100話 悠斗の怒り 前編
お疲れ様です。
本編が100話となりました。
此処まで続けられたのは、皆さんの応援のおかげです。
記念と言う事で、前・中・後としましたので、
楽しんで頂ければ幸いです。
プックマークや感想など、宜しくお願いします。
100話以降も、頑張りますので、応援宜しくお願いします。
それでは、100話をお楽しみ下さい。
異世界転移~魔を狩る者~・本編100話記念・前・中・後。
一夜明けた朝・・・
時刻はam4:30
悠斗はいつも通り起床し、朝練を開始した。
ランニングからのストレッチ、そして気道と魔力制御に剣術と体術の修練、
ノーブルに来て以来、毎日の日課となったトレーニングを順調にこなしていく。
そしていつも通り、温泉で身も心も癒やしていった。
温泉から上がると、いつも通りの朝食。
ミスティと別れた後も、しっかり補充してくれていたのだった。
「今日はどれにしようかな~っと・・・」
最近はレパートリーも増え、ハンバーグ定食や、カツ丼まであったりする。
悠斗は好きだった曲を口ずさみながら準備を進めていくと・・・
「ブルブルブル・・・ブルブルブル」っと、魔石からの振動が伝わってきた。
「ん?誰だ、こんな朝早くから・・・?」
悠斗は入れたばかりのコーヒーを食堂のテーブルに置くと、
魔石を取り出し回線を開いた。
「はいはーい、悠斗ですけど~?」
出てみたものの相手からは返事がなかった。
(ん?・・・誰だろ?)
「もしも~し、お~い?聞こえますか~?悠斗ですけど~?」
その時、動物の鳴き声と共に魔石から凄まじい爆音が聞こえてきた。
「お、おいっ!誰だっ!返事をしろっ!」
するととても小さい声で、魔石の向こうで何かを話していた。
{ユ、ユウトちゃん・・・た、助け・・・て・・・}
「えっ!?プ、プロキシオンかっ!どうしたんだっ!答えろっ!」
{ユ、ユウ・・・ト・・・ちゃ・・・}
言葉を最後まで聞きとれず、通信が切れてしまった。
「ちっ!」
悠斗はそのまま岩場の聖域から飛び出した。
「待ってろよっ!プロキシオンっ!」
悠斗は聖域から飛び出してすぐ、白斗に念話を送った。
しかし、白斗からの返事はなかった。
「くそっ!この時間が災いしたかっ!」
悠斗は魔石を取り出し、イリアとセルカ、それにサウザーにも連絡をしたが、
誰からも返答がなかった。
「・・・・ああーっ、もうっ!」
悠斗は苛立ちを吐き捨て、瞬間移動で癒やしの森の手前に着地すると、
連続で瞬間移動を使い聖域内へ・・・
「ドンッ!」と、悠斗は衝撃を受けると、聖域の外殻に弾かれた。
「こんな時にっ!何故だっ!」
悠斗は知らなかったのだ。瞬間移動では、聖域内へのシャンプは出来なかった事に・・・
岩場の聖域とは違い、此処は神獣が管理する癒やしの森。
人族の魔法では侵入する事すら出来なかったのだ。
「・・・ちっ!」
そう舌打ちをしつつ聖域の外殻に手を触れると・・・
「行けるっ!」
悠斗はそのまま聖域内へ進入すると、あちこちで動物の悲鳴が聞こえてきた。
「な、何だ・・・この匂いは?」
悠斗は咄嗟に口の周りを腕で隠すと、むせ返るような暑さと、
腐敗臭が聖域内に充満していた。
悠斗は先へ急ごうとした時・・・
(ん?あれ?主でっか?こんな朝早うからどないしましたん?)
突然の白斗からの念話に悠斗は状況を伝えた。
(ほ、ほんまでっかっ!?わ、分かりましたっ!
すぐにみんな起こしてそっちへ向かいますわっ!)
(ああ、頼むっ!こっちはまだ何も分かっていない状況だっ!
だから急いでくれっ!頼むっ!)
(しかし時間はかなりかかりまっせ?)
(身体強化最大で来いっ!)
(分かりましたっ!)
白斗と念話で会話しながら悠斗は池を目指す。
「待ってろっ!すぐに行くっ!」
悠斗は再びイメージすると、瞬間移動で池付近に着地した。
すると、あの幻想的な池が真っ黒に染まっていたのだった。
「・・・・」
着地した悠斗が見た光景は、真っ黒い池と木々が枯れ果てたように朽ちていた光景だった。
「い、一体何が・・・?」
その時、悠斗の体の中から、スピリット達が飛び出して赤く点滅しながら、
悠斗の体の周りを一周すると・・・
「ん?付いて来いって?」
その言葉に答えるように円を描くとスピリット達が道案内をする。
(お、おかしい・・・プロキシオンの気配がしない)
悠斗は気配察知を使用しながらも、プロキシオンの気配が分からず困惑していた。
「急いでくれっ!」
そう叫ぶ悠斗に答えるかのように、スピリット達は速度を上げた。
暫く走ると突然スピリット達が急停止する。
「ど、どうしたんだっ!?」
悠斗の問いに答えるようにククノチは枯れた木々の隙間に移動すると、
点滅を繰り返し、悠斗に何かをアピールしていた。
悠斗はすぐに近寄ると・・・
そこには枯れた木の隙間に体の半分が干からびていた、妖精が一体横たわっていた。
「お、おいっ!しっかりしろっ!」
悠斗の声でうっすらと目を開けた妖精は涙を流しながら、何かを訴えていた。
「な、何が言いたいんだ?!おいっ!」
悠斗の声に答えようと、その妖精は必死に声を出そうとするが、
体の半分が干からびている状況では、言葉を発する事も出来なかった。
「・・・な、何で、こんな事に・・・一体何が起こっているんだっ!」
悠斗は両手の拳を強く握り締めると、思い出したようにヒールを使用した。
しかし・・・ヒールがその妖精の体を緑色で包んだ瞬間、
「パキン」と、音を立てて悠斗の魔法が弾かれる。
「・・・馬鹿なっ!」
何度も試すが悠斗の魔法は全て弾かれてしまった。
「ご、ごめん・・・」
悠斗は自分の無力さに涙を流した。
「くそぉぉぉぉぉっ!」
その姿を見ていた妖精は、薄れゆく意識の中「にっこり」笑うと、
朽ちていく体に最後の力を振り絞り魔力を放った。
すると妖精が放った魔力に答えるように、金色の大きな両開きの扉が現れた。
「こ、これって・・・プロキシオンが出したあの扉か?」
そうつぶやきつつ、妖精に視線を向けると、「コクリ」と頷いていた。
「この中に行けばいいんだな?」
再び妖精は頷くと、最後に・・・・
「ア・リ・ガ・ト・ウ」と、唇をそう動かすと・・・息を引き取った。
「くっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!」
悠斗は号泣しながら亡くなった妖精に手を合わせると・・・。
「・・・お前の敵は必ず」
そう言って、悠斗は涙を拭うと金色の扉を開けた時、
悠斗はもう一度亡くなった妖精に振り返る。
「戻ってきたら、弔ってやるからな?少しの間、待っていてくれ」
そう言って扉の中へ入って行った。
中へ入った悠斗が出た先には、プロキシオンに連れて来てもらった。
あの湖があった。
しかしあの美しかった湖の半分ほどが、黒く濁っていた。
そして扉から一歩先へ踏み出すと、邪悪な気配と、
今にも消えてしまいそうなプロキシオンとウンディーネの気配があった。
悠斗はスピリットを体の中へ戻すと、瞬間移動でその場所へ飛ぶ。
そして着地した悠斗が見た光景は・・・
「プロキシオンっ!」
3mほどの黒緑色の肌をした大きな化け物が、プロキシオンの首を掴んでいた。
悠斗は咄嗟に・・・「身体強化Lv.8」そう叫びながら、
「おらぁぁぁっ!!」
化け物へと飛び後頭部へと蹴りを放つ。
「バキンっ!」と、骨が折れる音と共に、プロキシオンを掴んでいた腕から力が抜け落下する。
地面に当たる瞬間、ウンディーネがプロキシオンを掬うように落下を阻止した。
「ウンディーネっ!」
黒緑色をした化け物が地面に崩れ落ちると、
悠斗はすぐにプロキシオンとウンディーネの元へ駆け寄った。
「プロキシオンっ!おいっ!しっかりしろっ!」
ウンディーネに支えられて横たわるプロキシオンの姿は、ボロボロだった。
そしてまた、ウンディーネの姿も・・・。
目を覚まさないプロキシオンに何度も呼びかけるが返事はなかった。
「くそっ!ウンディーネっ!説明しろっ!」
するとウンディーネはいつもの口調で話しだした。
「明朝、聖域の外殻に突然轟音と共に、亀裂が走りました。
そして私達が驚いている間に、魔物が3体侵入してきたのです。
私とプロキシオンは動物達や眷属達を逃しつつ、応戦したのですが、
癒しの森が例の黒い液体によって、森の木々達が枯れていったのです」
「あの黒い液体が?どうやって侵入したんだよっ!
聖域は大丈夫なはずなんじゃないのかっ!」
「申し訳ありません。私達にもこれは想定外でした」
「・・・ちっ」
「その侵入してきた魔物はトロールでしたが、目が黒く変色していました」
「黒く変色?」
「はい、3体のうち1体の目は片目だけが黒く変色しており、
私とプロキシオンとで、何とか討伐する事が出来たのですが・・・。
癒やしの森の被害が甚大だったものですから、
この場所へと誘ったのです。
しかし、その2体はあまりにも強く私達では・・・
もう1体の行方は分かりません。申し訳御座いません」
悠斗は先程蹴り倒したトロールに振り返ると少し首を捻った。
「あ、あれが強いだって?そんな訳ないだろ?」
「・・・私達ではダメージを与える事がやっとでした」
「そんな馬鹿な?!神獣と四大精霊が倒せないなんて、ある訳ないだろ?」
「ユウト様・・・神力は使わないでください」
「どう言う事だ?」
「はい、あの黒い液体はどうやら神力を好むようです」
「神力を好むって、そんな馬鹿な事が・・・」
悠斗が言葉を発した時、ある事に気が付いた。
「・・・まさか?」
「何か心当たりでも?」
目の前に居るウンデイーネは、悠斗の目が動揺に満ちているのを感じていた。
「ユウト・・・様?」
ウンディーネに肩を揺さぶられ、悠斗は我に返るとウンディーネを見つめた。
「心当たりがおありなのですね?」
「恐らくだけど・・・ね」
「それで構いません。お話下さい」
「仮説・・・でしかないけど、あの黒い液体は力を吸って成長しているんじゃないか?」
「あの黒い液体が成長する?」
悠斗は目を閉じ、あの時の光景を思い出した。
(あれ?・・・それだと、俺はどうして無事だったんだ?
手を突っ込んでいたのに・・・?どう言う事だ?
確か俺にも神力があるはずなんだよな?)
少し考えると、悠斗は結論に達し目を開けた。
「あの黒い液体は力を吸う事で成長するんだと思う。
そう、俺が最初に黒い液体と出会った時、
あの黒い液体に体を乗っ取られていただろ?」
「はい、確かにそうです。私もあの時の記録映像を残してありますので・・・
しかし、だからと言って、神力まで吸えるとは思いませんが?」
「あの黒い液体が聖域や、神水を避けていたのは、
人を介して自分の中へ取り込めなかったからだと思う」
「・・・人を介して?」
「ああ、あの時点ではそうだったんだろうな?
それを何らかの方法で学んだ・・・だから森の木々達も・・・」
「一理・・・ありますね?」
「一理どころじゃなく・・・そう考えれば辻褄が合う」
「しかしどうやって神力を?」
「忘れたのか?レダは・・・聖騎士だ」
レダの存在はウンディーネにとって、ただの人族でしかなかった為、
気付く事すら出来なかったのだった。
「まさかそのような事が・・・」
「ああ、そのまさか・・・だよ?あの黒い液体は、神力の味を覚えたんだ。
俺はずっと不思議に思っていたんだ。
どうしてレダは無事だったのかってさ?
おかしいだろ?あいつだけ干からびる事なく生還出来たのは何故だ?」
「た、確かにそうですね。私は全く気が付きませんでした」
悠斗はウンディーネに真剣な眼差しを向けると、確信を持って話した。
「そして今回の件・・・聖域は基本的に神力で出来ている。
だからやつらにとっては、聖域の壁など・・・ただのエサでしかなかった。
そして、神力で満たされたあの聖域内の木々達も神力を含んでいた」
驚きを隠せないウンディーネは、ある疑問を口にした。
「ユウト様・・・でしたら、あの池の水はどうなのですか?
それにご覧になられたのでしょ?この湖の水の色を?」
「ああ、俺も見て驚いたよ?でもその答えなら簡単だろ?」
「簡単・・・ですか?」
悠斗はウンディーネが少しパニクっている事に気付くと、
分かりやすくヒントを出した。
「ウンディーネ?少し冷静になってくれ。
いいか?池の神水やここの湖の水が黒くなった原因は・・・
それは、聖域にあった樹木に関係があるんだ」
「聖域内の樹木?」
ウンディーネもまた目を閉じると少し考えた後、目を開けた。
「そう言う事なのですね?分かりました。樹木に含まれる神水なのですね?」
「ああ、正解だ」
「しかしならばどうして?聖域外の水溜りなどにも、
多くの神水があったはずでは?」
「それはきっとあの黒い液体は、そこまで柔軟な対応は出来なかったんだろうな?
つまり聖域外のあの水溜りの濃度などの違いに対応出来なかったって事だと思う。
器用な生命体ではないって事なんだろうけど・・・」
「濃度?」
「ああ、聖域内と外とではきっと成分が違ったりしているのかもしれないな?
だけど、レダから神力を吸い取った事で、聖域外の水溜りにも対応する事が出来た。
そしてそれを繰り返す事によって、聖域のの外殻までも吸収する事ができた・・・」
「なるほど・・・」
悠斗は納得がいく理由を見つける事ができ、一息ついた。
しかし悠斗にはまだ頭に引っかかっている事があったのだ。
(つまりそれだと、黒い液体にも当然個体差があるって事だよな?
あれ?なんだろ?モヤモヤするんだが・・・?)
ウンディーネは悠斗の思考が終わるのを待っていた。
(四大精霊の私が仕えるべき御方は、やはりこの御方だったのですね?
ならば私はユウト様の従者として、この御方の力にならねば・・・)
悠斗を見るウンディーネの眼差しは、神へと向ける信仰と同じだった。
(・・・何が引っかかっているんだ?トロールの侵入・・・
3体のトロール・・・?そのうち1体のトロールは片目だけ・・・黒?
ん?どうして融合しないんだ?
いや・・・融合出来ないんだっ!それなら個体差があるのは納得できる。
・・・・・・あれ?)
悠斗は何かを思い付くと、ウンディーネに問いかけた。
「ウンディーネっ!」
「は、はいっ!?」
「トロールの特性って・・・まさか超回復だったりするのか?」
「はい、おっしゃる通りです」
「ちっ!」
悠斗はウンディーネの返答を聞き確信すると舌打ちをし、ウンディーネに言い放った。
「ウンディーネっ!プロキシオンを守れっ!」
悠斗の命令に咄嗟に反応して、ウンディーネは水の防御壁を展開した。
悠斗はトロールへ振り向くと同時に、ウンディーネの防御壁の上から、
魔力による防御壁を重ねた。
そして、マジックボックスからロングソードを取りだすと、
一足飛びに倒れていたトロールに向かい、片腕を切り飛ばした。
「グゥオォォォォォ!」
倒したと思われていたトロールが痛みによる唸りをあげた。
「死んだのではなかったのですかっ!?」
死んだと思われていたトロールの叫び声を聞いたウンディーネは、
予想外の出来事に驚いていた。
すると悠斗が剣を構えながらも口を開く。
「いや、確かにこいつは死んでいる。
だが、こいつは生命体を乗っ取る事が出来るんだぞっ!忘れたのかっ!」
「しかし、死体までとは・・・」
「もう予想外だの想定外だのとは言ってられないぞっ!
これは現実なんだっ!ウンディーネっ!現実をしっかり受け入れろっ!
こいつはトロールの超回復を手に入れたんだっ!」
悠斗からの衝撃的な一言にウンディーネの思考は停止してしまった。
すると、意識を失っていたプロキシオンの目が開き、
思考停止しているウンディーネにこう言った。
「ウンディーネ?今は動く時よ?しっかりしなさいよ」
その言葉に我に返ったウンディーネは、プロキシオンの顔を見ると微笑んだ。
「有難う、プロキシオン」
「ふふ♪どう致しまして♪」
そして体を起こし起き上がると、プロキシオンは悠斗に声をかけた。
「ユウトちゃんっ!来てくれたのね?本当に助かったわっ♪有難うっ!」
悠斗は一瞬プロキシオンを見て、トロールに視線を戻すと「ニヤリ」と笑った。
「さてっと・・・やりますか?」
そして再び笑う悠斗の笑顔にはもう・・・優しさなど微塵もない冷笑だった。
「妖精君・・・お前の敵は俺が必ずとってやるからなっ!よく見てろよっ! 」
悠斗が助けられなかった妖精のあの痛ましい姿を思い出し、
そして最後に見たあの笑顔と、「アリガトウ」の言葉に決意を新たにするのだった。
「お前らは・・・絶対に許さない・・・」
悠斗の怒りが今・・・新たな力を覚醒させる。
ラウル ・・・ お疲れちゃ~ん♪100話おめでとうっ!
ミスティ ・・・ 本当におめでとう御座います♪
天照 ・・・ ほう、お主もここまでよう頑張ったの♪誉めてとらすぞ♪
ラウル ・・・ な、何であんたが此処に来るんだよっ!担当が違うだろっ!
天照 ・・・ 「・・・・・・」
ラウル ・・・ 無視かっ!
ミスティ ・・・ ややこしい事になりそうなので、どうかここは?
天照 ・・・ うむ。さすれば・・・妾の言いたい事は一つじゃ。
ラウル ・・・ まったく・・・図々しい方だっ!
天照 ・・・ 妾の出番がないのじゃ、早急に何とかするのじゃっ!
ラウル ・・・ ふざけるなぁぁっ!僕だって出番がないんだぞっ!
天照 ・・・ うぬの事なぞ知らぬわっ!このたわけっ!
ラウル ・・・ お、おのれぇぇぇっ!
ミスティ ・・・ 原作者さん、この騒ぎです・・・何か一言・・・
緋色 ・・・ そうですね・・・二人共原作者権限で消しますか?
ミスティ ・・・ ふふふ♪それはとても宜しいかと♪
ラウル&天照 ・・・ 「「・・・・・・・・・・・」」
ってなことで、緋色火花でした。




