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2239話 告白のこたえ11

順番







俺が辺りを見回すとあるものに気がつく。


いや、気のせいかもしれないともう一度確認するとやはりそこにいた。


入り口の扉が半分ほど開いていてそこから葉君と俺の様子を眺めている葉君の母親がいた。





『葉ちゃんがんばれぇ♪』


「がんばれじゃないですよ!!」


「か、母さん!?」


俺の声に葉君も気がついたようで今までにかかっていた力が緩くなるのを感じる。


その隙というわけではないが葉君を上から降ろして部屋を出て葉君の母親の背中に回り込む。



「あらあら、大ちゃんだめじゃない逃げたら?」


「いやいやいや、母親としては怒る場所ですよね?止める場所ですよね?」


「うーん、どうかしらねぇ?だって葉ちゃんからの感じだったし応援するのが流れかなと思って」


「じゃあ俺からだったら止めてたんですよね?止めてましたよね?」


「止めないわよ♪」


「結果的に変わらないですよねそれ?」


「とにかく話がしたいので出直します。葉君のお父さんは何時頃帰って来ますか?」


「うーん、20時頃には確実に帰ってきてると思うけど」


「じゃあ、その時間に出直します」


葉君を抑えてくれている母親に感謝して家を出る。


葉君の父親が帰ってくるまでに準備を終わらせるために一度帰ることにした。


ゆっくりのんびり更新します

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