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87話 話し合い5.5

外で妄想中。

冷たい夜の風を身体に浴びてゆっくりと深呼吸を繰り返す。冷静になると先程、自分が葉君にしてしまったことを消し去りたいほど後悔する。生理現象・・・・・・で言い訳できるかもしれない。葉君は優しいから笑って許してくれるかもしれないけど、どうにも部屋に戻り辛い。そもそも話し合いも終わったわけではないから戻らないといけないのだが、どんな顔して戻ればいいんだ。体を丸めてまた踞って考える。ちょっとだけ想像してみよう


パターン1


「大兄の変態、最低、鬼畜、男好き」


「ち、違う、あれはそのそういうのじゃなくて」


「そういうのじゃないって言うくせに反応してたみたいだけど、僕って奥さんがいるんだよ、それも大兄の妹さん、それを知ってるくせに反応しちゃうんだぁ」


「あれは生理現象で・・・・・・その・・・・・・葉君に欲情したわけじゃ・・・・・・」


「ふふっ・・・・・・じゃあ脱いで証拠見せてよ大兄♪」


パターン2


「大兄、さっきのだけど、あれってその・・・・・・」


「あれはその、つまり不覚にも葉君に欲情しました・・・・・・」


「あっ・・・・・・そうなんだ・・・・・・じゃあ・・・・・・その・・・・・・つづきする?」


パターン3


「大兄おかえり・・・・・・」


「その、さっきはごめん・・・・・・」


「えっと・・・・・・その・・・・・・男性ってその生理現象とかあるので、大兄もいわゆるその生理現象だから大丈夫。気にしないで」


「ごめんね葉君・・・・・・嫌な気持ちにさせて」


パターン4


「大兄、最低、もう近づかないで」


「ごめんね、葉君。何でもするから許してくれないかな?」


「もぅ・・・・・・しょうがないなぁ大兄は」






うーん・・・・・・パターン3か4だと助かるんだけど。いつまでも考えていても仕方ない。スクワットを100回して体を暖めてリビングに戻ることにした。


ゆっくりのんびり更新します。

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