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2214話 報告2

家族



「あらあら葉ちゃん、いつもよりお風呂に入ってる時間が短いのね。もしかして体調が悪かったりする?お薬用意する?」


「大丈夫だよ母さん。特に体調が悪いってわけじゃないから・・・・・・」


薬箱に向かって歩いている母さんに声をかけると、頷いてから少し不安そうにしながらキッチンへと向かって行った。


父さんは新聞を読みながら首を回している。


いつもと同じような気もするけどこの時間まで起きているのはやっぱり珍しく感じた。


日にちが経てば経つ程言い難くなっていくと思うので父さんも母さんも起きてくれていてよかったと思う。






「はい、温かいお茶よ。これで少しは落ち着くんじゃないかしら?」


父さんと対面に座って新聞を読んでいる姿に一言めが話せないでいる僕に母さんがお茶を運んでくれた。


「ありがとう母さん」


本当にありがたく感じながらゆっくりと温かいお茶を口に含むと、ゆっくりと体内から温かくなっていくのを感じた。



「どう葉ちゃん、少しは落ち着いた?」


「うん、少し落ち着いたよ母さん。ありがとう」


新聞を読んでいた父さんが新聞をたたんで読むのをやめる。


もしかして寝てしまうんだろうか?


時間を考えたら当たり前と言えば当たり前なんだけど


どうにか父さんを止めようとなにか言おうとするが中々声が出ない。


そもそもなんて言うかなんてあまり決めてないんだけど



「葉、話があるんだろ?焦らないでいいからゆっくり話しなさい」


僕にそういう父さんの言葉に体が震えた。


ゆっくりのんびり更新します

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