22話 必要な物を話し合うことになりました。
奏でのいつもの耐久力アップの負荷が終わり、お店について話し合うことになった。
朝の惨劇は、奏の体力切れで幕を閉じた。20代の頃は自分が降参したものだが、耐久力が上がっている上に日課の筋トレをしている今では奏の方が降参する形になっている。葉君のおいしい料理、奏の耐久力アップさせる負荷、この2つで俺の体はどんどんプロレスラーのようになっていった。成長していく体に不満はなかったのだが、唯一困ったことは、体がでかくなる度にシャツを買い変えていたことかな。ありすさんには『どんだけ胸板厚くなるんだ?タイヤより分厚いわ』と胸ぐらを掴まれながら胸板を触られたものだ・・・・
奏には信じてもらえないかもしれないがお酒を飲みすぎて気がついたら一緒に寝ていたことを伝えた。いい訳ではないし真実だ。それに葉君の為でもある。そんな葉君は何もなかったようにいつものエプロンをつけて朝ご飯を作っている。珈琲を飲みながらのんびり待つ。運ばれた料理を食べ終わった後に昨日の話しの続きを行うことにした。奏には、詳しく話していなかったので説明もかねて話しをする。奏も値段について怪しく思ったようだが2人がやりたいのであれば協力すると言ってくれた。
問題は、営業許可や、装飾、お酒類、食品類、など色々あるがまずは装飾からと葉君にリストを作ってもらいそれを安く購入できる所を俺と奏で探すという形になった。話しが終わると、二人は帰って行った。少し遅くなったが日課のランニングに出ることにした。日々の筋トレをやらないことを体は許してくれなかった。
ゆっくりのんびり更新します。




