閑話 日本 14 地獄の光景 中編
お疲れ様です。
今回は閑話 日本 14です。
本当は後編とする予定でしたが、中編となってしまいました。
楽しんでいただけたら幸いです・
ブックマークや感想など、宜しくお願いします。
それでは、閑話 日本 14をお楽しみ下さい・
いちかとの通信を切り、魔に対して槍を構えると・・・
「ははは・・・どうなってんだよ・・・ったくよ・・・」
英二は苦笑しながらも、目の前のありえない光景に死を感じていたのだった。
それは・・・地獄の光景だった。
「ははは・・・あ、ありえねぇ・・・だろ?」
英二はその光景に、ただ呆然とするしかなかった。
英二の目の前には、同じ魔が2体こちらを睨んでいた。
部下達も呆然と立ち尽くし、戦意を失ってしまっている。
「え、英二さん・・・お、俺達・・・」
部下達は英二に指示を仰ぐが返事はなかった。
すると・・・
「い、いいか・・・お前ら?そっちのダメージ入ってるヤツの相手を頼む」
「し、しかし、これではジリ貧ですよっ!」
「わかってんだよっ!てめぇーら、弱いヤツとしか戦えねぇってんなら、
もう俺の班にはいらねぇ・・・直ぐに此処から立ち去れよ」
英二の言葉はとても厳しく冷たいモノだった。
「あはは、英二さん・・・冗談キツイっすね?」
そう言って立ち上がったのは、最初に不意打ちを喰らい、
木の傍で倒れていた男だった。
「智之?復活したのか?」
「はい、足手纏になっちゃったっスね」
「へっ!言うじゃねぇーか・・・なら、期待してるぜ?」
「ういーす」
立ち上がった男は薄く笑うと刀を抜いた。
※ その男の名は、佐野 智之 21歳・身長180cm 体重80kgのお調子者。
しかしこの男、ただのお調子者ではなく、英二率いるA班では2番手の実力者だ。
智之は刀を抜き構えると仲間達を見た。
「はぁ~・・・お前ら~口だけかっ!って、言ってはみたけど~
あはは、俺も正直ビビっているんですけどね~」
智之はわざとおどけて、仲間を緊張から回復させていった。
「ふっ、助かるぜ・・・智之」
「ういーす」
そんなやり取りをしている間にも、魔は笑みを浮かべて迫ってくる。
「いいかっ!そっちは智之に任せるっ!頼んだぜ!」
「ういーす」
智之からの返答を聞いた英二は、魔の1体を挑発しつつヘイトを稼ぐ。
「おいっ!てめぇーっ!こっちを見やがれってんだっ!」
そう叫びつつ、右腰に装着されたSIG P226を引き抜き全弾打ち込む。
※ 因みにこの拳銃はイギリス軍の暫定拳銃となっており、
そのイギリス軍では、L105A2と命名されている。
英二はマガジンを入れ替えると再び魔を撃ち抜く。
「グオォォ」っと、唸りはするものの、やはりダメージはないに等しかった。
「ちっ、あの分厚い皮膚がやっかいだぜっ!」
そんな努力もあって、英二は1体の魔のヘイトを買う事に成功する。
「へっへーんだっ!こっちに来やがれっ!」
英二は仲間の損失を防ぐため木々をサイドステップで躱しつつ走り抜けていく。
そして振り向きざま拳銃を連射していく。
それを何度か繰り返して進むと、少し開けた場所に出た。
(これだけ離れれば・・・)
英二は再び槍を腰から引き抜き伸ばした。
「あ~あ・・・ったくよ~ツイてねぇーぜ。
なぁ、悠斗・・・お前ならこいつらをどうやって倒すんだ?」
迫る間に引きつった笑みを浮かべながら、隣に居ない相棒に問いかけた。
「グフッグフッ」と、荒々しい魔の息使いが静まり返った山中に響き渡る。
英二は「コオォォォォ」っと、呼吸音を変えると、操術を使い間に肉薄する。
「グォォォンっ!」と、唸りを上げ魔は英二に向かって拳を叩きつけるが
それを難なく交わすと、急所である足に槍を突き刺しつつ、
拳銃を引き抜き魔の脇腹に向けて連射した。
悲鳴を上げたかのように、英二の攻撃から離脱しつつ
倒木を掴み英二に向けて投げつけた。
「なっ!」
その距離わずか1m・・・短い驚きを発する英二は、倒木の直撃を受ける。
鈍い音と、骨の折れる音が聞こえると同時に、英二は地面に転がった。
「かはっ!」と、吐血する英二は、意識を朦朧とさせながらも、
魔に拳銃を向け引き金を引く。
「カチッ」と、むなしく鳴るハンマー音に英二も顔をしかめた。
(や、やべー・・・このままじゃ・・・)
動くことも出来ず、ただなぶり殺されるだけとなった英二。
しかし魔は、英二に止めは刺さず戻って行く。
「ま、まさかっ!お、おいっ!てめぇーっ!お前の相手はこの俺だっ!」
「ごふっ」と、吐血しながらも魔に叫ぶが英二に振り向く事なく姿を消した。
英二は体の状態を確認していく。
(足・・・ちっ、左足が折れてやがる・・・あとは・・・肋骨・・・折れてるな・・・
あ~・・・この吐血の原因は片肺が潰れてやがるし、あと、左腕も動かねぇ・・・
って、あれ?動かないんじゃなくて・・・ないのか・・・あははは。
あとは~左目も見えてねぇーな)
意識が朦朧とするものの、手放すことがなかった英二は笑うしかなかった。
「あっはっはっ・・・ごほっごほっ。お、俺って丈夫に出来てやがるな」
英二は残された腕で無線のチャンネルを開くと・・・
「お、おい・・・ごほっごほっ。み、みんな・・・生きてるか?」
しかし返答がない代わりに、悲鳴だけが聞こえてきた。
「え、英二さーんっ!た、たすけ・・・たすけて・・・ぎゃぁぁぁ」
英二の耳に仲間達の断末魔が聞こえてくる。
「・・・お、お前ら・・・全員・・・ごほっごほっごほっ・・・」
「英二さーんっ!ぐはっ!・・・え、えいじ・・・さ・・・」
「撤退・・・しろ・・・はや・・・く・・・にげ・・・」
英二もまた限界を迎えようとした時・・・
「まだよっ!私が居るっ!」
「!?」
「い、いちか・・・」
消え入りそうな声に、いちかが反応する。
「英二さんっ!まだ死なないでよっ!じゃないと・・・悠斗さんに合わせる顔がないっ!」
いちかの言葉に英二の瞳に力が戻る。
「ごほっごほっ・・・う、うっせーな・・・ごほっ、いちかの・・・くせによ」
「英二さん・・・私の班は全員救援を呼ぶために撤退させました」
「そ、それで・・・い・・・い・・・」
「英二さん・・・必ず助けに行きますから・・・待っててください」
「あ、ああ・・・はや・・・めに、たの・・・むわ・・・へっへっ」
そういちかに言うと、英二は瞳の力が消え・・・意識を手放した。
最後に聞こえた声は・・・「英二さんっ!」と、何度も叫ぶいちかの声だった。
それからどれくらい経ったのだろう・・・
英二は何処かの庭園にいた。
「此処は・・・どこだ?ゆ、夢・・・なのか?」
英二は庭園を見ながら歩き出すと、池の前で立ち止まった。
水面に映る自分の姿に、思わす目を反らした。
顔の半分が潰れており、左腕も失っていた。
「ははは・・・ま、まじかよ・・・」
そうつぶやいた時、背後に気配を感じると振り返った。
「あ、あんた・・・」
「ふむ、見てくれは・・・まぁ~仕方がないの~?
あんなモノと闘ったのじゃ・・・うぬでは勝てまいて・・・」
美しい着物姿にロングヘアの黒髪、扇で顔を隠しつつ、左目だけを覗かせていた。
「あ、あんた・・・天照様か?」
「うむ、英二よ、よく妾とわかった・・・の?」
「あははは、まぁ~何となくっスかね?この前の幼児バージョンじゃないっスね?」
「うむ、あれはただの分体じゃからの♪」
「あ、あの?それはそうと・・・此処ってまさか・・・天国ってヤツですかね?」
英二は項垂れながらも天照に聞いた。
「否じゃ。今、妾が直接うぬをこちらに呼び寄せたのじゃ」
「呼び寄せた?」
「精神だけなのじゃが・・・そのような姿をしておると言う事は・・・
今のお主の姿は、ちゃんと自覚しておると言う事じゃな?」
「や、やっぱりアレは現実だったのか・・・」
「うむ。今やうぬは虫の息じゃの?このまま死ぬかえ?
それとも・・・転生でもするかの?英二・・・うぬが選ぶが良いぞ」
天照の問いに英二は笑顔を向けながら即決した。
「天照様、冗談キツイっスよ?俺は・・・仲間達の元へ戻ります」
「・・・仲間か?しかし大半はもう・・・」
「そ、それでもですっ!ま、まだいちかが闘っているはずだっ!」
天照は何もない空間を凝視し始めると・・・
「うむ、確かに生きておるの?見事な戦いっぷりじゃっ!」
「無事なんですね?」
「うむ、無事じゃよ?片腕は千切れかかっておるが・・・の?」
「!?・・・いちか」
英二は顔をしかめつつ、天照に願い出た。
「天照様・・・俺は戻して下さいっ!まだあいつが・・・いちかが闘っている・・・
だから・・・俺は・・・行かねぇーと・・・」
「うむ、良かろう。戻してやるぞ・・・英二」
そう言うと、天照は扇を「パチン」と、閉じるとその先端を英二に向けた。
すると、英二の体は一瞬で元の姿に戻った。
「えっ?こ、これって・・・?」
「うむ、簡単に言えば、お主の体はとうの昔に死んでおる」
「へっ?」
「こうでもせねば、お主に加護も与えてやれぬ故な?」
そう薄く笑うと英二の体が白く光った。
「俺は一体どうなったんですかね?」
「うむ、お主は今・・・妾の加護によりチートな人族となっておる」
「はい?」
「こほんっ、今のお主の強さは、うぬと別れる前の悠斗様とほぼ互角・・・と、なっておる」
英二は数回瞬きをすると・・・
「まさかのチートかよぉぉぉっ!」と、叫んでいた。
「なんじゃ?余計な事をしたのかの?」
「い、いえ・・・べ、別にいいんスけどね?」
「ハッキリせん男じゃの?じゃがの?こうでもせんと、あの魔には勝てぬぞ?」
「あいつなら・・・あの時の悠斗なら勝てるって事っスか?」
「ああ、勿論じゃ」
「・・・まじか」
「じゃがの?お主の努力があってこその力と思ってよいのじゃぞ?」
「そ、それは一体どう言う事っスか?」
英二の問いに天照は意味有り気な笑みを浮かべた。
「うむ、この世界はの?かなり理不尽な世界となっておるのじゃ。
この世界にレベルアップと言うモノは存在せん。
経験で得たモノはただの経験でしかないのじゃ・・・
だからこの世界の人間は、いくら努力しても実を結ぶ事は稀な話なのじゃ。
特技ではなく、得意分野・・・理不尽な世界なのじゃ」
「得意分野っスか?俺にはよく分からないっスけどね?」
「うむ。つまりじゃ、簡単に言うとの?お主の努力が適切に反映されておるって事じゃ。
その努力は実を結び、お主はかつての悠斗様の強さを手に入れた・・・
そう言う事なのじゃ。
だから英二よ・・・そなたは自分の努力を誇ってよいのじゃ」
「あははは、俺の努力が反映されてるなんて・・・正直、嬉しいっスね。
でも、かつてのと言いましたけど、今の悠斗に比べるとどうなんスか?」
「うむ・・・聞かない方がいいじゃろうの?悠斗様は日々鍛錬しておる故な?」
「そう・・・スか。分かりました。
天照様、教えて頂き感謝します。これでまた、俺も目標が出来ました」
英二は拳を強く握ると、悠斗との差が歴然としていた事に悔しさが込み上げていた。
「この力・・・有り難く受け取ります」
「うむ」
「それでは俺を・・・いちかの・・・いや、仲間の所へ」
力強い目で天照に訴えると、扇を「パチン」と閉じた音と同時に、
英二の姿は消えていた。
「・・・しっかり励むのだぞ?英二よ」
そうほくそ笑む天照に声がかかる。
「天照様・・・お戯れも、程々になさってください」
「ふっ、お主か・・・ふふ。ほんの座興じゃ・・・」
扇で顔を隠しながら「ニヤリ」と笑う天照の笑みは・・・冷たかった。
そして此処は日本の山中・・・
突然いちかの前に、英二が姿を現した。
「えっ!?」と、驚くいちかは口を「パクパク」させていた。
「い、いちか・・・お前っ!?」
「はっはっはっ・・・ちょ、ちょっとっ!こっち見ないでくれます?
セクハラで訴えますよ?」
余裕を装ういちかだったが、その姿は・・・ボロボロだった。
「お、お前・・・」
「言わなくていいです・・・から・・・」
俯きそうつぶやくいちかに英二は黙るしかなかった。
そして英二は見た・・・
「なっ、み、みんな・・・」
「はい、私が到着した時には・・・全滅していました」
そして周りを見渡すと、その魔は仲間の亡き骸を・・・・魔が貪っていた。
いちかはかろうじて生きてはいたが、もはや敵とは思われず放置されていた。
木にもたれ掛かりながらいちかは答えると・・・そのまま座り込んでしまった。
「お、おいっ!いちか・・・絶望するんじゃねぇーよっ!」
いちかの肩を揺さぶる英二は、いちかがもたれかかっていた木に視線がいく。
「こ、これ・・・血か?」
英二は慌てていちかの背中の見ると、魔の爪によって引き裂かれた背中が見えた。
その背中からは、背骨が見えていた。
「おいっ!う、嘘・・・だろ?しっかりしろっ!いちかっ!」
返事をしなくなったいちかを何度も揺さぶる英二だったが・・・
英二の目からは涙は出ていなかった。
それは何故か?
英二の怒りが悲しみを超えていたからだった。
よく見ると、いちかの片腕は千切れており、その傷口には何かで焼いた跡が残っていた。
「出血を防ぐために焼いたのか?」
いちかの意地を感じ取った英二は、いちかを抱きしめた。
「いちか・・・ゆっくり休めよ?」
そう言って、いちかが握り締めていた「白鷹」を手にもっ・・・
「あ、あれ?は、はずれねぇ・・・」
英二は「白鷹」を手に入れられなかった。
「・・・まだ生きてますけど?あと・・・私の胸から手をどけてもらえますかっ!」
英二はいちかにそう言われると、自分の左手を見た。
「い、いや・・・こ、これは事故なんだっ!」
「事故って言いつつ、どうして何度も揉んでいるんですか?」
「えっ?何度もって・・・」
英二は無意識だった。だから当然自分が何をしているのかがわからなかった。
「だーかーらーっ!とっとと離しなさいよぉぉっ!」
「ぐふぉっ!」
そう叫ばれいちかに蹴り飛ばされた。
英二は苦悶の表情を浮かべつついちかに頼んだ。
「いちか・・・すまねぇが、お前のその「白鷹」を貸してもらえねぇーか?
お前が戦えない今、俺がやるしかねぇからよ?」
英二はいちかに歩み寄ると手を出した。
その手は、いちかから「白鷹」を受け取る為の手・・・だったのだが・・・
いちかは英二の手を掴むと唸りを上げながら立ち上がった。
「せ、せーのっ!うりゃぁぁぁぁぁっ!
痛っ・・・くないっ、ぜ、全然・・・だいじょ・・・うぶ。
ま、まだやれる・・・から・・・」
「お、お前、な、何やってんだよ?」
いちかは呼吸を整えると英二の問いに答えた。
「はぁ~?ば、馬鹿ですか?た、戦うに決まっているじゃないですか?」
いちかの答えに英二は唖然とした。
「お、お前何言ってんだよっ!その怪我でヤレる訳ねぇーだろうがっ!」
「ヤレますけど何か?今はアドレナリンが「バンバン」出ていますし~
それに私には、師匠からもらったこの薬がありますからっ!」
そう言って取り出したのは、小さな透明な小瓶に入った黒い球状のモノだった。
「あ、あの~いちかさん?それってまさか・・・」
「こ、これは、師匠の万能薬ですっ!こんな怪我なんてたちどころに・・・」
そう言って、いちかは口でその小瓶の蓋を開けると、
「ぷ~ん」と、独特に匂いが英二の鼻をくすぐった。
そしてその中身をいちかは口に押し込めた。
「こ、これで傷は完全に治ったわっ!」
英二はいちかの行動に唖然としながらも怒鳴った。
「な、治る訳ねぇーだろうがっ!それはただの「正露丸」じゃねぇーかっ!
確かに、悠斗にとってはある意味万能薬だったかもしれねぇーがっ!
そんなモノで傷が治る訳ねぇーだろうがっ!」
「はぁ~?英二さんってまじ馬鹿ですか?
弟子である私には効くんですう~っ!英二さんには効かないだけですぅ~っ!」
そんなやり取りをしている二人だったが、いちかは血を流しすぎていた。
目が虚ろになりながらも瞳の奥に宿る力に、英二は呆れていた。
「い、いやでもな?お前にソレを借りねぇーと俺は戦えないんだけど?」
「・・・自己責任って言いましたよね?」
「・・・はい」
「じゃっ!そう言う事でっ!」
「おっ、おいっ!」
いちかはヨロヨロと歩み始めた。
英二は辺りを見回すと、草むらの中で倒れている智之を見つけた。
「と、智之っ!」
英二は智之に手を合わせると、刀を掴み立ち上がった。
すると、突然足を捕まれ英二は視線を移すと、
顔を上げ引きつった笑みを浮かべる智之がいた。
「い、生きてたのかっ!」
「び、微妙に・・・です・・・が・・・。
多分・・・死んでた・・・っスけど、ふた・・・りの話し声が・・・
聞こえ・・・て、甦ったっス」
「良かったっ!生きててくれてっ!お前はそのまま寝てろ。
武器は借りていくからよ?死ぬんじゃねぇーぞ?」
「ういーす」
そう言いながら立ち上がり、智之の返事を聞きつつ駆け出した。
「い、いちか・・・を、た、頼んます・・・た、隊長」
英二の背中を見ながら、そうつぶやくと智之は意識を手放した。
天照 ・・・ よっ!妾じゃ♪皆の者、元気にしておったかの?
英二 ・・・ な、何だか機嫌いいっスね?
天照 ・・・ うむ、久々の登場じゃからの♪
英二 ・・・ あ~、それと、俺を生き返らせてもらって感謝っス。
天照 ・・・ あ~でもしないと、妾の出番がなくなってしまうであろう?
英二 ・・・ えっ!?・・・ええぇぇぇぇぇっ!
天照 ・・・ と、言うのは天界ジョークじゃ・・・のっ♪
英二 ・・・ ・・・ジョークな気がしねぇー・・・な
ってなことで、緋色火花でした。




