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異世界転移 ~魔を狩る者~  作者: 緋色火花
第一章 岩場の聖域編
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10話 スキルと装備 1

今日はとても暑い日でしたね。

さて、うちの雨漏りは結構大変な事態になってしまいました。

まぁ~うちは天井の張替えで済みそうですが

上の階の住人は大変な事になりそうな予感。

なんとかなりますように。

そう思わずにはいられません。


感想等あれば宜しくお願いします。

ブックマークも宜しければお願い致します。

それでは、10話をお楽しみください。

「さてっと、そろそろ3ページ目のスキルの確認をしようよ」

ラウルの一言で悠斗の目が輝く。

「はは、そんなに期待されるとスキルを与えた僕達も嬉しい限りだね~」

ミスティも同意して頷いている。


「一ついい忘れていたけど、ノーブルに行っても、

 悠斗君のスキルはそのまま使えるからね」

そう言うとラウルは笑顔で親指を立てていた。


「良かった。安心したよ、ありがとう」

自分の技術がノーブルで使用できるかどうか不安だったが

使用できると聞いて安心したのだった。


「まずは今、悠斗君が持っているスキルを確認しようか」

悠斗は自分のスキルが数値化されているのに驚くと確認していく。


ユウト・カミノ オリジナルスキル(異)

(異)と表記されているスキルは他人には見えない。

上限Lv.10がMAX


神野流古武術(異)


体術 Lv.7

剣術 Lv.7 双剣術 Lv.7 短刀術 Lv.6

抜刀術 Lv.8 剣結界術 Lv.7

槍術 Lv.6 棍術 Lv.6

弓術 Lv.5 縄術 Lv.6

明鏡止水 Lv.8

天魔覆滅 Lv.8

馬術 Lv.6

歩行術 Lv.8 隠蔽術 Lv.8

投擲術 Lv.8

尋問・拷問術 Lv.7

獣・調教術 Lv.6

操術 Lv.5 気刃術 Lv.5 纏術 Lv.4

瞳術 Lv.6

気力操作 Lv.5 気力解放術 Lv.5

精神耐性 Lv.7 毒耐性 Lv.6

創造魔法 Lv.1

回復魔法 Lv.1

魔力操作 Lv.1 身体強化術 Lv.1



「・・・・えっと、やっぱり魔力操作ってあるんだね」

悠斗は元々魔力なんて持っていたことに再び驚いていた。

「だね~?僕も本当に驚きだよ」

ラウルはステータス画面に顔を近づけ、眉間に皺を寄せながら画面を見つめている。


「ま、まぁ~、今考えても仕方がないしさ、追々謎も解けていくかもね」

(確かに今考えてもな~)

「それにさ、ここに来てから魔法を覚えたから、それもちゃんと表示されてるだろ?」

(まぁ、魔法は覚えたから表示されてるけど・・・まぁ~いいか)

悠斗は追々わかるだろ?と考え、再びスキルに目をやった。


(・・・ん?。銃火器のスキルは載ってないのか??)

そのことについてラウルに問うと・・・

「ああ~。それはね、ノーブルには拳銃の類はないからなんだよ。だから表示されないんだ」

「なるほど・・・」と、あっさり納得した悠斗。


悠斗的には(魔法があるから別にいいや・・・)

その程度にしか思っていなかったので問題なく解決である。


それよりも悠斗は能力の数値に思いを馳せていた。

(ん~・・・以外とLvが低いな~。気力操作はもう少し上だと思っていたけど・・・)

悠斗が自分のステータスの数値をまじまじと見ている様子を

ラウルとミスティは暖かく見守っている。


ラウルはミスティに小声で

「暫く、悠斗君の邪魔をしないでおこう」

ミスティはラウルに微笑みながら

「ええ、そうですわね。地球では、自分の能力値なんて見る機会もありませんものね」

そう言うと、悠斗に視線を移し微笑んでいる。


そんな二人の会話は全く聞こえず

悠斗は能力数値にブツブツつぶやくだけだった。


(まぁ~色々と未習得な術も多いからな~。ノーブルでしっかり鍛錬しなくちゃな)

テーブルに左肘を着きながら考え込む悠斗。

暫く続いていたが、「ふぅ~」っと、息を吐いた。


確認したことを二人に告げた悠斗。

「待たせてしまってすみません」

そう言うと、頭を下げた。

「いやいや、別に気にすることもないよ。地球ではステータスなんてわからないからね」

ミスティもラウルに続き・・・

「悠斗さんの真剣な眼差しに私はとても興奮して・・・

 い、いえ、熱心だと思っておりましたわ」

「お、おほほほほ」っと、口元を隠しながらごまかすミスティ


(・・・・神達ってみんなこんな感じなのかな?だ、大丈夫なんだろうか?)

2人の神を見て、他の神達がこうではないことを祈る悠斗であった。


「で・・・」っと、言葉を発するラウル

「最後に4ページ目なんだけど、このページは僕達2人からのギフトだよ」


早速、悠斗は内容を確認していく。

(ギフトってことは、つまり!チートスキルだよね。ワクワクするな~)


Lv.10でMAX


治癒術 Lv.1

自然治癒

錬金術 Lv.1

結界術 Lv.1

召喚術 Lv.1

限界突破

空間魔法 Lv.1

全・鑑定 Lv.MAX

全・魔法適正 

全・属性適正 

全・精霊適正

全・状態異常耐性 Lv.5

マジック・ボックス Lv.MAX


(ん~~~~・・・回復魔法と治癒は違うのか・・・ふむ)

悠斗は再び思考の海の中へ・・・


ラウルとミスティも再び悠斗が口を開くまで静観しようと

目で合図を送り合う。


(鑑定がMAXなのはありがたいな~知らない事が多いはずだから助かる)

思考の海へダイブ中の悠斗は今回それほど時間はかからなかった。


悠斗はミスティに視線を送る。

その視線に気づいたミスティは悠斗の方へ体を向け聞く体制を作る。

「ミスティ、空間魔法って場所の移動・・・つまり、瞬間移動的なヤツ?」

ミスティは頷きながら

「ええ、そうですよ。Lvが低いうちは長距離はできませんけど、

 鍛錬次第で長距離移動はできます」

「ん~・・・この魔法で地球には行ける?」


それを聞いたミスティは少し申し訳無さそうに・・・

「申し訳ありません。地球への移動はできかねます」

頭を下げ謝罪する。悠斗は慌てて

「い、いえ、頭を上げてください。無理だとわかってて聞いただけですから・・・」

頭を上げて微笑むミスティに

「気を遣わせてしまったな・・・」と、後悔する悠斗。


ふと、悠斗は視線をウインドウに戻した時

EXTRA SKILL の文字に目が止まった。


その項目に触れるが何も反応しない。

「ラウル・・・エクストラ・スキルが触れても反応しないんだけど?」

ラウルは「ああ~・・・」と、言うと説明しだした。


「エクストラ・スキルが反応しないのは、悠斗君がまだ未習得だからだよ」

「ああ~なるほどね~」と、簡単に納得する。

「だからさ、その条件が揃えば覚えられるって言う訳さ」

「うんうん」と頷く悠斗。


あまりにも簡単に納得する悠斗にミスティは聞いてみた。

「悠斗さん、条件等を聞かれないのですか?」

その素直な質問に悠斗も素直に答える。

「えっ?だって、聞いたらつまんないじゃないですか~?」

そう言いながら笑う悠斗にミスティは「ポカーン」と口を開けている。


ラウルはその様子を見ながら

「ミスティ、悠斗君はその条件を自分で探したいのさ。

 僕達が過保護にスキルを与えてしまったせいなのかもしれないけどね」

少し申し訳無さそうにしているラウルに悠斗は答える。


「いや、そうじゃないよ?もらったスキルはとても嬉しいんだけどさ。

 ん~・・・なんて言うのかな~。

 そういうのを見つけるのは男のロマン・・・?って感じかな」


照れながら答える悠斗は少し顔が赤くなっていた。


照れる悠斗を可愛いと思いながら

「男のロマンですか~・・・素敵ですわね」

素敵と言われ、更に顔を赤くする悠斗。

(キャァァァ!!可愛い~♪)と、微笑む顔とは裏腹に発狂中のミスティが居た。


(やれやれ)・・・横目でミスティを見つつため息を吐くラウル

そしてラウルは悠斗に視線を移すと話し始める。


「悠斗君。大切な事を今から言うね」

コクリと頷く悠斗

「地球の装備品等は一切持っていけない。

 まぁ、既に英二君に持って帰ってもらったけどね」

ラウルは更に話しを続ける。

「服等はミスティが数着用意してくれるし、あと、日用品も用意させるよ」

とても有り難い事なので素直にお礼を言う悠斗。


「武器や防具にポーション等は僕が用意しようかな。ただ、刀・・・

 日本刀だっけ?あれは無理なんだよ・・・申し訳ない」

謝罪するラウルだが悠斗は謝罪は不要と言い


「刀がないのは正直痛いところですけど、

 探して見て無ければ作る・・・と、言う手もありますからね」

笑って答えてくれた悠斗に感謝を述べるラウル


「それに、そう言うのも・・・」言葉の途中でラウルが悠斗の言葉を続ける

「男のロマン・・・かい?」

「あははは」と照れながら頷く悠斗に笑うラウル


「・・・・男のロマン。いい言葉ですわね・・・」

そうつぶやくミスティは妄想と言う深い闇にダイブして行った・・・。


ラウルと悠斗はそんなミスティの姿に互いに顔を見合わせ笑い合っている。


「ねぇ、悠斗君。武器の要望等はあるかい?」

腕を組みながら模擬戦の事を思い出していた・・・

「ん~・・・それなら、丈夫で切れ味がいい剣・・・かな?」

そう言うと、ラウルはウインドウを出し何かをチェックしはじめた。


「他には?何でもいいのだけれど・・・?ただし、無いモノは無いからね?」

笑うラウルに悠斗も笑い返す。

「あははは・・・わかってるってば。ああ、そうだ!ロッドが欲しいかな?」

「ロッド?」うんうんと頷きながら

「うちで使っていた伸縮する槍みたいなモノで、穂先は無くていいんだけど?」


悠斗の要望に答えるべくラウルは何やら作業していくと・・・

「ふむふむ・・・中々良い出来だと自画自賛しておこう!」

何かわからないけどラウルは満足したようだ。

「次は防具なんだけど?」

「防具は~・・・ん~・・・」

そう言うと悠斗は考え込んでしまった・・・。

(あー、これはあれだ!防具の事を全く考えてなかったパターンだね)


「やれやれ」と、首を振りながら、暫くかかりそうだな~っとラウルは天を仰いでいた。

ミスティもまた、妄想の海から帰還していなかった。


(気長に待つか・・・)そう決めたラウルだった。







ラウル ・・・ えっと・・・ミスティ帰ってきてないんだけど?

ラウル ・・・ このコーナーどうするんだ?

ラウル ・・・ しょうがないから緋色火花を召喚しよう!

ラウル ・・・ いでよ!緋色火花!!

緋色 ・・・ へっ?ここ・・・何処?

ラウル ・・・ よく来たね、原作者

緋色 ・・・ どなたでしょう?これって、誘拐ですか?

ラウル ・・・ ゆ、誘拐等では決してないので安心しておくれよ

緋色 ・・・ そう言う人が一番危ないと、先祖代々言い伝えられているのです!

ラウル ・・・ 先祖代々って、君のご先祖様に一体何があったんだ?

緋色 ・・・ おやすみなさい

ラウル ・・・ ・・・おいおい、寝るなー!!肝っ玉座りすぎだろ!

ラウル ・・・ まじ、起きねぇ・・・がくっ


ってなことで、緋色火花でした。

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