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神に頼まれたので世界変革をすることにした  作者: 黒井隼人
グランフォール皇国

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第9話


あの後スティクに一通り違法品を引き渡し、玲が取った宿に行った。

俺が指示した通り二部屋をとりあえず一日だけ取ってくれていたので、追加された獣人の子の分を踏まえて追加で五日分ほど宿を取り、まとめて支払っておいた。

取った部屋は団体用なのか大部屋と二人用の部屋が一つずつで、とりあえず大部屋に集まって今後の事について相談することにした。

気を失っている獣人の子はベッドに寝かせ、各々適当に座る。


「さって…これからの事だが…」

「貴族に喧嘩売る感じになっちまったが大丈夫なのか?」

「ん~…そこらへんはだいたい予定通りだから問題ない」

「予定通りって…貴族と敵対したら下手したら国とも敵対しかねない?」

「ん~…むしろ皇国当たりなら敵対したいんだよなぁ…」

「なんでだ?」

「最前線で戦う際、俺が主導権を握るように動く気ではあるが、それはあくまで最前線の国である防衛国家ブクリエだけなんだ。皇国から軍が派遣された場合、どっちが頭になるかわからん」

「だから敵対しておこうってか?普通に考えて犯罪者なりが頭なら皇国からくる奴に挿げ替えようとするだろ?」

「だろうな。だが、それにおとなしく従うような奴が国と敵対すると思うか?」

「……要するに、皇国から来た奴の言い分を蹴散らすために最初から敵対しておくってことか」


和也のため息交じりの言葉に俺は笑みを浮かべて当たりと答えた。


「それって手柄を立てたりとかで信用を得たりとかじゃダメなの~?」

「ダメじゃないが…やりにくくはなるな。実際(プラス)の印象から邪険にされるのと、(マイナス)の印象から邪険にされるのとじゃまったく違うだろ?」


実際の話、皇国からの信用を得たとして、万が一にも無能な貴族のボンボンでも指揮官として送られたら面倒でしかない。

ある程度有能な人材であれば、拠点を奪取した功績で話し合いはできるかもしれないが、貴族となるとそうもいかない。自らは危険を冒す気はないが、功績は欲しい。とか考える奴なんてろくなことにならない。

だからこそ事前に皇国からの要望を蹴れる状態にしておきたいのだ。しかも、あとくされもない状態で。そうなると事前に皇国からの評価は低い方がいい。


「ん~…でも、思い通りに行くかな?」

「なんでだ?」

「だって、敬。もし今、喧嘩売っている貴族から攻撃受けたとしても、相手は犯罪犯しているんだよ?大義名分出来ちゃってるじゃん」

「…あ」


瑠衣に言われて状況を整理していく。

当初の計画では、ノエルとシエルに固執してる貴族のボンボンあたりに喧嘩吹っ掛けようと思っていたのだが、その貴族が商会と違法品の売買をしているという事実が出てきてしまったのだ。

この証拠を元に貴族を攻撃しても犯罪者を捕らえた功績になりかねないし、取引してうやむやにしても皇国からの評価が下がるということにはならない。…あれ?わりかし詰んでね?


「やっべぇどうしよう…」


思わず頭を抱えると瑠衣以外の周囲がポカンとしていた。


「どうしたんだ?」

「えっとね…。今貴族に喧嘩売った訳じゃん?」


頭を抱えている俺の代わりに瑠衣が説明しだした。


「本来なら貴族に喧嘩を売って、それで罪に問われる可能性があったんだけど、その貴族が違法品を売買していたんだよ」

「だな、その証拠を敬が持っているわけだし」

「それを国に引き渡したらどうなる?」

「国からは罪を暴いたという功績になりかねないわね~」

「じゃあ証拠を引き渡してうやむやにしたら?」

「…特に国から評価が下がるってことにはならないな」


そう、どう転んでも当初の計画だった貴族に喧嘩売って評価を下げよう!って話にはならないのだ。


「いや、まだだ!まだ証拠渡した後にこっちを消そうと動くかも…」

「動いてもそのあとの調査で犯罪が暴かれれば意味ないよね?」

「…(´;ω;`)ブワッ」


瑠衣の言葉に最後の可能性すら潰されてしまった。


「畜生…どこだ…?どこで間違えた…?」

「多分スティクさんの手伝いのために違法品を探ったあたりだね」

「余計なことだったか…。いや、まてよ?違法品売買に俺達が関わったことにすれば…」

「全部スティクさんに渡しちゃったじゃん」

「せやった…」

「詰みです。出直してまいれ」

「チクショー(´;ω;`)ブワッ」


和也の無情な一言に頭を抱えるしかなかった。


「それでどうするのかしら~?このままだと功績として受け取られて、敵対なんてできないわよ~?」

「…もう全部スティクに押し付けちゃおうかな…」

「可哀そうだからやめようよ…」

「手柄取れるならいいんじゃね?」

「でも、その手柄が自分の手腕じゃなければ身に余るわよね~」

「ん~…どうしたもんか」


実際ここから挽回…というか路線を戻すのは難しいんだよな…。なにか、それらすら打ち消す手段はないものか…。罪を犯すというのなら適当に暴れるのも一つの手ではあるが、無関係の人を巻き込むのは性分じゃない。

最低限の騒ぎで評価を落とすうまい方法があればいいんだが…。

うんうん唸っている俺を見ながら和也と玲はどこかきょとんとしていた。


「なんかここまで悩んでいる敬見るの初めてだな」

「そうね~。いつも飄々(ひょうひょう)とした態度をしているものね~」

「あー…そっか、最近は敬がこんな状態になるようなことないからねー」

「瑠衣は見た事あるの~?」

「うん。といっても小さい頃がほとんどだけどね。敬って昔から達観していたというか…何て言ったらいいのかな、希望的観測?そういった視点を度外視して物事見てたから」

「そうなのか?」

「うん。だからよく私のお父さんやお母さんも、もう少し夢見てもいいと思うよ~って言われていたもん」

「ふぅん…。それでなんであんな感じになるんだ?」

「敬は、事態が偶然好転する。なんて甘い考えを持たないから、今回みたいに思わぬところで好転するとすぐにポンコツになっちゃうの。それで修正しようと動いて裏目に出てどんどんいい方向に事態が進んじゃう」

「いい方向に進むのならいいんじゃないかしら~?」

「そうなんだけどねー。当人は絶対にあとで揺り返しがくるー!って慌てるから大変みたいなんだ」

「来たことあるのか?」

「私が覚えている範囲ではないね」

「なんだそれ」

「敬って達観して物事見ているせいだからかわからないけど、昔から自信がなかったから」

「昔からって、今は十分にあると思うけど~?」

「ん~…あれは自信とはちょっと違うかな…。なんていえばいいんだろう…ん~…思い浮かばない。敬、なんていえばいい?」

「ただの虚勢。ってかそれを俺に聞くなよ。そもそも余計なことを言うなよ」


素直に答える俺も俺だが。

そんな会話をしている中、モゾモゾとベッドの方で何かが動く気配がした。

それと同時に獣人の子を見ていたノエルとシエルがこちらを見る。


「ん、そろそろ目を覚ますか。玲、ちょっと食堂借りて食べやすい物作ってきてもらえるか?」

(かゆ)みたいなものでいいかしら~?」

「ああ、それでいい。消化に良いものでできる限り栄養を取れればなお良しだ」

「わかったわ~」

「瑠衣はその子のことを頼む。多分俺や和也は警戒されるだろうから」


獣人の子は女の子だ。それだけでどういった意図で連れてこられたのかは察せるだろう。

どういった扱いをされていたかまではまだわからないが、知らない奴らに囲まれた状況で俺と和也が接していても、怯えるだけでいい事なんてない。ノエルとシエルは年が近いだろうし、打ち解ける可能性があるが、話ができないとなっては厳しいだろう。ただでさえあの子は人に誘拐されたんだから。


「それで、敬。これからどうするんだ?」

「ん、ああそうだな…」


俺と和也が意識を向けていては怯えさせると思ったのか、和也が今後の事について聞いてきた。

その間に獣人の子はゆっくりと目を開けた。


「おはよう、気分はどう?痛いところとかない?」


必要以上にベッドに近づくことはせず、穏やかな口調で瑠衣が問いかける。しかし、やはり人に対する恐怖があるのか、獣人の子はかかっていた毛布を掴んで壁側へと下がっていった。

そんな態度にも瑠衣は怒ることはなく、穏やかな笑みを浮かべながら獣人の子を見ていた。


「私は瑠衣。それで、この子達はノエルちゃんとシエルちゃん。で、後ろにいるあの二人は敬と和也君。もう一人玲って人もいるけど、その人はご飯を作って来てくれるから少し待っていてね。貴方のお名前は?」

「………」


瑠衣の言葉に反応せずに怯えた表情でじっとこちらを見ている。


「ん~…やっぱり怯えちゃってるね…。敬、どうしよっか」

「ほっといていいんじゃね?誘拐されてあそこに監禁されたんだろうし、怯えるなって言う方が無理な話だし」

「そうかもしれないけど…」

「飯食って時間が経てば多少は落ち着くだろ。変に逃げようとしない限りは特に何もする必要もないし、自由にさせておけ」

「はぁ~い…」


どことなく不服そうにしつつ距離を取った。


「あ、それでも名前だけは教えてくれ。じゃねぇと呼べねぇから」

「………クー…」


俺の問いかけにボソリとつぶやくように答えた。


「クーちゃんだね!よろしくねー」


瑠衣が笑顔でクーの頭を撫でようと近づこうとするが、クーは怯えた表情で体をビクリと震わせた。


「怯えさせてどうする」

「うぅ~…だって早く仲良くなりたいじゃん」

「いや、お前の目的はクーをモフることだろ」

「わかっちゃう?」

「わからいでか」


クーが目を覚ましたあたりからどこかソワソワしながら、尻尾や耳の方へとちらちらと視線を向けている。瑠衣はもともと動物好きだからな、獣人であるクーの尻尾や耳が気になっているんだろう。


「せめて怯えなくなってからにしておけよ」

「はーい」


そんな話をしていると扉が開いて玲が顔を出した。


「和也君、ご飯の用意ができたから手伝ってもらえるかしら~?」

「手伝うって何をだ?」

「時間的にそろそろ夕飯にしようと思ってみんなのも作ったのよ~。こっちに持ってくるにも手が足りないからお願いできるかしら~?」

「あいよ」

「俺達も手伝うか?」

「あら、和也君だけでいいわよ~。あまり大人数で移動するのも迷惑になるもの~」

「了解」


玲と共に和也が部屋を出ていく。


「んじゃこっちはこっちで飯の準備しておくかー」

「机の上とか片付けないとね。椅子足りるかな?」

「ん~…足りんな。どうするか」

「和也君に作ってもらう?」

「いや、机もそこまででかくないし置く場所ないだろ。持ってくる物にもよるが、大皿の物とかを机に置いて座るのは床でいいんじゃね」

「じゃあ場所だけ作っちゃおっか」

「だな。ちょいと騒がしくなるぞー」


そういって部屋の中心に夕飯を作る場所を作り出す。

ノエルとシエルも小さなものを片付け始めてすぐに場所ができた。

そしてちょうどいいタイミングで部屋の扉がノックされた。


「ノエル、開けてやってくれ」


コクリと頷いてノエルが扉を開けると、大きめの土鍋を持った和也が大皿を持った玲と共に入ってきた。


「お待たせ~、持ってきたわよ~」

「土鍋なんていつ用意したんだよ」

「俺が少し前に作っておいたんだよ。玲に頼まれてな」

「お米があれば土鍋で炊くことができるでしょ~?それに、こういうものを作るにもちょうどいいし~」


そういって床に置いた土鍋の蓋を開けると、湯気が立ち昇った。


「これは…御粥?」

「麦粥だってよ。鶏肉と青葉を入れて卵とじにしたんだと」

「へ~…」

「じゃあ食べましょうか~」


そういって大皿に盛られている野菜炒めも床へと置いた。


「全部床でいいのか?」

「そのために場所取ったんじゃねぇのか?」

「いや、大皿は机に置くかと思って」

「どっちでもいいだろ。ほい、器」

「ん、サンキュ」

「はい、クーちゃんも。熱いから気を付けてね」


瑠衣がクーに麦粥が入ったお椀を渡し、玲もそれぞれに麦粥が入ったお椀を配った。


「さて、それじゃあ…」

「「「「いただきます!」」」」


号令と共に食べ始める。麦粥を少し冷まし、口の中に入れるとほのかな塩味と出汁が口の中に広がった。


「ん、美味い」

「よく具材あったねー」

「市場見たら結構いろんな食材があってね~。つい買いこんじゃったわ」

「しばらくは豪勢な料理になりそうだな」

「…これを豪勢といっていいのだろうか?」


麦粥と野菜炒めだけだから豪勢と言われても首をかしげてしまう。


「ここ数日に比べれば豪勢だろ?」

「確かに」

「まあ、それはそれとして、明日はどうするの?」

「ん~…とりあえず相手の貴族は俺達の情報を集めるために1日2日かけるだろうから、明日は自由行動で」

「じゃあ私はノエルちゃんとシエルちゃんの服を買いに行ってくるわね~。瑠衣も行くんでしょ~?」

「ん~…どうしよう…。クーちゃんもいるしな…」

「行ってきていいぞ。俺は俺でやることあるから宿屋に残るし、護衛は和也、頼んでいいか」

「任せておけ」

「ついでだからクーの服も買ってきてくれ。体形はノエル達とあまり変わらんし」

「わかったわ~」

「んー…じゃあ私も宿に残るね」

「いいのか?」

「うん。何かあった際に敬だけじゃ大変だろうし」

「別に気にしなくていいものを…」

「私がやりたいからいいの!」


瑠衣の言葉に俺は苦笑を浮かべつつも肩をすくめた。



翌日、朝食を食べ終えた後にさっさと和也と玲はノエルとシエルを連れ、買い物へと向かった。

俺と瑠衣、クーは宿へと残り、俺は机の上で玲が買ってきた紙へと商会の取引台帳を書き写していく。


「なにしてるの?」

「保険作り」


貴族との取引で台帳を渡したとしても、その後も素直に見過ごすとは限らない。相手が約束を破ったのなら、こっちもそれ相応の手を打つだけだ。

幸いにも、この世界にパソコンがあるわけではないので、手書きで書き写すことも(面倒ではあるが)可能だ。

クーは少し怯えた様子でこちらを見ていたが、昨日よりかは落ち着いているようだ。

食事も睡眠もとって少し顔色が良くなったようだ。


「クーちゃーん♪おいでおいで♪」


笑顔で瑠衣がクーを呼ぶが、クーは瑠衣の方へと行こうとはしない。


「ん~…まだ駄目かー」

「それだけ刻まれた傷が深いってことだろ」

「そっかー…。それで、敬、この子どうするの?」

「ん~…とりあえずどこから来たかがわからんと何ともな。故郷を探してそこに連れていくのが最終目標ってところか」

「そっか」


瑠衣はバッグから地図を取り出し、クーへと近づいていった。

ビクリと体を震わせるクーを安心させるために笑顔を浮かべ、クーの前に世界地図を広げた。


「クーちゃん、どこら辺にお家があるかわかる?」


怯えつつものぞきこむように地図を見る。魔族の土地と人間族の土地が描かれている地図はかなり広いが、大雑把でもどこらへんかわかればいいんだが、クーにはわからないようで首をかしげていた。


「ん~…やっぱわかんないか…」

「その地図じゃわかりにくいだろうしな…。あれば人間族の地図を買うか…。山とか森とかで特徴があれば探しやすいしな」

「そうだねー。ちゃんとお家に返してあげるからそれまで我慢しててね」


そういって瑠衣がクーから距離を取った。怯えているうちに何度も近づくのも悪いと思ったんだろう。


「敬―、そっちあとどれくらいかかりそう?」

「ん~…後少しで終わるぞ」

「そっか、その後どうしよっか?どっかでかける?」

「クーを放っておくわけにもいかんだろ。おとなしくしてるよ。暇なら付いていけばよかったものを」

「だって~」


少し不貞腐れたような表情を浮かべるが、唐突なノックの音ですぐにその表情をひっこめた。


「玲達帰ってきたのかな?」

「いくら何でも早すぎるだろ」

「じゃあお客さんかな?誰だろ。はいはーい、どなたですか?」


声をかけつつ扉へと手をかける。万が一も考えて一応警戒をしておく。

扉を開け姿を見せたのは門番であるはずのスティクだった。

今日は休暇なのか、ずいぶんとラフな格好をしていた。


「あれ?スティクさんじゃないですか、どうしたんです?」

「こんにちは、敬さんはいますか?」

「ここにいますよー」

「こんにちは、忙しかったですか?」

「ご心配なく、もうじき終わりますから。もう少々お待ちを」

「わかりました」


一礼して適当なところに座った。


「今日はどうしたんですか?」

「実は敬さんにお会いしたい方がおりまして」

「俺に?」

「ええ、マルシャン商会の件で」

「ふむ」


マルシャン商会関係で会いたい人物…考えられるとしたら違法品を取引していた貴族だが、それならスティクがここに来るとは思えない。となると…。


「協力者に頼まれましたか?」


俺の言葉にスティクが驚いた表情をしていた。


「…なぜそれを?」

「いえ、一兵士であるあなたが商会の調査をしていて無事だったのが少し引っかかっておりまして。普通なら一兵士程度、貴族の手によって左遷なりでいくらでも処理できますから。それをしないということは背景にそれなりに有力な貴族がいて圧力をかけていたと考えましたので」

「…さすがですね、その通りです」

「では会いたいという人は?」

「はい、その人です。我が国の宰相である『ミリアル・フォン・クロイローツ』公爵様です」




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