉぉぉっ!

ミスティ ・・・ ふふふ♪おめでとう♪

ラウル ・・・ って言うかさ?ちと様子がおかしいのだけれど?

ミスティ ・・・ ・・・ですわね?おかしい事だらけですわね。

ラウル ・・・ 悠斗君も焦っていたんだろうね~?

ミスティ ・・・ そんな悠斗さんも素敵ですわ♪

ラウル ・・・ ・・・な、何も言えないorz



ってなことで、緋色火花でした。

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― 新着の感想 ―
[一言] なかなか読みごたえがありました♪ いろんなギャグシーンも取り混ぜられながら、 少しずつ精霊樹の存在が頭に浸透してきました♪ これからこの精霊樹がどんな影響を与えるのか、 楽しみにしていま…
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