表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/2262

35話 今後について

前の店の持ち主であるマスターの話しを聞く為に喫茶店で話しを聞くことになった。

喫茶店に入ると周囲からちらちらと見られる。確かに変な4人組かもしれないがそこまで気にする事は無いと思うが、あまり注目を浴びたくないので奥の席へと案内してもらう。注文を取りに来る従業員が変に緊張しているのをみるともしかするとこの3人が商店街では有名なのかもしれない。


「兄さん、何を頼んでも大丈夫なんで? 」


剣さんが真剣な瞳で確認してくる。メニューの金額と財布の中身を確認して頷く。


「あぁ、そのかわり話しを聞かせてほしい」


そういうと剣さんは従業員に『いつもの』と伝える。



しばらくしてクリームとアイスで盛大に盛り付けられた大きなパンケーキとジョッキのイチゴヨーグルトが3人分運ばれてくる。そして3人の前に並べられる。彦壱君には違和感がないが2人は違和感しかない。


「いただきます」


3人が手を合わせて食べ始める。普通に食べているのを見るとギャグやそういったものではなさそうだ。甘いパンケーキに甘い飲み物・・・・・・


甘党か?


自分は運ばれてきた珈琲を3人を見ながら飲む。食べ終えるのを待ち質問を始める。


「前のマスターってどんな人だったんですか?」


「まぁ、性格は少し変わっていましたが技術的なものはしっかりしていたと思いますねぇ。わざとマニアックな注文をしても出来る出来ないがはっきりしていましたし。」


「人に恨まれるようなことは? 」


「まぁ、あっしや堅弐は大丈夫でしょうが、彦壱だとあるかもですねぇ」


口の周りにクリームをつけたままおいしそうに食べている彦壱君を見つめる。うーん・・・・・・どういうことだ? 自分より弱そうなものにだけ強気な嫌なやつということだろうか。


「まぁ、趣味や性格は人それぞれってことですよ」


はっきりとは言わず剣さんが頭を掻く。どうやら言いにくい趣味をしているのだろうか。


「もし、マスターが見つけられたら雇うのもありだと思いますねぇ。かなり良心的な値段でやっていたんで多分趣味の要素が強い気がしましたからねぇ。それに兄さんお酒とか詳しいんで?」


「まったく」


自信満々に答えると剣さんが大笑いする。目つきが鋭くて怖い人だと思ったが意外な一面を見た気がする。剣さんは彦壱君が食べ終わるのを確認すると、口の周りのクリームをおしぼりで面倒くさそうに拭いてあげて立ち上がる。


「では兄さん、ごちそうさんでした。何かあったら連絡してください」


「ごちそうさまでした!!」


「ごちそうさま・・・・・・」


3人がまったく違う形でお礼を言うとそのまま出て行く。


3人を見送った後に自分もパンケーキとおかわりの珈琲を頼むことした。

ゆっくりのんびり更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ