表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2229/2262

2216話 報告4

溜め込んだもの





「なんとなくそう思っただけだ・・・・・・あれだけ二人に会いたくて帰った葉がすぐにまた帰ってきたんだ・・・・・・なにかあると思ったんだよ」


「あらあらあなたって葉ちゃんのことが本当に好きなのね♪」


「母さんみたいに上手く接することができないからなにかを感じるくらいはな・・・・・・」


「ふふふっ、葉ちゃん、私も父さんも葉ちゃんのことを愛してるわよ。犯罪はだめだけどそれ以外のことだったら世界や宇宙や別の世界が敵になっても味方だからね♪」



「父さん・・・・・・母さん・・・・・・僕ね・・・・・・僕ね・・・・・・最低なんだよ・・・・・・あのね僕ね・・・・・・奏さんのことをねり・・・りよう・・・・・・してねぇ・・・・・・っ、ひゅ、ぐひゅ・・・・・・」




言葉を出せば出すほど感情が高ぶっておかしくなって


額からは汗が


目からは涙が


鼻からは鼻水が


口からは涎が出て



好きな人に見せたら間違いなく断られる顔で僕は自分の気持ちを父さんと母さんに伝えた。


言葉になっていたかは分からない。


ずっと泣いていたような気もした。


何秒だったのか何十秒だったのか何分だったのか下手した数時間だったのかもしれない


でも父さんと母さんは最後まで僕の話を聞いてくれた。


話が終わると父さんと母さんに抱き締められていたような気がする。


そう思うのは意識が薄れて消えたからだ




ゆっくりのんびり更新します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ