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38話 村はかなり危険なようでその話しを聞いています

これから向かう村には気をつけないといけないことがあるようで・・・・・・

「けっこう大事な話しなんですが」


「えっと、彼女や妻はいません。大事な人で言えば妹の奏か義弟の葉君ぐらいですかね」


意図の分からない質問に答える。


「死にたくないなら真面目に答えてください。どちらが女性っぽいですか? 」


「葉君ですかね」


即答する。


そうすると山田さんが今から俺が向かおうとしている村の説明をしてくれた。村自体はそこまで大きいわけではなく50人程の住民が住んでいる小さな村らしい。ただそこに住んでいるとある民族に問題があるらしい。そこに住んでいる民族は好みの男性に対してかなり積極的に迫ってくるらしい。何でも俺のように筋肉質で背の大きい男性がもてるらしいのだが・・・・・・


「まぁ、何人かその民族の相手をさせられて廃人(・・)になっているので、村に行くのはあまりお勧めできませんが、お客様はどうやら前のお店の契約者マスターに会いたいようなので」


んっ・・・・・・さらっと凄い事を言ってないか?


話しが終わると山田さんが指にはめるリングを渡してきた。婚約者がいますよとアピールすることによって言い寄ってこなくなるらしい。嘘とはいえ葉君には悪いと思いながらリングをつける。本当につける日がくるのだろうかとリングを見つめながら苦笑する。森を抜けて10分程歩くと小さな村が見えてきた。村の見た目は、建物などは普通に見えるが電気や水道などは通っているような感じは受け取れない。見たことのない生き物が村人と生活をしているのを見ていて、さらに異世界という言葉を信じないといけないように感じてしまう。


村の住人はこちらを見ても警戒することは無く明るく挨拶して来てくれた。何人かこちらに来ているのが理由か、それとも村でマスターが働いているから異世界の人を警戒しないのかは分からないが安心して息を吐く。しかし安心したその瞬間何かが背後から迫って来ていた。

ゆっくりのんびり更新します。

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