94話 再会と模擬戦
お疲れ様です。
今日の夜から火曜日まで仕事の都合により
アップできません><
次回のアップは水曜のam12:00~となりますので、
宜しくお願いします。
今回の94話は聖域での話となります。
それでは、94話をお楽しみ下さい。
悠斗とグレイン達はギルドを出ると別れた。
「さてっと・・・」
この後の事で悩んでいた悠斗は、とりあえず噴水横のベンチに腰を降ろした。
(まぁ、この街の事は冒険者に任せたほうがいいんだろうな?
高ランクの冒険者か・・・報酬の金額で揉めるだろろうな~)
悠斗がベンチの背もたれに体重を預けると、思案の海に潜った。
(もし、ロックバルやヘイルズが既に動いているとしたら?
・・・ロックバルがこの街を手に入れたいのは、ロジーの一件で理解できる、
だけど、ヘイルズか・・・どうしてロックバルに手を貸すのか・・・
ロックバルの後ろ盾だからか・・・?
いや、ただそれだけが理由とは思えない・・・何かあるんだろうけどな?)
悠斗は目を閉じ自問自答を繰り返していると・・・
「・・トっ!・・・っ!ユウトっ!」
誰かに呼ばれている気がしたユウトは、思考の海から帰還すると、
さっき別れたはずのミレイが目の前に居た。
「えっ?!・・・ミレイ・・・?」
ミレイは呆れた顔をしていた。
「・・・こんな所でボーっとして、どうしたのよ?」
「っていうか、どうしてミレイが此処にいるんだ?」
するとミレイは悠斗に顔を近づけると小声で話してきた。
「ユウト様が浮かない顔をしていたので、気になっちゃって・・・
ねぇ・・・隣、いい?」
「あっ、はい、どうぞ・・・」
大きなベンチを一人で独占していた事に気付き、
横にずれると、ミレイが悠斗の隣に座った。
「それで?一体何を考えていたの?」
「んー、ちょっとロックバルとヘイルズについて考えていたんだけどさ~
何かまだスッキリしなくてさ~」
悠斗はモヤモヤした表情をすると、ミレイがベンチから立ち上がった。
目の前にあったスイーツ屋に行き、悠斗にフルーツジュースを持ってきた。
「これ・・・どうぞ」
「いいの?じゃ~お言葉に甘えてっと・・・ありがと♪」
悠斗の笑みに少し見惚れたミレイは一度目を閉じるとベンチに座り直した。
美味しそうにジュースを飲む姿を見て微笑むと・・・
「あまり考え過ぎないで下さいね?心配しちゃいますから・・・」
悠斗は思ってもいない相手からそう言われ慌て始めた。
「えっ、えっ?き、急に・・・ど、どうしたんですか?」
「えっ?わ、私、何か変な事を言いました?」
「あっ、い、いや・・・別に・・・」
妙に意識してしまった悠斗は気まずい雰囲気を変える為、話し出した。
「えっと、さっきの話に戻りますけど・・・」
「あっ、は、はい」
「ロックバルがこの街を手に入れたい理由はわかるのですが、
ヘイルズが絡んで来るとなると・・・その理由がわからないんですよね」
「そうね・・・私が思い当たる事なんて・・・」
ミレイはいくら考えても、
ヘイルズ伯爵がこの街を手に入れたがる訳がわからなかった。
「そうですか・・・」
「この港町・アシュリナは、確かにこの騎士国家・グランフォートで
一番の港町ですけど・・・」
「んー・・・それが動機ってのもなぁ~?
あと考えられるとしたら・・・まぁー定番であるけどさ
海に眠る財宝・・・とかが定番であるけどね・・・」
「財宝ね~・・・」
その時ミレイは、この街での昔話を思い出した。
「あっ、そう言えば・・・昔話ですけど、財宝の話はありますよ?」
「ざ、財宝?そんなのがあるんですか?」
「はい、でもあくまで昔話ですよ?」
「はい、それで構いませんので話してもらえますか?」
ミレイの話す昔話とは・・・
昔まだ、このグランフォートが治めてもいない頃の話だった。
ある漁師が遭難した美しい女性を助けて介抱した。
その女性は元気を取り戻し恩を返す為、色々と世話をしたそうだ。
しかし女性は婚約者と共にこの地を訪れ、船で遭難した所を漁師に助けられた。
その女性は婚約者を毎日探し回った。
ところがある日、海岸沿いの洞窟でその女性は婚約者を見つける。
そして話を聞くと、ある漁師に監禁されているとの事だった。
その容姿は、女性の知る漁師だった。
そして婚約者の鎖をはずそうとした時、その漁師に見つかり
その婚約者と一緒に殺されてしまった。
その時、女性の流した涙が地面に落ちると光り輝き、
海岸沿いの地形が変わるほど、その洞窟がせり上がり山となった。
「・・・簡単に話すとこういう話よ?」
「で・・・?財宝の話はどこへ行ったんだ?」
「その洞窟の中に財宝があるって言われているわ。
そしてそのせり上がった洞窟があると言われているのは・・・あの山よ?」
ミレイが指差したのは、遠くにあるこの海岸沿いの山脈だった。
「・・・でかっ!」
その山脈はとても長く連なっていた。
「あの山脈の名前はね・・・テレスって言うの」
「テレス?」
「ええ、さっきの話の女性の名前だったらしいわ」
「・・・なるほどね」
悠斗は遠くにある山脈を眺めると・・・
「・・・あれが狙いだったら・・・面倒臭いな」
そう言って苦々しい顔をした。
「参考になったかしら?」
「あ、ああ・・・話してくれてありがと♪」
お互いに笑顔で笑い合うと悠斗に魔石から振動が伝わる。
「きたっ!」
悠斗は魔石を取りだすと声をかけた。
「セルカか?」
{ユウト様~♪セルカにゃのだ}
「で・・・?何かわかったのか?」
{はいにゃ♪でも、此処じゃなくて聖域で話すのにゃ♪}
「わかった・・・じゃ~また後でな?」
{聖域に行くのはもう少しかかるのにゃ♪}
「了解」
そう言うと、魔石の通信を切った。
そして悠斗はベンチから立ち上がると・・・
「行くの?」
「あ、ああ・・・何かわかったらまた話すよ」
「聖域ですか?」
「聞こえてた?」
「はい」
「今はまだ駄目だけどまたそのうちにね?」
「分かりました」
そう言うと、ミレイと別れ路地裏へ入っていく。
「転移・岩場の聖域」
そう言葉を発すると、悠斗の姿は消えた。
悠斗は聖域に着くと、疲れを癒やす為温泉に入ろうと思い向かい中へ入ると・・・
(ん?誰かいる・・・)
悠斗は見慣れない服が置かれている棚へ行く。
「・・・誰だろ?」
そうつぶやくと湯船があるドアをスライドさせた。
「・・・!?」
湯船に浸かる男と少しの間、悠斗とその男は視線を合わせると・・・
「オウムアムアっ!」
「師匠っ!」
「・・・ん?あれ?・・・オウムアムアだよな?」
「はい、そうですが?」
「・・・お前・・・痩せたな?」
「お、お分かりになりましたかっ!?」
「い、いや・・・誰が見てもそれだけ変わっていれば分かるだろ?」
「ふむ・・・」
「っていうか、お前此処で何をしているんだよ?」
「はあ、温泉に浸かっていますが?」
「・・・い、いや・・・それは分かってるんだけど?」
「わっはっはっ」
(・・・笑ってやがる)
以前のオウムムアは身長2mほどで体も丸く、熊人族らしい体格をしていたのだが、
今のオウムアムアの姿は、身長185cmのかなりのマッチョスタイルで、
その顔つきは人族のそれと何も変わらなかった。
悠斗はオウムアムアにその変わりようを聞いた。
「なぁ~オウムアムア?どうしてそんな姿になったんだ?」
「はっ、この姿は亜神として覚醒した事への創造神様のプレゼントなのです」
「プレゼントって・・・」
「熊人族体では、何かと不自由だろうと申されまして・・・」
「・・・にゃるほど♪それで・・・?お前一人なのか?」
悠斗の問いにオウムアムアは湯船の中で何故か姿勢を正すと・・・
「いえ、アマルテア様も来ておられます」
「何でまたアマルテアが?」
「一応我は亜神となったのですが、まだその力を活かしきれず、
そのまま修行を見て頂いております」
すると悠斗は外にアマルテアの気配を感じるとオウムアムアに告げた。
「ちょっとアマルテアに会ってくるよ」
「はい、分かりました」
「ゆっくり入っていていいからな?」
「有難う御座います、師匠」
そう言うと悠斗は外に出て食堂へ向かうアマルテアに声を掛けた。
「よっ!アマルテア」
悠斗の声に一瞬「ドキッ」としたアマルテアだったが、
振り向くと悠斗に笑顔を向けた。
「ユウト様・・・」
「いや、だから・・・様付けすんな」
「は、はぁ、しかしですね?」
「・・・このやり取りが面倒臭い」
「分かりました・・・では、ユウト、久しぶりですね?」
(んー。そう久しぶりでもないんだけどね・・・)
そう思いつつも「そうだね」と合わせておいた。
「なあ?此処で修行していたのか?」
「いえ、亜神になったオウムアムアに望みはないかと聞きましたら、
温泉に入りたいと・・・」
オウムアムアの素直な発言に悠斗は大笑いし、
アマルテアもまた笑っていた。
「ところでユウトさ・・・ユウトはどうして此処に?」
ここ最近に起きた事をアマルテアに話した。
「・・・そんな事が?」
「ああ、その黒い液体の正体はわからないけどね?」
「私に何か出来る事はありますか?」
「んー。今のところないけど、何かあれば声をかけるよ」
「はい、その時をお待ちしております」
そう言って頭を下げるアマルテアに悠斗は恐縮しながらも、
気になっている事を質問した。
「なぁ・・・オウムアムアは強くなったのか?」
「はい、以前よりは数段強くなっておりますが、
まだまだその力を活かしきれておりません」
「そっか・・・まだかかる・・・と、言う事でいいかな?」
「はい」
「ユウトはどうなのですか?」
唐突に質問してくるアマルテアに悠斗は返答に困っていた。
「一度私と手合わせしてみますか?」
「えっ!?まじでいいの?」
悠斗はまるで子供のような物言いで、アマルテアは苦笑してしまう。
「ええ、私は構いませんよ?これでも私はまだ剣神ですからね?」
「おぉ~♪一度本気でやってみたかったんだよね・・・」
そんな話をしていると、オウムアムアが温泉から出て戻ってきた。
「師匠・・・一度我と戦っては頂けませんか?」
「ん?それはまたどうしてだ?」
「はい、恐らく我の方が純粋な力では勝っていると思いますので・・・」
「へぇ~・・・自信有り気じゃん♪」
悠斗は口角をあげるとオウムアムアに威圧を放った。
(ぐぅっ・・・馬鹿な・・・我は完全な亜神になったはず・・・なのに・・・)
「いいよ、オウムアムア・・・やろうか?」
悠斗の楽しそうな声にアマルテアも笑っていた。
「アマルテア?審判してもらえるか?」
「分かりました」
「で?武器は使うか?」
「我はどちらでも・・・」
「余裕そうだな?」
そう言うと悠斗は格闘戦での勝負にする事にした。
「なるほど、得意とする方を選んだって事ですね?」
「・・・・・・・」
悠斗は何も言わず、この聖域の一番奥に移動した。
そして二人は向き合い対峙すると構えた。
アマルテアの掛け声で模擬戦が始まる。
「始めっ!」
(さて、ユウト様、貴方の御力を見せて頂きます)
悠斗は間合いを計りながら様子を見る。
そしてオウムアムアもまた、隙きのない悠斗に戸惑っていた。
(何故だ?我はもとより数段強くなり、真の亜神へと成ったのだぞ?
それなのに・・・何故なんだ・・・)
心の中で驚愕しているオウムアムアに悠斗は・・・
「おい、そんな驚く事ないと思うぞ?」
そう言うとオウムアムアとの間合いを詰め蹴りを放つ。
「ガシッ!」と、鈍い音が響くが、しっかりと腕で悠斗の蹴りをガードしていた。
(ふむ・・・気の所為・・・だったか?)
そう思うとオウムアムアは攻撃に転じ蹴りを放ち拳を繰り出し攻めていく。
「おお~やるじゃん♪」
悠斗は笑顔を浮かべながらオウムアムアの攻撃を躱して捌く。
(当たらないだと?だが我も学んだ・・・焦りは何も生みはしない)
一度悠斗との距離を取ると重心を落としたいい構えとなった。
「・・・成長したな?」
「はっ、有難う御座います。ですが・・・そんな余裕があるのですか?」
悠斗は「ニヤリ」と笑うと一気に距離を縮めた。
(ぐぅ・・・は、速い)
悠斗の突然の加速に慌ててしまうが、冷静に対処し悠斗の攻撃を捌く。
この時アマルテアは悠斗の動きに驚愕していた。
(今の動き・・・身体強化も使っていないはず・・・一体何故?)
「ふむ、このままでは・・・」
オウムアムアはそうつぶやくと、亜神としての力を使用した。
「うおぉぉぉぉっ!」
溢れ出る神力が強さの証明だった。
「終わりだ・・・」
そうつぶやき、オウムアムアは悠斗に突進していく。
そしてオウムアムアは蹴りを繰り出そうとモーションに入ると・・・
「ガシッ!」と、蹴りのモーションに入ったオウムアムアの膝を軽く蹴って止めた。
そして再びアマルテアは驚愕する事になった。
(亜神の蹴りをあんなに軽く防いだの?!い、一体どうやって?
確かに今の攻撃が当たっていれば終わったはずなのに・・・)
オウムアムアにとっては、何故蹴りが止まったのか理解不能だった。
(な、何が起こったのだ!?)
オウムアムアは悪い夢でも見たかのように、頭を軽く振ると・・・
「うおぉぉぉっ!」
唸り声を上げてフェイントを入れながら突進してきた。
(今度こそ、もらったっ!)
今度は拳を繰り出すと悠斗は軽く掌で威力をいなしつつ、
オウムアムアのサイドに移動していた。
「なっ!」
悠斗の攻撃を予想してガードを固めるが、悠斗からの攻撃はこなかった。
「ニヤリ」と笑う悠斗に、オウムアムアに戦慄が走った。
(ま、まさか、攻撃してこなかったのは、ここで終わるから・・・なのか?)
オウムアムアの魂がそう感じていたのだった。
再び悪夢を見たかのように、頭を振るオウムアムア。
そしてまた剣神アマルテアも、オウムアムアと同じだった。
(あのパワーを捌きつつ移動した?どうしてあの威力が殺せるのよ?)
(全開で行かねば・・・我はやられる)
そう思うと、神力を集中させつつ「身体強化」・・・そうつぶやいた。
「なあ・・・オウムアムア、それだけなのか?」
「はぁ?」
「いや、だからそれだけなのかって聞いているんだけど?」
悠斗の質問にオウムアムアだけではなく、アマルテアも言葉の意味が理解出来ていなかった。
「い、一体、何が言いたいのですか?」
「まだ・・・出せるだろ?」
「これ以上は、師匠の命が・・・」
オウムアムアの言葉に嘘はなかった。だがしかし・・・悠斗はただ笑っていた。
(ど、どう言う事なのだっ!わ、我に師匠を殺せと!?)
動揺を隠せなくなったオウムアムアに悠斗は・・・
「じゃ~本気が出せるように、見せてやるよ」
そう言い放つと笑って見せるのだった。
「しっかり見てろよ?」
オウムアムアは悠斗に言われた通り、瞬きをするのを忘れるほど集中した。
「身体強化・・・Lv・8」
そうつぶやいた瞬間、悠斗の姿が消えた。
そしてオウムアムアが気がつくと・・・目の前に・・・居た。
悠斗は軽くオウムアムアの胸に拳を当てると・・・
「なっ?だから言ったろ?」
そう言うと、また一瞬で先程居た位置に戻っていた。
それを見て驚いたのはオウムアムアだけではない。
アマルテアもまた今日何度目かの驚愕する出来事を見ていたのだった。
(い、いつ・・・動いたの?瞬間移動などではなかったわ。
純粋に身体強化のみ・・・でも何がどうなっているのよ?)
「分かりました。では師匠・・・全力で行かせて頂きます」
決意したオウムアムアにもう迷いはなかった。
「それでいい・・・来いよ」
それに対して、悠斗は静かに言うと・・・目を閉じた。
アマルテアは悠斗の行動が理解出来なかった。
(先程の速度で躱せるから目を閉じたとでも言うの?)
オウムアムアは本気の一撃を放つべく集中していく。
そして・・・
「うおぉぉぉぉぉぉぉっ!」
そう雄叫びを挙げると、悠斗に向かって神速を披露する。
「喰らえっ!!」
オウムアムアの渾身の拳が悠斗に直撃したと思った瞬間・・・
「コオォォォォ」っと、悠斗の呼吸音が更に高く響く。
「気道・ニ之書・纏術・裏纏瞬打」
オウムアムアの拳の内側に拳を当てただけ・・・
オウムアムアはもとより、アマルテアもまた、その防御では守れるはずがないと・・・
だがその瞬間、物凄い轟音が鳴り響くと、弾けた飛んだのは、
オウムアムアの拳のほうだった。
オウムアムアの拳は跡形もなく弾け飛んでいた。
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
その様子をただ呆然と見ていたアマルテアは、悠斗の姿を見て唖然としていた。
その悠斗の姿とは・・・
低い重心の体制と右フックの姿勢のまま静止していた。
しかも、左拳とクロスするような体制になっていた。
(あ、あれだけで?・・・あれだけの動作しかしていないの?
それに・・あの体制でそんな威力を?)
唖然としていたアマルテアに、悠斗は声をかけた。
「アマルテア・・・判定は?」
悠斗の言葉で我に返るアマルテアは、反射的に告げた。
「しょ、勝者、ユウト様!」
その言葉が響いた瞬間、悠斗はオウムアムアに手をかざした。
そしてつぶやいた言葉は・・・
「ヒール・・・全」と・・・。
するとオウムアムアの体が緑色に輝くと、弾け飛んだ拳が元通りになっていた。
その魔法にも呆然とするオウムアムアとアマルテアだった。
「い、一体どうして我の拳が?」
「ユ、ユウト様・・・これは一体?」
そう問い正す質問に悠斗は笑顔で答えた。
「ああ~・・・スピリットに教えてもらったんだよ」
悠斗の言葉に二人は反応出来なかった。
ラウル ・・・ しかし悠斗君は戦うのが好きだね~♪
ミスティ ・・・ そうですわね?戦闘狂ですものね?ふふふ♪
ラウル ・・・ と、言うか・・・亜神君・・・弱くね?
ミスティ ・・・ いいえ、悠斗さんが強すぎるのですわ♪
ラウル ・・・ 彼はどうしてそんなに強いのだろうか?
ミスティ ・・・ その謎もきっと、明かされるのでは?
ラウル ・・・ って事はアレだ?原作者次第って事だね?
ミスティ ・・・ 身も蓋もない事を・・・
ってことで、緋色火花でした。




