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2247話 これから5

不安





「わぁ・・・・・・綺麗だね大兄」


「そうだね葉君・・・・・・」


手に持った紙コップから感じる温かさを感じながら俺のお気に入りの場所へと向かって歩く。


この場所へ来る時はカップルの邪魔にならないようにカップルがいる時は遠くから景色を眺めていたけどまさか自分がその立場でこの場所に訪れることになるとは思わなかった。





「大兄、疲れてない大丈夫?」


「俺より葉君の方が疲れてるんじゃないの?今日は葉君が居ないと大変なことになってたよ・・・・・・人を増やすことも考えないといけないのかな・・・・・・」


「うーん・・・・・・2階のこともあるしなるべく人を増やさない方がよさそうではあるよね」


「確かにそうだね・・・・・・まぁ、久しぶりの開店っていうのもあったからかも」


ベンチに座って珈琲を飲むと体の中から温まっていくのを感じる。


いつもは一人で見る景色も二人で見るのとはちょっと違うんだなと不思議に感じる。





「ねぇ大兄・・・・・・本当によかったの?」


「葉君と付き合うって決めたこと?」


「うん・・・・・・珍しいね大兄がそう言うなんて・・・・・・大兄はそういうのあまり気が付かないから・・・・・・」


「ははっ、まぁそうだね。でも付き合うって簡単に決めたわけじゃないし葉君のことを考える時間が増えたからかもしれないね」


「そうなんだ・・・・・・僕のことを考えてくれるのはめっちゃ嬉しい・・・・・・でも」


葉君の表情が曇るのを感じた。



ゆっくりのんびり更新します

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