2215話 報告3
予感
「えっと・・・・・・あの、僕って話があるって母さんか父さんに言ったかな?」
父さんの言葉で早くなった心臓の動きを、深呼吸して落ち着かせながら二人に確認するように質問する。
「いや・・・・・・聞いてない・・・・・・」
「母さんも聞いてないわよ。父さんがこの時間まで起きてるの珍しいからなにかあるのかなって思ったぐらいよ」
二人の答えから考えると僕を待っていたわけじゃないみたいだ。
母さんは基本的には僕が帰ってくるのを寝ずに待っていてくれるけど父さんは違う。
そう考えると新聞に気になる記事があってそれをずっと読んでいただけってことかな?
父さんは仕事人間だから夜更かしは休みの日以外はほとんどしないからね。
お酒を飲み過ぎて母さんに怒られる姿はよく見るんだけど・・・・・・
「なぁ葉・・・・・・母さんと父さんになにか話したいことがあるんじゃないか?」
「えっ!!?」
せっかく少し落ち着いた心臓の動きが一気に高鳴るのを感じた。
なんで父さんはそう感じたんだろうか?
「あらあら、そうなの葉ちゃん?」
母さんも僕に確認してくる。
母さんの表情を見る感じだと本当に知っていなかったと思う。
そう考えるとなんで父さんがそう思ったのか分からない。
起きていたことを考えるとなにか確信のようなものがあったのかもしれないけど・・・・・・
ゆっくりのんびり更新します




